快晴に恵まれた今年のGW。
全国各地にて夏日を記録したこの日、
買い物へ久々に出掛けた場所は、
秋葉原。
秋葉原は、中学時代によく通っていた場所だった。
気付けばもう10年以上も前のことになるが、
九段下から神保町を抜け、神田、秋葉原、上野へよく歩いていたものだった。
秋葉原への目的は、すばり小遣い稼ぎだった。
安いゲームソフトを買い込んでは、高く売る。
当時お金が無かった中学生にとって、それはいい収入源だった。
稼いだお金は、神保町にて書籍の購入へ。
最も本を読んでいた頃だっただろう。
活字に魅入られた時期だった。
自分自身の文章や言葉への基礎となった時期だと思っている。
そんな秋葉原を久々に歩いてみたが、
その変化には、正直驚かされた。
駅を出ると、まずメイド姿の客引きがたくさん。
また、コスプレ姿で歌を歌う怪しい女性に人が群がっている。
そして、圧倒されるのは、新たな高層ビル群。
かつての人の流れが、明らかに変わっていた。
いつも曲がっていた交差点を曲がると、景色が一変する。
突然視界が開け、目の前に現れる高層ビル。
それは、かつての秋葉原を知る自分にとっては、異質だった。
“オタクの聖地””IT産業の世界的拠点”など、
秋葉原は、かつて無い姿を見せていた。
しかし、表通りに出ると、
以前とは変わらない無線パーツ屋や小さなゲームショップも健在だった。
秋葉原デパートは閉店し、駅の中も大きく変わっていた。
それでも変わらないものがあることは、少し嬉しかった。
秋葉原の活気は、かつて以上のものだった。
外国人は以前にも増し、どこからともなくやって来るオタク達も多い。
また、以前とは違い、平日にはオフィスワーカーで賑わうのだろう。
新しい“アキバ”に時の流れを感じるとともに、
一極集中都市“東京”のパワーを感じた。
中学・高校の頃、
暇があれば、東京のあらゆる街をうろついていた。
カメラを片手に、
また街を歩いて、その変化を感じ、撮って行きたい。
そう感じたGW前半でした。
以上、
カルチャーショック、アキバレポートでした。
「秋葉原クロスフィールド」
http://www.akiba-cross.jp/top.php
現代は「主題なき時代」。
「どう生きるか考えろ。可能性は自分の中にある、あきらめるな。
しかし頑張らないと可能性はない。」
「主題なき時代をどう生き抜くか-安藤忠雄さん「求めれば道は開く」(asahi.com)」
http://book.asahi.com/special/TKY200611150333.html
今日、このサイトを読んで、
非常に心に残った。
そして、ちょうど2年程前、安藤忠雄氏の講演を聴いた時のことも思い出した。
安藤忠雄氏は、日本を代表する世界的建築家だ。
そして、元プロボクサーであり、
独学で建築を学んでいったという異色の経歴が有名である。
このサイトも以前聴いた講演もそうであったが、
安藤氏は、必ず自身の経験を元に様々な“本質”を語る。
例えば、今回のこのサイトの主題は、
「主題なき時代をどう生き抜くか」。
常にどんな人間にとっても主題など無く、それは自分自身で常に考え、
模索しながら生きていくものだと思っているが、
確かに“豊かになる”という一つの目標を共有していたかつての時代は、そうでは無かったのかもしれない。
しかしながら、安藤氏自身は、常に「主題無き」生き方をしてきている。
「現実の社会は厳しく、誰も生き方や勉強の仕方を教えてくれなかった。
だから、自分なりにどう生きるか考え、どういう建築が世界にあるのか、
現地で自分の目で見て学ぼうと思った。
65年、私は23歳、横浜から船に乗り、初めて水平線を見た。
ナホトカからシベリア鉄道でモスクワまで1週間。初めて地平線を見た。 」
“価値観”という言葉が、よく出てくる。
「自分の考えを話すには自分の価値観がいる。
価値観を持つには知識が必要です。
みなさんは大学で、自分の考えと相手の考えをすり合わせて、
自分を見つめ直す勉強の機会を持っています。」
2年前、安藤氏の話を聴いていて強く感じたことは、
その多様な価値観と物事の本質を捉えた考察、
それを理解した上での自身の価値観に基づいた強い意志と行動力だ。
様々な体験、勉強、知識から得た多様な価値観が、
“建築”と社会を考える上で、非常に強いインパクトを持った意味を持たせている。
だからこそ、安藤氏の“建築”は多くの人を惹き付ける。
そして、彼の建築をもっと見たいと思う。
“価値観”を磨き、その信念を持って、
「主題無き時代」を生き抜く。
非常に興味のある内容であり、自分自身がよく考えさせられることでもあった。
本稿の題名に使用した“Ando”は、
安藤忠雄氏が自身のパースに必ず記載するサインだ。
安藤氏の名前を見ると、まずこのサインと非常に芸術性が高いパースが思い浮かぶ。
関東では「表参道ヒルズ」、関西にいけば沢山の安藤作品がある。
見たことの無い方は、ぜひ一度行ってみて欲しい。
出来れば、今回のサイトやその著書を読んでから。
日本人の幸福度は?
