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朝日記 170601 ドイツエアハルト大学 ヘルマン-ピラース教授 との交流 経済学と熱力学についてと今日の絵

2017-06-01 11:00:15 | 社会システム科学

朝日記 170601  ドイツエアハルト大学 ヘルマン-ピラース教授 との交流 経済学と熱力学についてと今日の絵

(本稿は朝日記 170425  きょうの絵とドイツの学者への交信の記録再編集2017-6-1 したものです。 筆者記録番号No.7830 ) 

おはようございます。ドイツの経済学者ヘルマン-ピラースとの熱力学と経済学との会話の記録です。

絵は  薔薇です。

 (目次)

 徒然こと 1 コメントを送ること

 (熱力学と経済学とのつながりについてのドイツの学者の論文)

 徒然こと 2 ピラース教授に送った手紙のこと

経済学と 物理化学(熱力学と化学反応(運動)論)の親和性について)

 徒然こと 3  (ヘルマン-ピラース教授からの返事)

 徒然こと 4  (ヘルマン-ピラース氏の略歴)

 (本文)

徒然こと 1 コメントを送ること(熱力学と経済学とのつながりについてのドイツの学者の論文)

 このひとの論文は面白いです。 個人の記録日記として記載しました。

ものごとがうごくのはエネルギーがベースですが、エネルギーがおおきいことは人間にはいいことですが、ただおおきければいいというわけではありません。エネルギーには質があります。 

熱力学は、そのようなことを教えてくれる物理学です。経済学では燃料などのエネルギーは単なる与件としてあらわれ、それ自身の質は、与件(品質仕様)として市場での付加価格(つまり価値)としてのみあらわれます。それ自身のエネルギーのもつ価値は、問題から消えます。

したがって、資源としてのエネルギーは、経済では付加価値としてあらわれる熱力学と経済学との関係は間接的です。

品質ということでグレードで評価するので、質そのものが経済全体にどう影響するかは、あまり本質的ではないようです。

ところで熱力学ではエネルギーの質についてのインデックスがありこれがエントロピーです。このインデックスは工学部の学生を理解に悩ますので有名です。 たとえばエンジンの効率といったばあい物理量として人間側の価値が入ってくるので、これが客観量であるか議論が分かれるところです。 工学部なら人間側の価値に立つから、あまり動揺はしませんが、理学部のひとならどうでしょうか。

熱力学は、熱統計力学という分子次元での運動の状態のインデックスとしてGibbs-Boltmannの式でエントロピーを導入しています。結晶のようにきちんと並んでいるのと、液体のような分子がある範囲でゆれているのと、気体のようにその空間で目いっぱい運動しているのとの違いは、秩序という見方で定量化しようとします。秩序はやはり人間からの見れば価値です。しかし一方で、人間の価値からの操作(測定するという操作はありますが)の影響をこえて、自然の秩序があらわれる。それに関心があれば、やはりエントロピーというインデックスが意味をもってきます。

物理学は人間の外、つまり客観を対象としますがそれが存在するかどうかを問題にするには、それを人間がどのようにして知るのかという認識論の世界と付き合わなければ、ならなくなります。 つまり、分子の状態を知りたいという出発点で、認識の意志(自由意志)の前提があります。 したがってエントロピーは、物理学という人間のなせる認識の手段というかぎりで、状態の質を知るという価値からはのがれられません。

したがって対象の質(秩序)としてのインデックスとしてエントロピーがあらわれます。

 ところでこの秩序というのは、何か、物理量としてなんであるのかという素朴な質問がでます。 知ること自身に質がある。 その質を対象としたときこれを「情報」ということに定義します。

熱で分子がゆれている、結晶になる 温度という物理量があるがそれとエントロピーという量が関係している。もうひとつその揺れ具合ということに着目すればこれは「情報」のエントロピーとなります。

上では分子という無機的な対象の揺れでしたが、分子でも高分子となるとやや複雑な揺れとなります。さらにバクテリアなどの単細胞などになるとその挙動でかれらの秩序をいかに観測して、情報量としてエントロピーが対象になるはずです。

