ホテルでも合宿コースでも、お預かりするときに
「もう帰りたくないって言うんじゃないかと思って心配・・・」と
おっしゃる飼い主さんがいます
5割とは言わないけれど多くの確率で「家より先生のところの方が楽しいのでは?」
と感じるようです。
タイトルにあるように不要な心配であり
なんだったら不要な心配部門の第1位だと思います(笑)
犬からしたら飼い主さんはいない
普段生活している場所じゃない
一日のサイクルも周りに犬がいるのも「いつも通りじゃない」
犬の立場から考えると上記に上げたようにホテルは
「じゃない」「違う」という気持ちになります。
この気持ちの分量は個体差がありますが、ゼロというわんこは居ないでしょう。
だからホテルでお預かりしている時にお出かけしてみたり、犬と遊んでみたり、
人が好きならばあちゃんと遊んだりして
なるべく「~ない」の部分を埋めようと「楽しめる」要素を入れるようにしています。
けれど、その楽しそうな様子が「家に帰ってきたくないと思っているように感じ飼い主さんに心配させてしまう」
このようなことが起きるのです
感じ方は人も犬もそれぞれ自由でいい
私は、このことから「どうして家に帰りたくないと思うかも?という疑問を持つのだろう?」と
感じたから考察をしてみますね
他の場所で楽しそう=家だと楽しくない
私(飼い主さん)が居なくても楽しそう=どこでも、誰とでも楽しめる
犬同士遊んで楽しそう=私達(飼い主さん)といるより楽しそう
このように感じるから「帰りたくないって言うのでは?」が生まれるのかなと思いました。
もう少し踏み込むと「○○ちゃんにとって良い飼い主なのだろうか?うちに居て日々幸せなのか?」
心配の根っこに飼い主としての自信を問われているような気分になるのかもしれませんね。
お預かりする側からしたら「いない~帰りたい~」と思いながら待つよりも
「待っている間、非日常が楽しかった、家に帰れるのも嬉しい」が理想です。
だから誰といても楽しくて、どこでも寝てゴハン食べることは素晴らしいこと
寂しがるかどうかで「特別に思われているかどうか?を計りたい」という心理もあるのかも
計るまでもなく特別ですから~ワハハ
長々書きましたが「お家に帰りたいに決まっているので自信もってください」ということが言いたいのです。
他の場所で楽しくても「たまに来る場所だから普段と違う顔を見せるだけ」
本当ですよ(笑)
温泉好きな人で例えてみると
一日中温泉三昧で1ヶ月と、ようやく来られた温泉で2泊3日だったら
楽しい、嬉しいの鮮度は後者のほうが断然高いはず
犬にとってホテルがたまに来る娯楽・遠足なのだと捉えてみてください
飼い主さんも旅行楽しい・犬は遠足(ホテル)楽しい
今後も「どちらも楽しい時間を過ごす」のお手伝いに力を注いでいきます。
トレーニングしたわんこ限定になりますが
卒業生のみなさまホテルでも遊びにでも是非お越しください
目に見えないから愛情って確認しにくいけれど
少なくても私(飼い主さん)はわんこが特別で可愛くて愛しているでしょ?
同じことが起きているはずって信じてください
ではでは