少し前になるが、気になる記事だった。
イギリスの研究者によるものだが、
“国民が生活に満足しているかどうか”を基準にした世界の「幸福度地図」らしい。
全178国中、日本は90位。
世界2位のGDPを誇る経済大国日本。
モノに溢れ、価値あるカネがあっても、幸せな国とは呼べないようです。
本当に実感します。
この研究によると、幸福度が高い条件として、
①良好な健康管理
②高い国内総生産(GDP)
③教育を受ける機会
④景観の芸術的美しさ
⑤国民の強い同一性
の5つが挙げられるとのこと。
④・⑤には欠け、①~③は備えているといえると思うが、
これは飽くまでもアフリカや欧州と比べた客観的分析に過ぎないように思う。
飽くまでも私見になるが、日本の幸福度が低い原因は、
労働時間の負荷や過度な競争、孤独、コミュニティの崩壊、情報化の進行による対人コミュニケーション不足など、
その他の様々な要因によるように思う。
海外旅行に行くと、その国の人々が自国に誇りを持ち、
各々が非常に国のことを考えていることがわかる。
ナショナリズムが薄い現在の日本。
第二次世界大戦後の復興経緯もあるのだろうが、
日本人がもっと日本人としての誇りを持ち、国を良くしていく必要があるのではないか。
そんなことを感じたこの記事。
みなさんの感想は如何に?
以下、詳細です。
世界の「幸福度マップ」作成、1位はデンマーク
[2006.07.28 Web posted at:17:13 JST - CNN/REUTERS]ロンドン――国民が生活に満足しているかどうかを基準に、世界各国をランク付けした「幸福度マップ」をこのほど、英国の社会心理学者が作成した。トップのデンマークに続き、スイス、オーストリアと、欧州の小国が上位を占めている。
英レスター大学のエイドリアン・ホワイト氏が28日公表したマップによると、イラクなどの紛争国を除いた世界178カ国のうち、幸福度が高かったのは、上位3カ国に続きアイスランド、バハマ、フィンランドなど。下位にはアフリカのコンゴ、ジンバブエなどが並び、最も幸福度の低い国はブルンジだった。米国は23位、日本は90位と、振るわない結果だった。
ホワイト氏は、国連や世界保健機関(WHO)、英シンクタンク新経済財団(NEF)などによる調査100件以上のデータを分析。各国の幸福度や、それに影響する要因を探った。
同氏は結果について、「小規模な国では国民に共同体としての意識が強く、国の美観を保ちやすいことが、生活への満足感につながっているのではないか」と説明。一方で「一般に共同体意識が強いとされる中国(82位)、日本、インド(125位)のランクが低かったのは意外だ」としている。
研究では、幸福度が平均寿命などの「健康条件」、国内総生産などの「経済条件」などと密接に関係していることも指摘された。同氏は「将来的には各国が共通の基準で、定期的に国民の幸福度を測ることが望ましい」と話している。
幸福度1位はデンマーク、2位スイス
[日刊スポーツ 2006年7月29日19時22分]
幸せになりたい人はデンマークへ。英レスター大の社会心理学分析の研究者が28日、英シンクタンクのデータを基にした独自の計算で各国国民の幸福度を順位付け、色分けした「世界幸福地図」を発表した。
1位はデンマークで日本は90位、最下位はアフリカのブルンジだった。
調査対象となった178カ国の基礎データや、約8万人に聞き取り調査した国際機関の発表済みの100以上の報告書を分析。(1)良好な健康管理(2)高い国内総生産(GDP)(3)教育を受ける機会(4)景観の芸術的美しさ(5)国民の強い同一性、の条件が整った国の国民は「幸せ」と回答する傾向が強いということが分かったという。
2位はスイスで3位がオーストリア、米国は23位。
【幸福度順位】
1位 デンマーク
2位 スイス
3位 オーストリア
4位 アイスランド
5位 バハマ
6位 フィンランド
7位 スウェーデン
8位 ブータン
9位 ブルネイ
10位 カナダ
以下、主要国抜粋
23位 米国
35位 ドイツ
