今年の新語・流行語大賞ノミネートが発表された。
早いな、一年は。あっという間に過ぎる。
毎年書いてる気がするのだが、このユーキャンが発表するノミネート30語の中には「?」って思うものが多々存在する。
確かにこれは流行ったなとか、よく使われてたなって言葉も中には含まれてるのだが、これが新語?とかこれって流行語なの?ってのも多々含まれる。そして毎回政治的に偏った言葉が選ばれてるのもお約束。審査委員に室井滋とか、やくみつるといった偏ってる人たちがいるから仕方ないか。
流行語や新語という割には若者の間で流行ってる言葉や、SNSやネットで使われてる言葉などは入っていない。そもそもノミネートの言葉を選ぶ奴らが年寄りばかりで知らないのか、それとも理解できないのかは知らないが、とりあえずメディアやマスコミで使われた言葉だけを選んでるって感じがする。だから若者は清水寺の「今年の一字」と同じく、この新語・流行語大賞ってやつにあんまり興味がない。せいぜい騒いでるのはマスコミやメディアだけ。
「あおり運転」は今年クローズアップされ、法律も改正されたくらいの言葉だけどこれは流行語でも新語でもないよな。
「金足農旋風」とか「そだねー」とか「もぐもぐタイム」って、マスコミが使ってただけで別に流行ってもいない。
「悪質タックル」とか「奈良判定」などは、真偽も定かではないままマスコミが好き勝手に一方を悪者にして使ってた言葉。
「おっさんずラブ」とか「カメ止め」「君たちはどう生きるか」とかはもはや問題外。タイトルだろ?これって。
「筋肉は裏切らない」とか「ボーっと生きてんじゃねーよ!」なんて番組内のめっちゃコアな言葉やん。
DA PUMPの「ダサかっこいい・U.S.A.」とか「(大迫)半端ないって」「なおみ節」など、もはや流行語でもなんでもないものが・・・。
数あるドウデモイイ言葉の中ですごく気になったのが「グレイヘア」。
これは間違っても流行語でもないし、新語でもない。
このグレイヘアがノミネートされた理由は、
“白髪をあえて染めず、色合いを生かした髪形、近藤サトさんらが実践して『歳相応で素敵」と評判になった”(日刊スポーツの記事から引用)
とのこと。
アホですか?馬鹿ですか?誰ですかこんな記事書いたの。
いちいち反論するのも馬鹿らしいが、近藤サトはまだ50歳だ(1968年7月生まれ)。
50歳であのムラむらの白髪混じりのヘアのどこが「年相応」なのだ?どこが「素敵」なのだ?
草笛光子さんが「素敵」というのならならまだわかるぞ。年齢(1933年生まれ/85歳)にもふさわしいと思うよ。
でも近藤サト、50歳で同じレベルか?
俺は【自然派志向】とか【ありのままに】って言ってるナチュラル志向を公言する人が大嫌いだ。
割り箸を使うと環境破壊だ、レジ袋はダイオキシンを派生させる、合成洗剤は河川や海を汚す。いろんな考えで活動されてる方がいるが、これはまだ許容範囲。
しかしこの先の「農薬は体に悪い=有機野菜は体にいい=自然」とか「副煙流で私の健康が損なわれる」とか、さらには「原子力発電所はいらない」って叫んでるやつらと同じく、「私、自然に生きたいと思ってるんです」って人が大嫌い。
数年前に流行った「Let It Go」の歌詞じゃあるまいし「ありのままで」がいかにも正義で素晴らしい生き方のように言う。「私は自然に飾らず生きる」って。それって人間としては逆に不自然じゃないのかね。
女性が髪を染めるのが不自然というのなら、化粧をするのも不自然?
お風呂で体を洗って清潔に保つのは不自然?
服を洗濯し、アイロンでシワを伸ばしたりするのも不自然?
それが当たり前、ありのままが自然だというのなら、山にこもったり、路上生活すればいい。本来誰のものでもない土地に家賃を払ったり、ただの紙切れがお金という名前に変えられ、いろんな物と交換できるのも不自然だろ?