さらに ずっと巨大な情報系の人間の経済、市場系ではどうなるか。ここでながらく不文律であったのは、人間は自然とは違うということで経済学などの社会科学は、物理学つまり自然科学と論理基盤が違うということで、相互不干渉できたようです。人間の意志 意志の決定の自律・自由度の独立の問題から来ています。(一方人間は身体をもつ自然の物理的存在でもあります)

それはそれで、当面やむを得ないわけですが、こういう、問題はどうでしょうか。

経済学では、GDPがその経済的量エネルギーとして、またGDPper Capitaがそのエネルギーの質として よくつかわれます。その他

エンゲル係数やジニ係数などある質的なインデックスとしてつかわれます。 

ここで熱力学では トータルエネルギー = 人間の役に立宛てるための取り分 (H)+ 残りで環境に放出する分(S)

で考えます。 基準を同じにしますから 上のトータルエネルギーはGDPper Capitaとします。

そうすると 中身がふたつにわかれます。 社会でのHの部分をなるべく多くしようということをねらいます。 Sの部分はなるべく少ない方がよい。 つまり社会のエントロピーを考えていることになりますが、このようなことを経済学がどこまで追及しているのか知りたいところです。 エンゲル係数とジニ係数くらいでよいのでしょうかね。

もうひとつ、Sが徹底的に小さいのがよいのかという問題があります。環境系からいうと、Sの部分は 環境としての残余の能力つまり資源という見方がでてきます。これが小さいと、自然は 自由度 つまりなんらかの変化への吸収力を失ういうものです。

人間からみればHが自由度、自然からみればSが自由度という逆価値になります。 こういう考えがただしいかが興味のあるところで、

Hermann Pillath この論文の著者は、この問題と真正面に取り組んでいます。そういう意味でこの論文に注目しています。

蛇足ですが、たとえば学校というのは制度でこれはHの部分です。ところが、人間が自由にあそぶ、考えるなどというのはSの部分です。

社会の活性化はHだけで考えると、閉塞化してしまいます。無駄なようですがSをある程度おおきしておかないと元気がでない。したがってあたらしいものが出てこない。 発想や発明は、もしかしたらSの部分が源であるのかもしれません。 カスケード式に Sが またわけられてH とあたらしいS'

なっていきます。 Sがおおきいままでもったいないとおもうと、すでにそれはHの意志となるということになりましょうか。

はなしは飛びますが、外国資本でもっぱら経済が回っているのは、Sが少ない状態です。 民族資本を大きくしておく意味があります。

政府の財政が悪化していても、国債が自国内で吸収しているうちはHが保証されます。しかし、国民が汗をわすれる。活力がなくなるとどうなるのかという問題があります。(私の両親は、私の将来のために戦時国債2000円を買いました。戦争に負けて、インフレで水泡に帰しました。それでも日本は残ったということになりますが、この議論はそう簡単ではないですね)