41位 英国
62位 フランス
76位 タイ
82位 中国
90位 日本
102位 韓国
109位 南アフリカ
125位 インド
167位 ロシア
178位 ブルンジ
「幸福度1位はデンマーク、2位スイス」(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20060729-67937.html
渋谷(東京都渋谷区)から中央林間(神奈川県大和市)を結ぶ
距離31.5km、27駅の路線。
民間鉄道において、混雑度第1位を誇る路線である。
そんな田園都市線の用賀駅が、私の最寄駅。
毎朝のラッシュは物凄い。
そして、今日は人身事故発生。
車内はもう戦争状態。
怒号、悲鳴、圧迫、熱気。
渋谷駅までの車内は、本当に戦いだ。
会社に着くと、大体はその疲労感有り。
そんな通勤ラッシュは、首都東京の宿命。
東京一極集中が続く中、都市のスプロール化を続けてきたのが、
東京の歴史でもある。
都心回帰の流れはあるものの、住宅地の拡大は止まらない。
東京オリンピックの高度経済成長時に開発された
民間最大規模の東急田園都市は、今も人気の住宅地域。
沿線の人口増大は拡大傾向にあり、そのアクセス路線としての田園都市線は、
これからも益々利用人口は増加していくだろう。
思えば、昔はもっと空いていた。
田園都市線として運行していたのは、二子玉川~中央林間間であり、
渋谷~二子玉川間は、新玉川線であった。
新玉川線は、路面電車として運行していた旧玉川線(玉電)が地下化して出来た路線。
一方で元々の田園都市線は、現在の大井町線を延長して出来た路線だった。
本来、元々は異なる路線なのだ。
しかし、都心と郊外を結ぶ乗り入れが進む中、
田園都市線として一本化され、半蔵門線はともかく、
今や東武伊勢崎線まで乗り入れられている。
神奈川県から埼玉県まで。
東京都を跨いだ巨大路線となった今、
東急田園都市の人口拡大とともに朝のラッシュは、もはや宿命なのかもしれない。
“魅力ある都市”
を考える上で、都市「東京」の欠点と言われるのが、
この通勤ラッシュだ。
スプロール化した都市としての宿命なのかもしれないが、
どうにか改善していくべき「東京」永遠の課題でもある。
とにかく今日のラッシュは凄かった。
以前、田園都市線が完全に止まった時、
渋谷の駅前に人が溢れ過ぎて、収拾がつかなくなったことがある。
その時は、東横線経由で帰宅したが、
自由が丘駅で人が溢れ過ぎて、入場規制がかかり、
渋谷から用賀まで計3時間かかった。
民間混雑度第1位。
そんな称号が要らないので、どうにか改善して欲しいもの。
田園都市線も溝の口駅までの複々線化や大井町線の急行運行など、
色々と方策は練っているらしい。
東急、応援してます。
期待してます。
お願いします。
と、10/30の講演で「私は偉大なるイエスマン」とアピールしていた
T氏が幹事長に留任した。(11/1某紙朝刊より)
この記事を読んで、
電車の中にも関わらず、思わず笑いを噴き出してしまった。
ここまで開き直っていると、笑うしかない。
というか、面白すぎる。
とても政治家の発言とは思えない。
「近頃の政治家にはオーラが無い」
という話をテレビでよく聞く。
年配の秘書や政治記者経験者の談話として、よくある話だ。
「時代が人を創る」
とよく言う。
政治家が最も有能であった時代は、おそらく明治時代だろう。
彼らには、国を創っていく上で、強烈な信念があった。
現代の政治家には、信念を持った政治家たる政治家は少なくなってきた。
「偉大なるイエスマンだ」と言っている政治家は、論外である。
しかし、
「組織が有効に機能する為には、イエスマンが必要」
という意見には、多少なりとも賛同出来る。
ただし、それは本質ではないようにも思う。
相互理解の上の賛同と協調は必要であっても、
全く共感の無い賛同はあり得ない。
「イエスマン」とは、本来あってはならない概念である気がする。
一方で考えるのは、
会社で働いていると、「イエスマン」になりがちなのではないかということ。
