年末年始の交通安全運動(1月3日まで)が終わって、一月。
山口県では、26年1年間の人身事故6268件 前年より 646件減 15年連続の減
内 死者 58人 前年より7人減
負傷者7755 前年より794人減
昨年に比べて、死者、負傷者それぞれ、減っているが、現場の状況を毎日のように、見ていると、決して安心が出来るものではない。
主に通学時間帯で徒歩や自転車等の見守りをしている。
朝7時から1時間、約70人の見守りをしている。
大人や中高校生を入れると、約100人だろう。
そして、この間・約1時間の自動車は約1500台前後が行き交っている。
交差点で見ていると、ドライバーの多くからは、
交通安全の意識は、ほとんどが感じとれない。
・1 赤信号で通過するもの
・2 青信号で交差点に入り、赤信号に変わって、立ち往生する自動車。
・3 横断歩道者の通行妨害をするもの
・4 黄色の内に突破をしようと、明らかにスピードを増して通過する者
そこで、先日、上で特に危険と思われる1と・2・3を計った。
(調査日 14.12.12 午前7時~午前8時 52台)
ある日の交差点で、赤信号で通過したり、動きが取れずに立ち往生車のほんの一部。













子どもの動きは、全く読めないことが多い141222
横断歩道で誘導などをしていると、小学生の動きは全く読めない事が多い。
この子は次はどの様に動くだろうかと、予測しながらの誘導は事故の基になってはいけないので、決めてかからないようにと思う。
ごくまれだが、渡りきった子が、急に引き返してきた。聞いてみると、忘れ物を取りに返るとのこと。
横断歩道を渡り始め、前方に片側の車線の半分以上空いて通過できるのに、なぜ行かせないのか、と怪訝な顔で抗議をあらわにするドライバーがいる。
それには、子どもが横断歩道で、車が近づくと、危ないと思って、
1」 急に前に走り出す子、
2」 立ち止まる子。
運転者が、まだ十分に余裕があると思って通過しようとすると、1」の子と衝突の危険があり、最初の自動車が停車できても、後続車が有ったときは衝突して、前の車は前にはじかれてしまう。
その結果は、どのようになるかは、想像にお任せする
横断歩道に近づいたとき、横断歩道で或いは、横断中に、急に走り出すなと口を酸っぱくして言っても、なかなか守らない。
それは、走って転ぶ子も必ずいることからきている。
誘導者がいない時に運転手は、子どもの渡るスピードを考えて、このスピードなら、前方を渡れるだろうと判断して渡ろうとすると、子どもの方は、危ないから早くわたろうと走り出してしまう。そして、時には転ぶこともある。
運転手は、予想外のことでも、止まれば事故にならいが、止まりきれなかったり、あるいは後続車が止まれない場合もある。
横断歩道で走るのは、危ないと思ったときだけ走りなさいと。他は、さっさと渡りきることを勧めている。
こどもは皆、横断歩道は安全だと思いこんでいる。そんな事は絶対ないのだが。
子どもをみたら、どんな動きをうるか分からんと思って、運転をして貰いたいものだ。
年末年始の交通安全運動に入っても141218
相変わらず非常識なドライバが多い。その一つ
小学生10人位が横断歩道(片側2車線)を渡ろうとしていた。そこに右折の軽四自動車が進入して来そうだったから、横断中の黄色の旗を大きく振って制止の合図をしたが、対向車の間隙をぬって横断歩道の半分くらいに来ている前を通ろうと迫ってきた。
その時には、対面の誘導者は横断の誘導を始めていたが、小学生の何人かは半ばにまで来ており、その状況を見て、道路の半ばで横断を躊躇。
この状況下では明らかに、通行妨害と思われ、大声で注意すると、不機嫌そうな表情を露わにした。通過後も停車してこちらに迫って来そうな感じ。同乗者が制止したのだろうか、その後行った。
その車は軽四自動車 番号は XX70 会社名等は勿論記録済み。
道交法第38条(横断歩道等における歩行者等の優先)
横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。
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年末年始の交通安全運動に入っても141217
交差点で見ていると、ドライバーの多くからは、
交通安全運動の意識は、ほとんどが感じとれない。
・1 赤信号で通過するもの
・2 青信号で交差点に入り、赤信号に変わって、立ち往生をするもの。
・3 横断歩道者に通行妨害をするもの
・4 黄色の内に突破をしようと、明らかにスピードを増して通過する者
これらの回数がむしろ増えているように感じる。
そこで、先日、上の・1と・2・3を計った。
調査日 14.12.12 午前7時~午前7時50分 52台