これもエントロピーの問題です。 ご興味のある方は、ピラースの論文に注目ください。

 ~~~~~

徒然こと 2 (ピラース教授に送った手紙のこと~経済学と 物理化学(熱力学と化学反応(運動)論)の親和性について)[1]

ピラース教授、

私は荒井康全(化学工学技士、1938生まれ)です。先年亡くなられた青木昌彦博士のネットで、貴方の論文に接する機会を偶然に得ました。私は、社会的制度論の注目論文として、理解し、これらを所属する総合知学会において紹介しました。

唐突ですが、貴方の論文のなかでの以下の部分において、貴方と接触を希望します。

1.「私は、熱力学の展望が科学と方法論の哲学において、まだよわい基盤しか持ち得ていないということ、そして、このことが、熱力学的理性の経済学への統合化に対して、もっとも責任あることであることを論じたい」

2.「対応的にみれば、熱力学は経済成長を説明していないが、成長が生起する条件つまりエネルギー的制約をのみ説明をし得ているようである」

 ご指摘のように、熱力学は、機械工学、化学工学や情報工学などで見られるように科学史ではそれぞれ多様なルートを経てきました。

それぞれの定義が異なる表現となっていて、これを単一形式にするために苦闘している歴史といえるかもしれません。

最大エントロピー生成のジェーンズ理論は、これはあなたは詳細に説明していますが、これが単一化の目的には有効な手段を約束する理論であるということも同意します。

上記項目1について、熱力学が教えるところが経済学への結合がまだよわく、なおかつその結合が緩慢であるあなたの説に、まったく同意するものであります。

項目2については、貴方は成長という意味に関して経済学的な力学性について熱力学がそれをカバーする能力の現状に、ある悲観的な感覚をおもちです。

ところで、いまここで、あえて物理化学の標準的なテキストにそって、熱力学と化学反応(運動)論について取り上げたいとおもいます。

これらの知識のもとで、つぎの二つの方法論が、エネルギー消費(放出)にともなう物質間での反応プロセスや現象に関して、用意されています;

1.化学反応(運動)論は、物質状態とエネルギーの双方の変化への物理化学的(時間依存性)知識であります。たとえば、核物質放射減衰、二酸化炭素グリーン効果減衰、高分子合成反応、などです。

2.化学熱力学  物質状態とそれに対応するエネルギー状態の変化に対する物理化学的ポテンシャルに関する知識

 私は、したがって、反応(運動論)と熱力学のふたつに注目することを推奨します。これらは、理論的にも相互につよい結合のなかにあります。

理論的に、これらを熱力学と経済学が相互に近くに立っていることを考慮しておくことがであります。そうです、供給・需要に関する経済的安定平衡理論とこの化学反応(運動)は同じカテゴリーにはいるとおもいます。

エントロピーは、理論的に物理的状態と人間状態(貴方の用語ではAnthropcene)との間で相互に結合する非常に有力な指標であると考えます。

人間の意思性からの生ずる可能性(利用性)としての物理的指標であることに注意を持つべきことであります。

多結合ニューロシナプスについて、それが如何に働くかブラックボックスの箱を開く、鍵となるアイディアです。 基本的には、ニューロ信号の実験的測定が実施される必要があります。ひとつの有力なイメージとしては、すでに成熟している制御工学理論が、動的な信号処理の仕方(これは、時間進行的プロセスです)を示唆しておい、無視できないものであります。

私はまた、化学反応(運動)論による数学的モデリングが現象の多階僧を結合するための

手段の一つであること敢えて申し上げます。

非常に自然なことですが、エントロピーが人間活動の質的指標と繋がる可能的親和性の中心の役割りをになうことを約束します。これは貴方の先の論文にても論じられた経済学においても同様であります[3]

敬具。荒井康全 2017/4/25

 ~~~~

徒然こと 3  (ヘルマン-ピラース教授からの返事)[2]

信愛なる荒井教授、ご返事が遅れたことに深甚なるお詫びをもうしあげます。

私は、化学の記法を経済学に応用することはもっとも約束された筋であろうと考えます。しかし、それを行う時間を持ちません。貴方がお読みになられた論文は、この件については、古く、私の最新のものでは、さらに改良してあります。

まず、私の著書'Foundations of Economic Evolution'があります。ここでパース的なアプローチをさらに手を加えて洗練させています。これは、Saltheと私との共同論文での圧縮版ですが、エネルギーと成長に関して三つの論文を本便にてお送りします。