役員や上司からの業務命令に対して、
きちんとした形で納得し、自分の中で業務の意義を理解した上で、
行動出来ているだろうか。
例えば、業務一つの方法論にしても、
生産的ではない既存のままのやり方を無意識に踏襲してしまってはいないか。
そうした意識は、常に心がけなければならない。
そうしないと、自分の為にもならないし、
組織上、非効率を生み出す一因となるだろう。
それは、「イエスマン」になってはいけないということと同義であるように思う。
話は最初に戻るが、
しかしながら、「偉大なるイエスマン」発言は、久々にツボに嵌った。
失言の多さで有名な人だが、全て素なんだろね。
...ある意味、これからも注目していきたいと思います。
懐かしの「大食い選手権」。
今も続く長寿番組「TVチャンピオン」。
この番組の始まりは、この「大食い選手権」からだった。
小さい頃、この番組のこの企画が好きで、
楽しみにしていた覚えがある。
信じれない量を信じられないスピードで食べ尽くす姿に
驚きと感動(?)を覚えながら、見入っていたものだ。
その大食いが、以前ブームになったことがあった。
それは、草剪剛が主演だったドラマ「フードファイト」が話題になった頃。
当時、TBSが「フードファイトクラブ」という
「大食い選手権」を更に拡大化した特番企画を組み、大食い・早食いがブームになった。
出演者たちは、“フードファイター”と呼ばれ、
ちょっとした有名人になっていた覚えがある。
小林尊、白田信幸、新井和響、赤坂尊子、岸義行、小国敬史など。
検索をかけると、すぐに出てきた聞き覚えのある名前。
見ていたので、間違いなく覚えている。
そんな大食いブームも、
2002年、愛知の中学生の事故があり、
各テレビ局が番組を自粛し、沈静化。
だから、今回の「大食い選手権」は少し懐かしかった。
あの後もアメリカのホットドック大食いチャンピオンは、
フードファイターの一人(小林尊)が連続優勝中であり、
スポーツ化を目指した組織まで発足させているらしい。
かつてあった“早食い”という概念は、事故を契機に無くなったようだが、
日本の“大食い”はまだまだ元気らしい。
TBSもまた番組をやるそうだとか。
人間離れした大食いを見ているのは、実はかなり面白い。
またブームが来るのかもしれない。
と思いつつ、また事故が起こってはいけないなとも思う。
それは難しいところ。
ただ“フードファイター”である彼らの才能が活かされる場は、
あって然るべきなのかなとも思う。
だからこそ、組織まで作ったのだと思うから。
ちょっとした話題ながら、
個人的には注目してみたい思う。
そんな今日の話題でした。
「フードファイター」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E7%94%B0%E4%BF%A1%E5%B9%B8
中国語研修の懇親会。
やはり料理は中華料理。
先生とのこうした交流は初めて。
中国のこと、先生が感じた日本のこと、
そして、語学学習のこと。
なかなか実のある話が多く、いい懇親会でした。
その中で一つあった話。
今、中国は、急速な勢いで経済発展を続けている。
北京五輪、万博開催までは、この経済成長が続くという見解が多い。
去年、出張で一度、上海へ行ったが、
街も人もそのエネルギーに圧倒された。
アジア全体にある活力が、経済発展の中、
街そのもの、そしてビジネスマンに反映されているように感じた。
今日あった話だが、中国では外資企業と国内企業の給料は大幅に異なる為、
語学学習に対する中国人のモチベーションは非常に高いという。
それは、仕事にも当てはまる。
彼らは常に仕事を求め、常に自分自身のキャリアアップを考えるという。
そうした姿勢は、がむしゃらに成長を続ける中国という国そのものから生まれてくるものだろう。
それは、日本もこれまで経験してきた過程であるように思う。
しかしながら、すでに富裕層となった一部の人々の子供世代は、
そうしたがむしゃらさがすでに失われているという。
