わんこーちんぐ

★わんこは無限大★

訓練士が見ている視点・考え方

2012年10月25日 | わんこーちんぐ

本日は手書きの画像をトップに持ってきました

色々な種類の線を書いたんですけれど、これを、しつけ前の犬の状態だと思って下さい。

 

例えば上からいっくと、我が強いタイプ基本真っ直ぐなのにクセもある

その下は四角四面四角多面(造語)頭固い部分と柔軟さが豊富、中間があまりない

とまぁ、スタート時は思考とクセが何かしらあるんです。

 

 

しつけ開始する前に必ず「ワンちゃんがどうなったら理想でしょう?」と伺います

理想の形を円と答えてくれた仮定で話を進めます!理想が決まった所で取りかかるのは

グニャってなっている部分、角になっているところ、などを一旦フラットにすることを目指します。

クセを放置して無理に丸くしようとすると犬から反発が起きる、このままで本当に理解してるの?と

飼い主さんが不安に思う!形だけ変えても元に戻りやすくなる これでは根本の改善にならない

 

①今までの経緯でついたクセ・問題行動を改善 (線を真っ直ぐに)

②理想の形になるよう道を作ってバランスを取る(円に近づける)

③飼い主さんに新しい接し方、指示の出し方を伝える(反対側から円を書いて歩み寄る)

 

②がしつけの科目を教えるってことになります①はあまり知られていない部分だと思いますがいかがでしょう?

円はどちらかだけ頑張って描くものではない

円は「円満」つまり関係性ということ!犬だけ変えようとしても無理、人だけが頑張っても平行線をキープするだけ

どの世界でも相手が人でも犬でもお互いが歩み寄るって必要不可欠


 

 

トップ写真の曲がって角ばっていることは悪くない、ただの現状ですもん!

人と犬を繋げるにはこんな視点で人と、犬と双方のバランス、家族構成、住宅環境、なんかも視野に置いてます。

図に表すと、少しは伝わりやすいなか~って試みで書いてみました。


しつけは人間関係にも、そのまんま言えることが多いな~~~多いったら多いな~~~とつくづく思います。※特に色々な線の部分ムフフ

応用がかなり広いです犬と楽しく生活しながら、しつけを通して変化していく愛犬から学び、職場・プライベート・異国(旅行先)どんな場所でも

お互いにとって良いところ、歩み寄れる関係が広まるのが、私の理想


今日も読んでくださって有難うございました

 

 




 


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2 コメント

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個性 (都の母)
2019-01-26 21:55:38
 一瀬欽哉先生の最終章のコメントに書いて下さったお返事の中のURLをたどってここに来ました。ありがとうございます。
 私が風邪を引いてて2週間ほど都の訓練がお休みになっています。何にでも興味津々な月齢11ヶ月のアメコカの都は、初めてのヒートが終わり、また一層心身ともに大人になったと感じます。今は外に出られない分、家の中での知恵比べの毎日です。うちは築50年の鰻の寝床のような仕事場を併設する家です。仕事中はCAGEの中か一部屋に閉じ込めて置くのですが、今日は仕事場のドアをノックする音に驚かされました。都でした。重い木製の引き戸を横にずらし部屋を出、アコーディオンカーテンを開け、階段で2階に上がり、そこから別の階段を探し当て階下に降り、段ボール箱のバリケードを破り、仕事場のドアの外まで来ていました。👀 部屋から脱走したことを𠮟るべきか、色んな障害を乗り越えてここまでやってきたことを褒めるべきか? 迷うことなく、つい抱きかかえてしまいました。(ですから、またやるでしょうね・・)(^^ゞ 家の中でも色々と危険を伴うのでこれからはCAGEの中で待たせるようにします。

ところで、檻=CAGEですが、日本語では「ゲージ」ですか?「ケージ」ですか?
Unknown (ふるよ)
2019-02-01 13:15:33
アメリカンコッカーだったのですね!
さぞお元気だろうと想像します(笑)

ゲージ読みで良いはずですよ♪

お大事になさってください。

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