自宅にWi-Fiがないために困る場面としては、システム(iOS)のアップデートが挙げられます。
iOSソフトウェアアップデートは容量が大きく、モバイル回線経由でのダウンロードが認められていないことが理由です。
この場合、パソコンでダウンロードしたものを(iTunes経由で)適用するという選択肢もありますが、パソコンはインターネットに接続されていなければなりません。
重要なデータの自動バックアップが行われないことにも要注意です。
自宅にWi-Fi回線があれば、写真やビデオ、アプリのデータなどをインターネット上の領域へ自動的に保存し(電源に接続/ロック状態/Wi-Fi接続のとき)、iPhoneにトラブルがあったとき復元することができますが、バックアップがなければ万一のときデータが失われてしまいます。
保険の意味で、データの自動バックアップは重要です。
それらの不便を承知のうえで「Wi-FiなしiPhone生活」に挑むのであれば、最寄りの電源が用意されたWi-Fiスポットを調べておくべきでしょう。
プランにもよりますが、契約者に公衆Wi-Fi接続サービスを無償提供するキャリアもありますから、それを利用すれば数カ月にいちどあるかないかのシステムアップデートは対処できます。
バックアップはパソコン(iTunes)で実行すればいいでしょう。
自宅にブロードバンド回線を引いていない、動画/音楽配信サービスは使わないという場合は、この方法を検討してはいかがでしょうか。
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