まぼろしレストラン

今ではもう心の中でしか食べられない思い出の食べ物に関して綴ります。……のつもりが、イロイロな日記の置き場に。

【OBSESSION】を見ました

2007年06月03日 15時07分13秒 | ダニエル・クレイグ



米国から輸入したまま放置されてた【OBSESSION】を見ました。
なんだか思ったよりもダニエルの登場シーンが少ないですね。パッケージは表も裏もダニエル演じるところのジョンが主役っぽいのになあ。
マリアンヌ(ハイケたん)が主役の映画ですよ。
しかも、役柄が二股かけてる女なので、もうそれだけで、私的には萎え……(-_-;)

しかも、ハイケたん、目が大きい、口が大きい、鼻も大きい、とゆーことで、あまり私好みの顔ではありません。どうしてダニエル演じるところのジョンが、ハイケたんにストーカーまがいにつきまとうのか、共感できないのです。
なので、全くこの映画に入り込めませんだ。
どうしてピエール(マリアンヌの彼氏)とジョン(ダニエル)が、この一人の女を奪い合うのか、わから~~ん(ーー;)
どっちも選ばないマリアンヌにもむかっ腹が立ちます。

私が英語に不自由で、英語字幕はドイツ語でしゃべってる部分にしかつかなくて、音声が英語(しかも出演者のほとんどがドイツ訛り)のDVDなので、セリフの意味を取り違えてる可能性大ですが。つか、1回見ただけでは、ほとんどセリフが聞き取れませんだよ。
それでも、なんかイヤンだわ。イヤンな雰囲気はわかるわ。

ただ、この映画には二人のステキなおじいさん俳優が出てきて、それが萌えっ!
超~、萌え! 元々私はじいさん俳優好きなので、映画の冒頭で白髪の老紳士がデパートで飾りボタンを万引きすることろから、目が離せませんでしたよ。
ずっとこのおじいさん、出てきてくれるといいなあ、と思っていたら、全編を通して出てくれてたので、それだけで救われました。
またまた、後半で出てくるジョンのおじいさんもイイんだ。

しっかし、最後の最後まで、男二人を天秤にかけるマリアンヌ。
冒頭のタイトルロールで、黒い画面に綱渡りする画像がいいなあ、とか思ったけども。
ラストシーンの滝をバックにカラーで同じ画像が出てきて、それがどっちつかずに二人の間でバランスをとってるマリアンヌの象徴なんだとわかってからは、なんかいや~な感じになったです。

まあ、話はどうでもいいですよ。これはダニエルを観るためだけに買ったんだから。
大工仕事してるときの青いTシャツとパンツ姿もよろしかったし。
黒いセーターにジーンズの上に黒いロングコートをひっかけてる姿もよろしかったし。
イチバン私的に良いなあと思ったのは、街道沿いの道路標識のところでハイケたんが現れるのを待ってるときに、画面の奥に向かって石か何かを投げてる後ろ姿ですね。
動きがとっても美しかった。
そして、今回もつくづく思ったのは、ダニエルは青い服が似合うということでした。
スーツの下のシャツもブルーが多かったしね。
スタイリストがちゃんとわかってる。

あと、パペット製作の合間に仕立て屋もやってる(どっちが本業なのか?)おじいさん二人組みが、収監されてるジョン(ダニエル)に面会に来たときに持参してたカエルの王子様のパペット。
欲しい~。どっか売ってないか。ないなら自分で作るか~。と思いました。

人形と言えば、流産して傷心のマリアンヌ(ハイケたん)が列車に乗るときに見送りに来て、子供の人形を渡そうとして断られたとき(コレに関しては私も断る。だって、流産した直後に、子供の人形くれるなんて、無神経すぎるもん)の、『捨てられた子犬のようなジョンの眼』にはヤラレましたね。
ダニエルはやっぱ、あの眼がね、たまらんのです~(//▽//)

ダニエル・クレイグが現在のガールフレンドのサツキたんと付き合う前に長く付き合ってたというハイケたんを今回ちゃんと動く画像として見て、ダニエルの好みの女のタイプがはっきりわかりました。
子供まで成した前妻さんの画像など見たこともないのですが、きっと、このタイプなんだろうなあ(笑)。

ああ、そういえば、もう既にお約束の感のあるダニエルの全裸、出てきましたね。後ろ姿ですが、寝台車でハイケたんとえっちするシーンで。
ただ、私はそれにはもう萌えなくて、むしろその直前のシーン、脱いだズボンをきちんとたたむ仕種に、萌えました。
【愛の悪魔】でも同じように、脱いだズボンをちゃんときれいにたたむシーンがあったのですが、こういうさりげなくお行儀が良いところが、なんだか好感持てます。



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