職業柄、よく40-50代の人に尋ねられる言葉に「今、染めるのやめたらどうなる?」っていうのがある。
その方々の本音は、染めなかったら全部白髪になって「(根元の)伸びてくる白髪をいちいち気にしなくていいようになるかなぁ」ってことなんだけど、残念ながらその年齢ではほとんどの人は、黒髪と白髪のムラムラのごま塩ヘアになるだけ。全部が白髪になるのは病気や抗がん剤でも使用していない限り60代後半にならないと全部が白髪にはならない。もちろん若くでも全部白髪になる人もいるが、まずおられない。
では、そんなごま塩状態の人が染めなくなったらどうなるか。
本人は自然にとか、ナチュラルって思ってるのだろうが、それはヨレヨレのネクタイとか、プレスしてないシャツやスラックスのように見てて醜悪なだけ。本人が良ければそれでいいじゃないって意見もあるかもしれないが、人間社会は相互に不快感を与えないってのが最低限のルールやモラルではないのかね。だから最近喫煙者に対して厳しかったり、何かにつけセクハラやパワハラ、モラハラとかいうのではなのかね。(今年の流行語大賞ノミネートの中にも“時短ハラスメント”が入ってる)
言っておく、50代で白髪を染めるのをやめたら、ほとんど人は老けるだけである。
そしてよほどの綺麗な髪質でない限り、ツヤがなく汚い。
さらに言えば服装をモードな服や和服にするとか、ブローやセットを気合い入れてしない限り、周りからは「生活に疲れた人」と思われるだけだ。下手すりゃ「どうしたの?」とか「病んでるの」と言われ、さらには「老けたねぇ、なんかあったの?」と同情されるだけだ。それがお望みなら止めないが。
近藤サトは元々美形でテレビに出てる人だということを忘れないでくれ。
素材がいい人が演出で「私、自然に生きようと思って」などという戯言を言ってるだけだ。本当に彼女が自然派なら、テレビなどには出ず山の中で畑を耕すか、島で化粧もせず暮らしてるだろう。
女性はいくつになってもメイクをばっちりして、服やバッグや靴などファションをキメて、小物までこだわって・・・それで「え〜何歳には見えない」とか「綺麗」とか「可愛い」とか言われてほしい。もちろんそれにはヘア(ヘアカラー)もかなりのウェイトを占める。
ここで男尊女卑だとか、女性に対しての偏見だとか、問題をすげ替えたようなことを言わないでほしい、これはあくまでも俺の個人的な意見で、それを生業としてきたから書いてるんだ。
男だって本来は白髪は染めるべきだと思ってる。ただ染める人が今まで少なかったせいでどうも今でも抵抗があるみたい。男の場合ごま塩ヘアでも、部分的に白髪が多くても「ロマンスグレー」などと言われる場合があるが、それはメイク以外(メイクする人もいるけど)をばっちり決めてる場合だけだ。スーツをパリッと着こなす。ウェストが引き締まってる。靴がピカピカだ。小物などのセンスがいい。
ダンディと呼ばれるか、それともおっさんくさいと呼ばれるかは紙一重なのだ。吉田鋼太郎のおっさんずラブを勘違いしてはいけない。
吉川晃司がドラマ「下町ロケット」ではグレイヘアだが、あれは年相応を演出してるのではなく、キャリア(部長職)を演出してるだけだ。(帝国重工社長の杉良太郎は染めている)
ピーターもわざと老練で狡猾な弁護士を演じるためにグレイヘアなのだ。もちろんそれはファッションをビシッとパリッと決めているからでこそ生きているがそれがヨレヨレの服ならただ単に「老けたなぁ」ってなるだけだ。作業着姿の多い佃製作所社長の阿部寛、スーツ姿の古舘伊知郎や木下ほうかなどもよく見てみてくれ。
40-50歳の男女が入り乱れるドラマ黄昏流星群を始め、ドラマやCMなんかは参考になるんじゃないかな。
染めることの大事さ。それも白髪を隠すために染めるのか、白髪など関係なしに自分に似合う色にするために染めるのか、ヘアカラーは奥が深いぞ。染めないことが自然ってのは、田舎か僻地ではわからないが、やっぱり不自然だよ。
グレイヘアを流行語、新語大賞に選んだ人よ。
そこらへんはどうなんだい?
まぁ、どうせこの言葉は大賞に選ばれはしない。
だってメディア(テレビ)やマスコミ(新聞や雑誌)のスポンサーは、白髪染めをはじめとしたヘアカラーメーカーやウィッグメーカー、化粧品メーカー(いろんなブランド)がいっぱいいるもの。それらを敵にして「グレイヘアは自然に生きる女性の言葉です」と報道することができるか?
