おひとりさまの介護

母が認知症になった。なにもわからなかった介護の世界との格闘記

タフな戦中派

2017年04月07日 | Weblog
インフルエンザのあと、初めて見に行った母は浮腫んでいた。
顔もそうだし、脚も。
飲まず食わずの間は小さくなっていた耳下腺腫もまた膨らんでいた。

鼻チューブのせいなのか、呻く母の声を聞きつけて看護師さんが見に来た。
あまり変化はないという。
「桜が咲きましたよ」と何度も呼びかけ、たまに目線の先が合うものの、結構目をむいて上や横を見ていることが多い。

やっぱり不快感があるんじゃないかな。
病院に入れてしまえば家族や周りは少し安心というのはあると思う。
でも、最期はやっぱり病院なのか、という無力感にさいなまされる。

最近の週刊誌の特集もあるけど、自立を失った後長生きしすぎなんじゃないかな。

グループホームのときの入居者さん家族が、母がまだ施設で看取り体制のときお見舞いに来てくれたたが、その母上は認知症なだけで身体は至って丈夫。
「お母様、100まで大丈夫ですよ」と言ってあげると、
「その前に私がまいっちゃいますよ」


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