母は日曜や休日におかしくなることが多い。
といっても、服薬確認のヘルパーさんは日曜の朝も来るし、昼はご飯を作りに別のヘルパーさんも来る。
それでも夕飯を作りに私が行くと、○子ちゃんは?X子ちゃんは?と従姉妹たちがどこにいるのか問うてくる上、地方にいる叔母までここにいないのはおかしい、というような言い方をする。
いつものように祖母や叔父まで生き返っている。
やはり日曜は会社が休みでひとけがないからこうなってしまうのだな、と思う。
「お母さんが夜さびしがるから、この前、夜ヘルパーさんに来てもらったのにお母さん機嫌が悪くなったじゃない」と言うと、
「来なくていい、自分のうちだから」という。
身内はいいけど、ヘルパーは嫌なのだ。
家族にとっては困ったちゃんである。
1年ちょっと、すこしずつ母を慣らしてきた。
未亡人同士の、母の妹である叔母ともう少し過ごしてもらえるといいのだが、
「○子叔母ちゃんもひとりなんだから、たまには泊まってもらったら?」と言うと、それは歓迎の様子だ。
だが、叔母は嫌だろう。
要するに、秘書にとっては上司、妻にとっては夫。
お守りをしてもらうほうは一緒にいたくても、するほうは居たくないのである。
といっても、服薬確認のヘルパーさんは日曜の朝も来るし、昼はご飯を作りに別のヘルパーさんも来る。
それでも夕飯を作りに私が行くと、○子ちゃんは?X子ちゃんは?と従姉妹たちがどこにいるのか問うてくる上、地方にいる叔母までここにいないのはおかしい、というような言い方をする。
いつものように祖母や叔父まで生き返っている。
やはり日曜は会社が休みでひとけがないからこうなってしまうのだな、と思う。
「お母さんが夜さびしがるから、この前、夜ヘルパーさんに来てもらったのにお母さん機嫌が悪くなったじゃない」と言うと、
「来なくていい、自分のうちだから」という。
身内はいいけど、ヘルパーは嫌なのだ。
家族にとっては困ったちゃんである。
1年ちょっと、すこしずつ母を慣らしてきた。
未亡人同士の、母の妹である叔母ともう少し過ごしてもらえるといいのだが、
「○子叔母ちゃんもひとりなんだから、たまには泊まってもらったら?」と言うと、それは歓迎の様子だ。
だが、叔母は嫌だろう。
要するに、秘書にとっては上司、妻にとっては夫。
お守りをしてもらうほうは一緒にいたくても、するほうは居たくないのである。