近い内に、全通過台数を調べてみよう。
年末年始の交通安全運動
実施期間
26年12月10日(水)~27年1月3日(土)
重点目標
★ 子供と高齢者の交通事故防止
★ 自転車の安全利用の推進
★ シートベルト等の着用の徹底
★ 飲酒運転の根絶
★ スピードダウンの推進
住みよい山口 いつも心に 交通安全
最近改正された交通関係の法規
余談ですが
通学時間帯に、交差点で誘導をするようになってから、5年くらい経つ
通学時間帯は、通勤時間帯といってもいいだろう。約1時間弱の間にザット70人の小学生が通るようだ。中高校生と、大人を入れると100人は越えるだろう。
通るのに波があり、一度に20人位が押し寄せることもある。
それに、大人や自転車が行き交うと、本当に気が抜けることは、一瞬たりともない。
誰もいないと思っていても、車の影から何時のまにやらと言う感じでやってくる。
特に気を使うのが自転車だ。”おはよう”の挨拶もない場合は、あっという間に、近づき、しかも、どの方向に行くのか判別が出来ないことが多いことだ。
時には、頭がどの方向に向いているかなどの、仕草を瞬時に読みとっての判別が必要になって来ることもある。
青信号で交差点に入ってしまい、抜け出せない内に赤になり、事故を誘発しそうな自動車は、何台いるだろうか。
そんなときには、子どもたちに言い聞かせることがよくある。
何年か経ったら運転免許を取るだろうが、あの車とあれ、あれは違反なんだと、指さしながら教える事もある。
停止線を越えて停車する車には、停止線と横断歩道の間の空白はなぜ有るのかとか。
皆がルール通りにすれば事故は起きない。特に運転手の一瞬の気の緩みが、命を奪うことがある。毎年4000人の命を奪い、その何倍の人や家庭をドン底に落とす、たったの1秒でもそのようになるから怖い。
狭い日本 そんない急いでどこへ行く
先頭が停車しても、2台目3台目にも気を付けないといけないことなども。
(後の車両が追突すると、一瞬で前の車が横断歩道にはじき飛ばされて被害に遭う)
時々子どもたちに、年はいくつかと聞かれる。キミのお父さんのお父さんより年かもと。
本気かどうかはわからんが、若いね~と。
つい、その気になって誘導をしているが、足がふらつくようでは、また、四方に気が向かず、疎かになるようでは、事故を誘発することになるだろう。
その前に自分が気づかねばなるまい。特に、足の衰えが無いようにと、特に気を使っている。
家内の自転車が壊れたが、私の自転車を譲ったので、今頃は、よほどの事が無ければ、自転車や運転はしないようにしている。
大型商業施設に行くのには、歩いて約20分位かかるが、もっぱら歩くようしている。
歩数計はもっているが、最近は何歩かあまり気にしなでいる。それは、1000歩位の誤差があるが今日はどの位歩いたか、ほとんどあたるからである。
いい加減、年をとって、これから何年続けられるだろうかと。
私の対面で誘導をしている人は、2歳か年上だ。
そうそう、5月頃だったか、2年生の女の子が、おじちゃん、いくら貰えるのと・・・・・
聞き違えたと思って聞き返した。お金のことだった。
お金なんて、一円ももらって無いよと言うと、ふーんと。
たぶん家で、そんな事が話題になったんだろう。
通学日に休んだことは、病院に行く日などで恐らく年に数日だろう。対面の人も私と同じくらい頑張っている。そして、同じ思いの人が、近くで数人以上は頑張っている。
たぶん、無償でほぼ毎日交差点で誘導をしている筈がないと。
それを裏付けるかのように、大人の人からも同じような事を聞かれたことがある。
そんな風に思われているのかと思うと、切なさがこみ上げてくる。
いつも多くの子どもたちと話すと、それぞれの家庭のことが、かいま見えるようになってきた。
あさの挨拶の仕方ひとつで、色んな家庭のことがなんとなく浮かんでくる。
1円もらうどころか、現状は持ち出しばかりだ。
こんな事を書くやつなんて、ほとんどいないだろう。だから敢えて書いた。
9月に、市の防犯ボランティアの発表会に顔をだしたときは、こんな話しをされたのを思い出した。
山間部で全校生徒が、こちらの1時間に通る生徒数に満たない方の発表。
(月に2回、区域が広いので、交代で自動車で巡回)
それは、下校時間帯に自動車で巡回にされるそうですが、ガソリン代だけでも、年間数十万かかるそうである。勿論補助は無い。それに比べると、私は微々たるもの。それでも、年に万円以上はかかるでしょう。
総てのボランティアが同じかどうかは分からないが、知る限りでは総てと言っていいと思う。私と同じような境遇であろう。
交通死亡者数
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