2月1日はファーストデイで1本1000円で映画が見られるということで、ジョージ・クルーニーの【かけひきは、恋のはじまり】と2本ハシゴで【慰めの報酬】の2回目に行ってきました。
えーと、公開から2週間以上経ったし、映画の日で格安で見られる日も過ぎたし、そろそろ私もお口のチャックを全開して良いでしょうか。
とゆー訳で、大々的にネタバレますので、たたみます。
えー、まず、オープニングです。
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詳しいところは画像にリンク貼ったYou Tubeで見ていただくとして。
アシュトン・マーチン、ボンド仕様は頑丈なのね。
開始たった3分で、敵のアルファ・ロメオ2台とイタリア警察の車と通行中のトラックとか、イロイロ壊れた上に、たくさん人間も死傷してるのに、ボンドもボンドカーも無事。
しかも、シエナの街について、開けてビックリ、後部トランクに縛られたミスター・ホワイトさんが転がってます。
Σ(゜ロ゜;え? ホワイトさん、カジノのラストで撃たれて死んだんじゃ?
……予告編で尋問されてるホワイトを見てるくせに、こう思ってしまうあたり私のおバカさんっぷりが知れます(笑)。
「出ろ」とゆって、トランクを開けるボンドさん。そのあと、タイトルロール。
Quantum of Solace (2008) Main Title Cinematic HD
1回目のときは、「なんか地味な音楽ね。オマケに、往年のボンド映画よろしく、ハダカのお姉さんクネクネダンス復活か~(-_-;)」と萎えましたが、You Tubeで散々見たおかげか、これはこれでいいな、と。
シエナの伝統祭りハリオの場面。会場の裏では、ボンドがホワイト氏を尋問中。
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ホワイト「我々の仲間はどこにでも出向いている。……そうだろう?」とかゆったら、MI6のエージェント(敵側)が、発砲。ホワイト氏、椅子から転げ落ち、Mも床に伏せ、ボンドは逃げるヤツを追っかけて行き……。
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屋根の上をヤマカシ走り。
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走ってるバスにもジャンプ。
公式トレイラーで足場から落ちて最後にロープにぶら下がってバンと撃つシーンがありますが、あれで相手を殺しちゃうのです。
Mから「どうして殺すの。生かしてたら何か聞き出せたかもしれないのに」と叱られるボンド。でも相変わらず、叱られてもしれっとしてます(笑)。
今回、本当に、片っ端から、殴る蹴るーの、最後は撃ち殺しーの、ついでに車も街もぶち壊しーのなターミネーター・ボンドでございました。前回のカジノは海で泳いだり、ヴェスパーを追って水の中に潜ったりと、水のシーンが多かったんですが、今回は、なんかっちゅーと爆発して、めらめらと炎があがってました。
MI6の裏切り者の持ってた紙幣から、関係あると思われる男を追って、ハイチかどっか(2回も見たのにうろ覚え)のホテルの325号(こんな数字だけ覚えてどうする、自分)に泊まってる男の部屋にピッキングで侵入。ナイフバトルの末、素手で相手を殺してしまうボンドさん。乱闘中に切られた腕を、シャツを引き裂いた紐で縛って止血。ワードローブから殺した男のジャケットを引っつかんで羽織り、フロントで「何か伝言は?」と問うボンドに「お預かり物があります」と、ジュラルミンケースを渡すフロント嬢。
ピッキングのときに大写しになるオメガ(笑)。このときのボンドさん、下は白いジーンズで上が濃紺のポロシャツなんです。カジノロワイヤルの、オーシャンクラブのホテルでディミトリアス相手にポーカーしたときのと似た服装ですが、この人は、こんなさりげない服でもカッチョいいのです。萌え(//▽//)
んが、このときの敵方が同じような濃紺のシャツで、違いといえば相手のズボンが黒っぽかったことだけで、もみ合ってる最中、どっちがボンドくんだか、見てる私にはわからなくなりました。やっぱ、ここは相手のシャツの色は、全く違う色にして欲しかったなあ、と。
ここで全く私的な萌えツボなんですが、【真夜中の男】という海外ロマンス文庫で「素手で人を殺せる方法は45も身につけている」という文章があって、「ああ、やはり、イギリス海軍中佐でもあるボンドさんも、米海軍SEAL部隊の中佐と同じような技術をもってらっしゃるに違いない」と思いました。しかし、またもや貴重な情報源を殺してしまったボンドさん、あとからまたMに叱られます。
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ホテルを出たところで、「乗って」とゆって、カミーユさん登場。ボンドさん「?」となりながらも、とりあえず乗ります。適当に話を合わせながら、カミーユのバッグからIDカードを抜き出したり……。(廃業しても泥棒とスリで食べていけます)
カミーユ「知り合い?」(後ろから着けてきてるバイクをバックミラーで見て)
ボンド「知り合いはいない」
……で、フォードとバイクのカーチェイス。
カンチガイからすったもんだの末、カミーユから車の外に放り出されて、追っかけてきたバイクをぶん投げるシーンに萌え。
前回のカジノもそうでしたが、ケータイも鍵も、果てはバイクまで放り投げるボンドさん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/ec/42d817ac34edb245ba8818243ca2ae21.jpg)
……のくせに、このあと、カミーユがドミニク・グリーンから「取引のオマケだ。飽きたら捨てていいぞ」と、将軍の船に引き渡されるのを見るや、「Σ( ̄□ ̄;)!!」とかゆー顔で、バイクでボートの3弾跳び、挙句、漁船を奪って船上バトルです。(しかし、あのボロ漁船のほうが、最新鋭ボートより頑丈とは、さすがボンド仕様。つか、ボンドさんが乗ると、何でも秘密兵器に変身なのね)
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自分を撃ち殺そうとした女でも、女は女。女性は守らねばなりません、なボンドさんに痺れます。
やんちゃな乱暴者のくせに、こんなところで英国紳士の血が騒ぐのか(笑)。
車に女性を乗せるときは常にドアを開け閉めしてエスコート&立ち上がるときには手を貸す、寒そうだったらジャケットを貸すのは当たり前の英国紳士っぷり。その落差にたまらん萌えます。
そういえば、前回のカジノも列車のシーンで、座席から立ち上がってヴェスパーを見送る所作に萌えたんでした。
ダニエル・ボンドは、本当に、仕種とか佇まいが美しいのです。
やっぱ、この落差が、世界中のお姉様方を虜にしてるツボなんでしょうねえ。
ああ、もう、たまらんわー。
……なんか、冒頭の30分も行かないうちに、スゴイ量になってしまいました。
とりあえず、一旦アップします。
つづきはまた、ぼちぼちと。