ゴジラパパVSもやもや脳出血

脳出血で倒れ意識不明の父の闘病ブログ。ゴジラのように大きな体で、持病のもやもや病と脳出血と戦っています。

いたち(?)事件

2007年10月29日 23時03分59秒 | 在宅介護
 今朝、犬の散歩に行こうと玄関をでると、いつもなら私の顔を見るやいなや門まで走っていくのに、今日は隣の庭の方へ首をのばし、何やらクンクンと匂いをかいでいます。何度か犬の名前「メリー」を呼ぶと、やっとこ門まで来て散歩にいきました。
 帰ってくると、今度は道から我が家の庭に前足をかけ又匂いをかいでいます。
「何?」とその方向を見ると、いたちのような、たぬきのような子供の動物と目があいました。「ひえっ!」と思い庭へまわり、ほうきを持って見にいくと物置の前で”行き止まりだなあ。”というような顔をしてじっとしています。動く気配がなく、私はもう恐くて、恐くて・・・
しばらくしてまた見に行くと、もういなくて、ほっとしていると又犬が鳴いています。まだいました。
おじいちゃんにそんな話をしていると、退治しに行こうとします。でも危ないので、思い切って警察に電話することにしました。
警察の人もあんまり来たくないらしく、家に男の人はいないのか?と聞いてきました。おじいちゃんがいますと言うと、何歳?ときかれ、83歳というと、そりゃあかんなと言い、でもつかまえて檻にいれるとか、どっかへつれていくとかはできませんよ。野生の動物は勝手につかまえられないから追い払うだけですよ。とのこと
 「助けてくれますか?」とお願いし、10分ほどするとおまわりさんがきてくれました。おじいちゃんとおまわりさんでつついたり、追い回しているうちに、どこかへ逃げたらしく、やっと我が家へ平和がもどってきました。
 私は恐くて、洗濯物も干せず、虚脱感と興奮が入り交ざった状態の一日のはじまりでした。
 あ~こわかった!優しいおまわりさん、有難うございました。
パパは何も気づかず、すやすや眠っておりました。

近況報告

2007年10月22日 23時16分59秒 | 在宅介護
朝夕めっきり寒くなってまいりました。パパは風邪とまではいきませんが、痰がゴロゴロというようになってきました。就寝時には嫌がる吸引をしないといけません。自分で出せるといいのですが・・・
 元気な時は、とても暑がりで半袖を愛用していましたが、この頃では動きが少ないのでエネルギーの産生がなく、私の寒さの感覚より少し厚めの服装で丁度いいようです。そのほうが痰の出方も少ないように思います。インフルエンザの予防接種も予約しました。
 この頃よく動くようになってきました。自分で横をむこうとしたり、後へ反ろうとしたり・・・
でも困ったことに、移乗のとき私の方へよりかかってほしいのに、後へ反ってしまうと私の力では移乗できなくなり、そのたびに主人を怒ってしまいます。(反省)
ほんとは動こうとすることを、喜ばなくてはいけないのに・・・
 左手も横を向く時柵をもつために、ぐっと伸ばします。
就寝時もそんな動きをずっとしているので、手が冷たくなります。布団の中にいれても、布団ごと持ち上げてしまうので、結局左手は出たままの状態で朝まで・・
というパターンでした。そこでちょっと考えて、手甲のような腕カバーをフリースで作ってみました。結構あったかいのです。布団の中のようなわけにはいきませんが、すこしでも手の冷えがましなら、と思っています。
 そうそう、水中リハビリに参加できることになりました。先週の木曜日に説明会にいき、今週から開始なのですが、今週は病院の予約があり、来週からの参加になります。理学療法士の方もいて下さり、主人がどんな反応をするか楽しみです。
 

ゴジラパパとSTと失語症

2007年10月06日 14時10分03秒 | 在宅介護
こんにちは!ゴジラの娘です。
やっと秋らしい季節になってきましたね。
ご飯がおいしい季節だけに、ついつい食べすぎ傾向の娘です。
実は、私だけでなく、ゴジラパパも食べすぎのようなのです…
カロリーの計算をして1日の食事量を決めているにも関わらず、会う人、会う人に「ゴジラパパさん、ちょっとふっくらしましたね」なんて言われています。
日々の動く量が減っている証拠かもしれないです
もうすぐ始まる「水泳教室」でいっぱい体を動かしてカロリー消費をしてくれることを望みつつ…(笑)
まぁ、新しい刺激になればそれでいいのかなぁ…なんてパパに甘い家族であります。


そういえば、少し前に“市”からの派遣で市職員と一緒にSTさんが来てくれました。
パパの様子を見てもらいながら、家族やケアマネ、PTの先生を交えて話をしながらリハビリを進めてもらいました。
そんな話の中から、実はそのSTさんがゴジラパパの元同僚のSTさんをご存知だと知ったのです。
その元同僚の方には、以前に自宅に来て頂いてリハビリのコツを教えてくださった方だったので、その時の話を交えながら今後のリハビリのアドバイスを頂きました。

ゴジラパパ失語症の場合は、言葉からの話しかけに加えて、写真などの視覚からも情報を与えると、比較的理解しやすいのではないか…とのことでした。
新聞や、写真などを見せると目で追うことが多いので、それを利用して、いつか言葉が口から出やすくするきっかけ作りをしてあげるといいそうです

STさんの次の訪問は、忘れた頃になるそうです。それほどSTの順番待ちが凄いそうです。
そんなに間隔があいたら意味がないんじゃ…と聞いた当初は不満にも感じましたが、まぁ長いスパンでもまた来てもらえるだけでも有難いのかな、と考えることにしました。
その間に、家族がそれをどこまでフォローしておけるのか…。。。う~ん、責任重大ですが、ぼちぼちペースでやってみたいと思います


追伸
ゴジラパパの車椅子作成の件ですが、まだまだ時間がかかりそうです。
少し前に、基本に使用する車椅子のレンタルをしていたのですが、それではどうも使い勝手が良くなくて…。
そこで、基本にする車椅子をまた変更してもらうことにしました。
そんなこんなで、まだまだ完成品を披露できる日にはほど遠いのですが。
一生物になるので、いいものを作ってもらいます