生まれながらにして裕福である彼らは、あらゆるモチベーションに欠けるらしい。
それは、今の日本全体の若い世代と共通することでもある。
今回の懇親会に参加したある方は、
高校受験を控えた息子のこれからに対する考え方に悩んでいるという。
その息子は、自分自身が出来る範囲で、決して努力をしないという。
そうした考え方は、今の若い世代にとって一般的な考え方だ。
生まれながらにして、一定の裕福さを手にしている現在の若い世代は、
決して限界以上の努力をしようとしない。
向上心、モチベーションを得ることが出来ない世代にある。
そうした事実は、これからの日本を考える上で、重大な問題であり、
教育制度を根底的に考えていく必要もあるように思う。
裕福な環境は、人の人間力をいうべき
本質的な部分を成長させることを妨げる。
時代が英雄を生むとよく言う。
現在の中国を実感し、その刺激を感じる必要が、
今の日本には必要なのかもしれない。
そう感じた神谷町の夜。
いろんなコミュニケーションは本当に大事だと実感。
コミュニケーションから感じることも大切なこと。
そうした積み重ねを如何に積み上げていけるか。
それは、自分自身の課題でもある。
以上、
暑い熱い神谷町の夜でした。
ご存知の通り、「ノーネクタイ、ノー上着」の軽装を推奨する運動である。
なかなかお洒落な竹中平蔵に感化されたのか、
7/1より弊社でも実施。
軽装の方が自由が利いて、かつ涼しく快適でいいかじゃないか。
と思うかもしれないが、蓋を開けてみると大間違い。
とにかく暑い!
25度が27度になったのだが、2度がこんなに違うものかと思うほどの暑さ。
籠ったむわーっとした熱気が社内に蔓延。
頭もぼーとして、仕事の効率は間違いなくダウン。
全然クールじゃありません。
クールビズが社内で始まってからも、
その中途半端な格好に個人的に抵抗があり、
当初はネクタイは締めたまま勤務。
今日、初めて「クールビズ」にて勤務してみたが、やはりなにか落ち着かない。
そして、やはりファッションとして中途半端。
今日一日で、個人的には止めちまいます。
「日経ビジネス」の調査によると、87.5%が支持しているとのこと。
光熱費削減や、快適性、服装の自由さなど、
良い面ばかりクローズアップされているものの、
実際に経験した立場から、個人的には賛成し兼ねます。
賛否両論の「クールビズ」。
果たして日本に根付くのか?
個人的には、この夏で終わり。
に1票。
「JAL」。
最近、不祥事を続け、先日社長交代となったJALについての特集である。
そして、その副題は「御巣鷹山から20年、現場不在の咎。」
御巣鷹山の墜落事故について、これまでその詳細は知らなかった。
1985年8/13の未明、前夜7時にレーダーから消えたJAL123便は群馬県御巣鷹山へ墜落。
尾翼破損による操縦不能状態からエンジンのみでの飛行を続けた末の墜落だったという。
死者520名、生存者4名。
御巣鷹山は、頂上付近には機体の部品は残り、斜面は抉られたままだという。
事故の凄まじさを物語る。
新たな社長は、この事故当時の映像を現場を回る度に放映しているという。
それは国内に限らず、海外支店でも同様だそうだ。
涙を堪え切れない中国人スタッフもいたという。
今回の編集では、「経営と現場の乖離」を切り口に
前社長時代を振り返るとともに、この御巣鷹山体験から現場との対話を続ける現社長のスタートを描いている。
今回の記事を読んでいて、「JAL」低迷の理由は、“本質”を見失ったことだと感じる。
航空という安全を最優先とする事業の、その現場を経営者として認識する意味を。
そして、それは経営者のみではなく、社員一人一人にも当てはまる。
一人一人の自覚、認識からの行動が、その“会社”を作り上げていることを忘れてはならない。
それは自分自身が働く企業にも実は通じることである。
それを深く考えさせられた。
先日、妹が別の航空会社への就職を決めた。
絶対に今回の記事を読ませたいと思う。
それは彼女にとって、
これから仕事をしていく上でなくてはならないものを認識させてくれるはずだから。