ゴジラパパVSもやもや脳出血

脳出血で倒れ意識不明の父の闘病ブログ。ゴジラのように大きな体で、持病のもやもや病と脳出血と戦っています。

医療ソーシャルワーカーについて

2005年11月01日 21時23分41秒 | Weblog

よく晴れた1日でした。
ゴジラパパと窓の外に見えるPLの塔を探していた日中でした。

先日は沢山のメッセージ・応援ありがとうございました。とても嬉しくその後はプラスの思考で進んでいます。

ここ数日、食欲が少ない日々が続いています。
そんなゴジラパパを見て、先週末にゴジラの妻が家で作ったお粥を持参して食べさせてあげました。すると、結構食べてくれました。
それを見て実感しました。
ゴジラパパは味が分かっている。
病院が出してくれる重湯は正直言っておいしくありません。
あまり食事が進まない理由が知りたくて私が重湯を食べてみたのですが、とても水っぽい。それに、梅肉やゆずみそ、もろきゅう等々を混ぜて食べさせていたのですが、よく混ぜないと重湯の水っぽさに負けて味がしない事に気づきました。
これでは食が進まないのも無理がないと思いました。
昨日は、私が手を抜いたこと、ゴジラパパの睡魔が大きくて食欲がなかったことが合わさってお粥を食べさせてあげることは出来ませんでした。
でも、今日は美味しい食事をしてもらいたいと思い、お粥作りに挑戦しました。恥ずかしながら、お粥作りが私にとって初挑戦であった為、塩を入れすぎて辛めのお粥になってしました。お昼はやはり食べる気があまりなかったようでほとんど食べてくれませんでしたが、夕食時には半分くらい食べてくれたようです。
ゴジラの妻が、私が初めて作ったから食べようと言うと食べてくれたようです。
今後も転院までお粥作りを続けたいと思います。


今日は、少しお世話になった医療ソーシャルワーカーさんについて書いてみたいと思います。
ゴジラパパがお世話になっている病院には、地域医療連携室という部署があります。そこにはいわゆる医療ソーシャルワーカーの役割を担う方が働いておられます。ゴジラ一家の相談に応じてくれていたソーシャルワーカーさんは、看護師さんでした。
とても親切にしてくださって、入院生活や転院に対して不安を抱える家族にとってとても心強い見方だと思います。
転院先を探すにあたり、様々な病院を紹介して下さったりと情報を沢山頂きました。それだけではなく、心の変化にも考慮して接して下さっていたように思います。
ゴジラ一家が転院先を決めるにあたり、沢山の方々に勇気やアドバイスを頂きましたが、その看護師さんもその中の一人でした。不安の中で戦うゴジラの妻の話を聞いてくださり、病院でのリハビリの実態を教えてくれたり、転院予定先での話を聞いて担当医がどのような意図で話してくれたのか・・・等々プラスに考えるモチベーションを与えてくれたように思います。
ゴジラの妻の表情が、転院決定後に明るくなったことを喜んでくださり、母がとても喜んでいました。
少し関わらせて頂いただけですが、情報量が大切なことも事実ですが、家族側の気持ちを察してそれに配慮したアドバイスをしてもらえる事が、私達家族や患者にとってはいかに心を開き信頼できるかに繋がるのだなと感じました。
日本には多くの病院が存在しますが、まだまだ医療ソーシャルワーカーの存在が強くはないと聞きました。患者・家族にとって医師・看護師にも相談できない胸の内を話せる存在がどこの病院に行っても確立されるようになればいいなと思います。