
「散歩のとき噛むのが困っています。それ以外はお利口なんです」
と連絡をもらい通学コース1クール(5回)行ってくれたワンちゃんに久しぶりに会いに行きました
「古海さんと会ってしまうと
やらないと思うので、こっそりお願いします」
ということで、車待機なんです(笑)車内からパチリ
おっ家からでてきた いつもの様子でるかな?と不安ありましたが、
期待を裏切らない噛みっぷり 行った甲斐がありましたよ
吠えのオマケつき!
私が車中から見た、「【人と犬の心理状態のやりとりは、こんな感じになっているなぁ】を書いてみますね
わんこが外に出た喜びから興奮して、目についたリードを噛む
飼い主さんに引っこ抜かれる
取り上げられたー返せー
「ダメ」今度こそ取られまい、もう一回だと引っこ抜いた、そうだ
わんこが欲しい部分高い場所に移動したら諦めるんじゃないかな?やってみよう
うわーーー届かない!負けるもんか絶対取るぞ エイッ飛べば届きそうだ
飛びつかれて押し出された
、しかも噛んでて痛い、もうやだ、しつこすぎる なんとかしなきゃ
まだ動いてる(リード)離れていくものって魅力的だ、もっともっと
こんなに短くリード持っているのに、その手ごと噛むなんて・・・もう手におえない助けてー
*******
こんな状態を、しばらく眺めさせてもらいました。
考え方としては
「やめさせようとしない!何をしたらいいのか教える」
これが犬も納得する、人も褒めてあげられることに繋がるんだけれど逆をやってしまっています。
今回のケースであった考え方と逆の行動
力ずくで引っこ抜く
ダメとか言葉で制止しようとしている
押されて下がってしまっている
また噛みにくるのか!?!?様子を見ている間がある
取り上げられる 怒られるの連続になっている
力で勝とうとすると、犬も同じことをします。どっちも負けたくないから戦いのような散歩になっていました
プラス犬の顔から欲しいと思っている対象物が離れていくということは、犬からしたら「追いかけたい」って
気持ちになる動きなんです。工夫した飼い主さんの気持ちは解るんだけど残念
テストがあれば出ますよってくらい覚えて置いて欲しい!
飛びつかれて押されるのも、同じです。犬からしたら飼い主さんが離れていったので、更に追いかけたくなる
言葉が多いのは火に油注ぐ状態です。興奮を手伝うことになるので無言で対応したい
注意ばかり続くと「やりたいのに何でやれないんだ」ってイライラが増えて、より手に負えません
様子を見ている間は人間的に例えるなら「作戦会議」犬は「奪還作戦」
もう一度、考え方に戻りましょう
やめさせようとしない!が大事
噛まなければいいのにって、犬にどんな行動をしてほしいということかを伝えるということ
間の取り合いじゃなく、次々と指示を出して、褒めてあげられるようにしましょう
車に飛び出すなら、
× 車に行っちゃダメじゃなく、(リードをグルグル巻いて短く持つ+引き戻すと、もっと車に向かっていこうとします)
〇 私の側においで (わんこ側から人間に近づくようにする。来た後はリードはゆるめて居心地よくします)
何をしたらよいのかを教えるというのは〇をやる!ということになります。
余談ですが「あんまり構わないほうがいいですよね~主人と子供に構ちゃダメって言うんですけど聴いてくれなくて・・・」と奥さんがおっしゃるので
「犬的に考えると、私の方に来てって言えばいいんじゃないですかね」 と回答したら
なぜか!大笑いでした 人間だと、どうなるかは私も解りませんが(笑)
「やめてよ」って言われるより「こうして欲しい」って言われた方が行動したくなりませんか?
あっもちろん普段から教えてないと やってほしい行動を犬は知らないからできませんよ~
やめさせるにはって考えると勝ち負けの罠にはまります
何をしてくれたら嬉しいかって考えてみてください
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