今後とも連携をとっていければ幸いです。 敬服。

 カルステン・ヘルマン-ピラースより

2017-5-8

~~~~

徒然こと 4  (ヘルマン-ピラース氏の略歴)[3]

Carsten Herrmann-Pillath[i]

(ウィッキペディア よりhttps://en.wikipedia.org/wiki/Carsten_Herrmann-Pillath )

カルステン ヘルマン-ピラース(1959 224日生まれ、サクソニー-アンハルト、デッソウ出身)。ドイツの経済学者で支那学者。彼は、進化的経済学の教授で、ドイツのエアハルト大学、先端文化社会研究のためのマックス・ウェーバーセンターの生涯フェローでる。

ヘルマン-ピラースは、経済学の境界流域的な基礎に広く貢献している。これは経験的研究と政治設計との関係、特に 中国経済と国際貿易政治tの研究においてである。

彼の基本的な哲学的資源はヘーゲルとパースである。進化的およびエコロジー経済学ecological economics の分野で、経済成長の理論を提案しており、これはエネルギーと情報の概念を取り上げ、基盤的な理論構成かためをしている。彼は制度論の自然化理論を手掛け、中心的応用として金融をとりあげる。これは、青木昌彦の制度論理論である現代的なニューロ経済学と行動経済学を結合したものである。

彼の制度論理論は遂行性‘performativity’の記法に焦点をおき、それは、社会学と哲学での最近の展開と繋がっている(行動-ネットワーク理論actor-network theory、科学技術研究)。

国際経済の分野では、彼は 思慮深い貿易‘deliberative trade policy’を提案している、これはWTOへの応用と関連している。 支那に関する長期に亘る研究は、中国経済の文化理論に濃縮させてきた。これは儀式‘ritual’の概念が中心になっている。彼の現在は、経済の限界判断理論‘critical theory of the economy’の研究が進行中である。

 

Carsten Herrmann-Pillath

 

徒然ことおわり

 


[1] Multi-disciplinary Knowledge

https://www.facebook.com/groups/sougouchi/?fref=ts

http://www.sougouchi.org/blog/

 

[2] Carsten Herrmann-Pillath; Constitutive Explanations as a Methodological Framework for Integrating Thermodynamics and Economics, Entropy  2016,18, 18:103390/e18010018,  www.mdpi.com/journal/entropy

[3] Carsten Herrmann-Pillath;Entropy, Function and Evoution:Naturalizing Percian Semiosis, Entropy 2010,12,197-242;doi10.3390/e12020197

 

 



[1]

 cahepil@online.de

2017/04/25

To Professor Carsten Hermann-Pillath

From Yasumasa Arai

Araraiypol1a@nifty.com

https://www.facebook.com/yasumasa.arai.54

Minami-Tsukushino, Machida City, Tokyo, 194-0002

Japan

April 25, 2017

 Theme

Professor Pillath,

I am a retired chemical engineer in Tokyo, male, born in 1938.

I am very glad incidentally to have an opportunity to have read your papers, after Blog of Dr, Masahiko Aoki (past way).  Then, at my academic society , names as Multi-disciplinary Knowledge[1] meeting, I have introduced your papers as one of  aspects on a social institutional treatment matter.

 

Sorry, in short, I am at this moment, encouraging myself to hope to contact with you on  the matter below with you;

I have much concerned to paragraphs of  the Introduction of your paper [2] as follows:

1.   I argue that the thermodynamics perspective has been weakly grounded in philosophy of science and methodology, and that this is mostly responsible for the slow integration of thermodynamic reasoning into economics

  2. Correspondingly, as far as the energygrowth link is concerned, thermodynamics would not explain economic growth, but only the energetic constraints under which growth occurs.

 I have quite agreed with you on item 1 as your thermodynamics perspective weakly and slow connection to economics.

As for item 2,  you have some pessimistic feeling on power of thermodynamics for covering ability with economic dynamics in terms of  growth.

Thermodynamics has, as you mentioned, multiple routes of science history, such as mechanical engineering,  chemical engineering and imformation engineering,etc..

It may be thought a history of hard struggling themselves for unifying format from different ones of definition on it.

I also agreed with you, that Jaynes theorem of Maximum Entropy Production, which you have touched it in detail connotation, is a really promising theory for the purpose for its unification to accommodation to working ability.

By the way, I dare to talk here to you about thermodynamics and chemical kinetics along the standard textbook of Physical Chemistry.

Under knowledge of them, the following two of   methodologies are well facilitated  with respect to process or phenomena of reactions between matters with energy consumption(or release):

1.   Chemical reaction kinetics   as standard knowledge on physico-chemical dynamics(;time dependent) to change both of  matter state and energy. For instance, nuclear material radio activity decaying, CO2 green effect decaying, Polymer chemical reaction ,etc.

2.   Chemical thermodynamics   scientific knowledge on physico-chemical potentiality to change of  state of matter and corresponding state of energy. 

I am, therefore, recommending you to pay both of kinetics and thermodynamics.

These are under theoretically strong connection.

