ゴジラパパVSもやもや脳出血

脳出血で倒れ意識不明の父の闘病ブログ。ゴジラのように大きな体で、持病のもやもや病と脳出血と戦っています。

ゴジラパパとリハビリ

2008年05月29日 16時28分12秒 | 訪問リハビリ
こんにちは!ゴジラの娘です。
いつも読んで頂いている皆さん、かなり久しぶりの更新になってしまいごめんなさい

ゴジラパパは元気に過ごしています
最近のゴジラパパは、手に触れる物があれば何でも触りたい時期。
胃ろうの『ちょぼ』が気になって気になって仕方なく、すぐ触ってしまいます。
家族は、『ちょぼ』を引っ張ってしまわないかハラハラ
『ちょぼ』を触らないように胃ろうの上にベルトをしてみたり…。
胃ろうに興味が向かないように試行錯誤の毎日。
お腹に手を持っていく度に、パパに触ってはダメ!!と注意する日々が続いています。

そんな中、3~4ヶ月に1度のSTの先生が先日来てくれました。
近況を聞かれたので、上記の内容を先生に伝えたところ…。
思わず笑ってしまうような返事が返ってきました。

ゴジラパパの運動機能は、前回先生に会った時よりも着実に上がっているように見えるそうなのですが。
それが、脳の指令による動きには見受けられないとのこと。
そのため、パパ自身の意志とは無関係な動きが多く、
介助側からすれば、介助しづらい残念な結果になってしまっているそうなのです

それもそのはず。
STに来てもらえるのは3~4ヶ月に1度。
それに比べてPTは週2回。
どうしても、運動機能からの回復になってしまいますよね(笑)
これには思わず大笑いしてしまいました。

通常は、脳からの指令が出て手足が動くという仕組み。
そのため、STによるリハビリで脳の引き出しを多くして指令が出やすいようにする。
そうすることで、手足へ指令が行き、運動機能のリハビリへと繋がっていく。
だから、ゴジラパパも脳の引き出しを増やそうとSTのリハビリも行っていたのですが…。
運動機能の方が明らかに発達しているので、通常の仕組みにとらわれたリハビリをせずに
先に運動機能を充実させて、そこからST分野である脳の指令へと繋げていこう!ということになりました。

正直に、介助をしようとしている最中に、変な所の筋肉に力を入れてくれるので
とっても介助しにくい今日この頃ではあるのですが。。。
なにはともあれ、パパの体が前進している証拠のようなので、
根気強く向き合っていきたいと思います