それこそ昨年の流行語「忖度」されるだろう。
楽しみだ。
早いな、一年は。あっという間に過ぎる。
毎年書いてる気がするのだが、このユーキャンが発表するノミネート30語の中には「?」って思うものが多々存在する。
確かにこれは流行ったなとか、よく使われてたなって言葉も中には含まれてるのだが、これが新語?とかこれって流行語なの?ってのも多々含まれる。そして毎回政治的に偏った言葉が選ばれてるのもお約束。審査委員に室井滋とか、やくみつるといった偏ってる人たちがいるから仕方ないか。
流行語や新語という割には若者の間で流行ってる言葉や、SNSやネットで使われてる言葉などは入っていない。そもそもノミネートの言葉を選ぶ奴らが年寄りばかりで知らないのか、それとも理解できないのかは知らないが、とりあえずメディアやマスコミで使われた言葉だけを選んでるって感じがする。だから若者は清水寺の「今年の一字」と同じく、この新語・流行語大賞ってやつにあんまり興味がない。せいぜい騒いでるのはマスコミやメディアだけ。
「あおり運転」は今年クローズアップされ、法律も改正されたくらいの言葉だけどこれは流行語でも新語でもないよな。
「金足農旋風」とか「そだねー」とか「もぐもぐタイム」って、マスコミが使ってただけで別に流行ってもいない。
「悪質タックル」とか「奈良判定」などは、真偽も定かではないままマスコミが好き勝手に一方を悪者にして使ってた言葉。
「おっさんずラブ」とか「カメ止め」「君たちはどう生きるか」とかはもはや問題外。タイトルだろ?これって。
「筋肉は裏切らない」とか「ボーっと生きてんじゃねーよ!」なんて番組内のめっちゃコアな言葉やん。
DA PUMPの「ダサかっこいい・U.S.A.」とか「(大迫)半端ないって」「なおみ節」など、もはや流行語でもなんでもないものが・・・。
数あるドウデモイイ言葉の中ですごく気になったのが「グレイヘア」。
これは間違っても流行語でもないし、新語でもない。
このグレイヘアがノミネートされた理由は、
“白髪をあえて染めず、色合いを生かした髪形、近藤サトさんらが実践して『歳相応で素敵」と評判になった”(日刊スポーツの記事から引用)
とのこと。
アホですか?馬鹿ですか?誰ですかこんな記事書いたの。
いちいち反論するのも馬鹿らしいが、近藤サトはまだ50歳だ(1968年7月生まれ)。
50歳であのムラむらの白髪混じりのヘアのどこが「年相応」なのだ?どこが「素敵」なのだ?
草笛光子さんが「素敵」というのならならまだわかるぞ。年齢(1933年生まれ/85歳)にもふさわしいと思うよ。
でも近藤サト、50歳で同じレベルか?
俺は【自然派志向】とか【ありのままに】って言ってるナチュラル志向を公言する人が大嫌いだ。
割り箸を使うと環境破壊だ、レジ袋はダイオキシンを派生させる、合成洗剤は河川や海を汚す。いろんな考えで活動されてる方がいるが、これはまだ許容範囲。
しかしこの先の「農薬は体に悪い=有機野菜は体にいい=自然」とか「副煙流で私の健康が損なわれる」とか、さらには「原子力発電所はいらない」って叫んでるやつらと同じく、「私、自然に生きたいと思ってるんです」って人が大嫌い。
数年前に流行った「Let It Go」の歌詞じゃあるまいし「ありのままで」がいかにも正義で素晴らしい生き方のように言う。「私は自然に飾らず生きる」って。それって人間としては逆に不自然じゃないのかね。
女性が髪を染めるのが不自然というのなら、化粧をするのも不自然?
お風呂で体を洗って清潔に保つのは不自然?
服を洗濯し、アイロンでシワを伸ばしたりするのも不自然?
それが当たり前、ありのままが自然だというのなら、山にこもったり、路上生活すればいい。本来誰のものでもない土地に家賃を払ったり、ただの紙切れがお金という名前に変えられ、いろんな物と交換できるのも不自然だろ?