Theoretically, you take both of them into consideration, thermodynamics and economics are getting to stand close each other. Yes, I remember, Wallaths economical equilibria  theory is in the same category with chemical kinetics.

I think entropy is quite promising index which connect technologically each other between physical states and human state(as your term, Anthropocene)

Because it should exactly be notified that is an important physical index  as   potentiality (or availability) from human intentionality.

 Supposedly, multi-connected neuronal synapse link is a key idea to make open black box how it works.   Fundamentally, experimental measurement of  neuro signals are necessary handled to implementation.  As easy to imagine, conventional control technology talks us dynamical signal treatment (which is time proceeding process) are indispensable.

I can also say chemical kinetics modelling are power full and  far reach one for unifying multi level of phenomena which will get together in the mathematical forms.

Very naturally, entropy is promising us to have a core role of potential affinity to link with quality index of human activity , such as economics as being treated in your previous paper [3]

 Thanks. With my Best Regards.

Yasumasa Arai  April 25, 2017 

[2] Sent: Monday, May 08, 2017 10:32 PM

Dear Professor Arai, 

 My sincere apologies that I did not reply earlier.

 I think that applying chemistry notions in economics would be most promising, but I never had time doing that.

 The papers that you cite are mot my most recent work on these issues, I think I improved a lot.

 Firstly, there is my book 'Foundations of Economic Evolution', where I elaborate on the Peircian approach (see review attached), which is compressed in the joint paper with Salthe, and I attach three more papers on energy and growth. 

 Hope to stay in touch! Best wishes Carsten

      Carsten Herrmann-Pillath

[3] Carsten Herrmann-Pillath

From Wikipedia, the free encyclopedia  https://en.wikipedia.org/wiki/Carsten_Herrmann-Pillath )

 Carsten Herrmann-Pillath (born 24 February 1959 in Dessau, Saxony-Anhalt) is a German economist and sinologist. He is the professor of Evolutionary economics and Permanent Fellow at the Max Weber Centre for Advanced Cultural and Social Studies, Erfurt University, Germany.

 Herrmann-Pillath contributed widely to the cross-disciplinary foundations of economics, with applications in empirical research and policy design, especially in research on the Chinese economy and international trade policy.

 His essential philosophical resources are Hegel and Peirce. In the field of evolutionary and ecological economics, he proposes a theory of economic growth that takes the concepts of energy and information as fundamental building blocks. He elaborates on a naturalistic theory of institutions, taking money as a central application, which combines modern neuroeconomics and behavioural economics with Masahiko Aoki’s theory of institutions.

 His institutional theory focuses on the notion of ‘performativity’ and ties up with recent developments in sociology and philosophy (actor-network theory, science and technology studies).

 In the field of international economics, he proposes the new paradigm of ‘deliberative trade policy’, with applications on the WTO. His long-time research on China has been condensed in a cultural theory of the Chinese economy, that centres on the concept of ‘ritual’. Currently, he works on a ‘critical theory of the economy’.

 



 


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3 コメント

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トライボロジーのパラダイムシフト (内燃機関研究者)
2017-06-08 21:32:41
島根大学の客員教授である久保田邦親博士らが境界潤滑の原理をついに解明。名称はCCSCモデル「通称、ナノダイヤモンド理論」は開発合金Xの高面圧摺動特性を説明できるだけでなく、その他の境界潤滑現象にかかわる広い説明が可能で、更なる機械の高性能化に展望が開かれたとする識者もある。幅広い分野に応用でき今後潤滑油の開発指針となってゆくことも期待されている。
最近のトライボロジー、境界潤滑のことなど (あらいやすまさ)
2017-06-17 17:29:53
(内燃機関研究者)様
ご投稿ありがとうございました。き
「境界潤滑」、「CCSCモデル」等々 トライボロジーの世界も 大きな技術革新が起きつつあるのですね。勉強します。
ラマン分光が魅力的 (表面科学関係)
2020-05-15 00:40:49
 まあこれはコロナウィルルス発生の混乱にも関わらず人類史的偉業になるだろう。ニュートンの万有引力の発見の当時ペストが流行っていた時代背景にも似ている。さて境界潤滑とは機械の潤滑油を介した摩擦であり、誰もがつかっているにも関わらず真剣に考えてこなかった。そのため実験結果はものすごくバラツキ、巷にはデマが飛び交い、特効薬が開発されてもそれがどうしてよくするのかも分からない世界がトライボロジーにおける問題点だった。
 それに果敢に挑戦しているのが久保田博士他数多くいるのも確かだ。あるトライボロジストはノーベル賞物理学者ヴォルフガングパウリの「表面は悪魔がつくり、結晶は神が作った。」という引用のもと、これを嘆くのだがCCSCモデルほど具体像を示せなかったのも事実だろう。

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