伊予灘は死なず。

2006年09月16日 21時07分47秒 | 心技体

本日9月16日(土)小潮(満)セイギョウ丸にて徳島のアングラー好青年3人衆&付添いのレディー1名のと松山のサニトラに乗る粋なニイチャン、そして私の計
6名での出船、最近の状況からして太刀魚オンリー青物0覚悟で、クーラー小、ジギングタックルもG-KUDO16lbとソルティスト621XHBのみで臨む。
太刀魚は風の為、歌崎には入らず北条沖での釣行に・・・約2時間半、頑張ってシャクルも12本と早々と諦め青物偵察に向かった。ちなみにMrナーサリー(もうすぐ退職するが)君の師匠パターンが最近はまり気味である、底を長く激しく掻き混ぜ誘っての(見てる側からは不細工であるが・・)ヒットが効果的に決まった、ジグはブランカ金赤がやはりいい、必需品である。
そうして中盤戦・・ナサケから始まり、K丸を牽制しつつ台風で漁師のいないジパングのポイントへ・・ところが全く反応無く、ヤズ1本で終了。アレレ?
後半戦、二子島辺りの浅瀬でしばらく流す、すると私の後方(左舷後方)で釣る徳島遠征隊のアングラーにブリがヒット!最近ヌワとクダコのブリがようやく抜けたのか?どうか?たまにブリクラスがヒットしだした。前回の私のブリは痩せて虫もいたが、今回のはまあまあのサイズであった。多分クダコの魚だろう、とにかくクダコの魚は同じ瀬戸内と言えど抜群に美味いのである。只今16;00終盤戦どうする気だろう船長、僚船達は水無瀬とかへ向かったらしい。ところが船長私がうたた寝してる間にナント再びジパングへ向かっていた。そして寝ている間に私に「ヒット!」の合図が!!始まったのであるクダコよりも恐ろしい富士山爆発が!寝ぼけ眼でポイントの確認をした私は昨日買ったケイタンジグ150gに替え、2流し目から参戦、まずは普通にシャクってスローシャクってスローでやって見るといきなりアタリが!しかし乗らず、クソ~、3流し目も同じく乗らず!なにくそ~、船上では一流しに1,2本はヒットしている、焦った、正直焦った!経験上こんな事は無かったから・・冷静に考え、ケイタンジグはヒラマサ用に造ったジグだから直線的な動きには向いてないのかと思い、”天下の長刀ここはお四国讃岐うどん食いなされいナカムラジグうどんはノド越し200g”に付け替えアシストも2本にした、4流し目、ハイピッチでシャクって少し浮かしてスライド、少し待って・・・BOM!キタ来た!!一気にあげようとするもなかなか根をあげない・・ブリである何度もドラグを鳴らしあがってきたのは85センチ程であろうか、元気である。更に激闘は続き、その後5,6回、流す毎に連続ヒット炸裂、ナカムラジグ猛爆である。途中ファンタジアkさんに教えられた最強ノットは抜けるわ、写真でポーズしてる後にばらすわ等で結局14,5回流しただろうか?その内ヒットしただけなら私は10回はあった、8本は取れていたはずである、が、恐るべしジパング!ジグに擦れてなく反応は凄い、しかも船中20本程の全て80オーバーである。さすがにヘロヘロになるわ、クーラーは入らず魚は散乱するわ、ナイフは折れるわ、タモは破れるわのドタバタ劇だったが、船長は恒例の写真撮影中もまだ表情は興奮していた、アリガトウ船長、ありがとう伊予灘、また台風来てね。。