職業柄、よく40-50代の人に尋ねられる言葉に「今、染めるのやめたらどうなる?」っていうのがある。
その方々の本音は、染めなかったら全部白髪になって「(根元の)伸びてくる白髪をいちいち気にしなくていいようになるかなぁ」ってことなんだけど、残念ながらその年齢ではほとんどの人は、黒髪と白髪のムラムラのごま塩ヘアになるだけ。全部が白髪になるのは病気や抗がん剤でも使用していない限り60代後半にならないと全部が白髪にはならない。もちろん若くでも全部白髪になる人もいるが、まずおられない。
では、そんなごま塩状態の人が染めなくなったらどうなるか。
本人は自然にとか、ナチュラルって思ってるのだろうが、それはヨレヨレのネクタイとか、プレスしてないシャツやスラックスのように見てて醜悪なだけ。本人が良ければそれでいいじゃないって意見もあるかもしれないが、人間社会は相互に不快感を与えないってのが最低限のルールやモラルではないのかね。だから最近喫煙者に対して厳しかったり、何かにつけセクハラやパワハラ、モラハラとかいうのではなのかね。(今年の流行語大賞ノミネートの中にも“時短ハラスメント”が入ってる)
言っておく、50代で白髪を染めるのをやめたら、ほとんど人は老けるだけである。
そしてよほどの綺麗な髪質でない限り、ツヤがなく汚い。
さらに言えば服装をモードな服や和服にするとか、ブローやセットを気合い入れてしない限り、周りからは「生活に疲れた人」と思われるだけだ。下手すりゃ「どうしたの?」とか「病んでるの」と言われ、さらには「老けたねぇ、なんかあったの?」と同情されるだけだ。それがお望みなら止めないが。
近藤サトは元々美形でテレビに出てる人だということを忘れないでくれ。
素材がいい人が演出で「私、自然に生きようと思って」などという戯言を言ってるだけだ。本当に彼女が自然派なら、テレビなどには出ず山の中で畑を耕すか、島で化粧もせず暮らしてるだろう。
女性はいくつになってもメイクをばっちりして、服やバッグや靴などファションをキメて、小物までこだわって・・・それで「え〜何歳には見えない」とか「綺麗」とか「可愛い」とか言われてほしい。もちろんそれにはヘア(ヘアカラー)もかなりのウェイトを占める。
ここで男尊女卑だとか、女性に対しての偏見だとか、問題をすげ替えたようなことを言わないでほしい、これはあくまでも俺の個人的な意見で、それを生業としてきたから書いてるんだ。
男だって本来は白髪は染めるべきだと思ってる。ただ染める人が今まで少なかったせいでどうも今でも抵抗があるみたい。男の場合ごま塩ヘアでも、部分的に白髪が多くても「ロマンスグレー」などと言われる場合があるが、それはメイク以外(メイクする人もいるけど)をばっちり決めてる場合だけだ。スーツをパリッと着こなす。ウェストが引き締まってる。靴がピカピカだ。小物などのセンスがいい。
ダンディと呼ばれるか、それともおっさんくさいと呼ばれるかは紙一重なのだ。吉田鋼太郎のおっさんずラブを勘違いしてはいけない。
吉川晃司がドラマ「下町ロケット」ではグレイヘアだが、あれは年相応を演出してるのではなく、キャリア(部長職)を演出してるだけだ。(帝国重工社長の杉良太郎は染めている)
ピーターもわざと老練で狡猾な弁護士を演じるためにグレイヘアなのだ。もちろんそれはファッションをビシッとパリッと決めているからでこそ生きているがそれがヨレヨレの服ならただ単に「老けたなぁ」ってなるだけだ。作業着姿の多い佃製作所社長の阿部寛、スーツ姿の古舘伊知郎や木下ほうかなどもよく見てみてくれ。
40-50歳の男女が入り乱れるドラマ黄昏流星群を始め、ドラマやCMなんかは参考になるんじゃないかな。
染めることの大事さ。それも白髪を隠すために染めるのか、白髪など関係なしに自分に似合う色にするために染めるのか、ヘアカラーは奥が深いぞ。染めないことが自然ってのは、田舎か僻地ではわからないが、やっぱり不自然だよ。
グレイヘアを流行語、新語大賞に選んだ人よ。
そこらへんはどうなんだい?
まぁ、どうせこの言葉は大賞に選ばれはしない。
だってメディア(テレビ)やマスコミ(新聞や雑誌)のスポンサーは、白髪染めをはじめとしたヘアカラーメーカーやウィッグメーカー、化粧品メーカー(いろんなブランド)がいっぱいいるもの。それらを敵にして「グレイヘアは自然に生きる女性の言葉です」と報道することができるか?
それこそ昨年の流行語「忖度」されるだろう。
楽しみだ。