まぼろしレストラン

今ではもう心の中でしか食べられない思い出の食べ物に関して綴ります。……のつもりが、イロイロな日記の置き場に。

【かけひきは、恋のはじまり】

2009年02月02日 01時30分57秒 | ジョージ・クルーニー


【かけひきは、恋のはじまり】日本版DVD昨日は2月1日、ファーストデイで映画1本1000円の日ということで、【007慰めの報酬】2回目と、【かけひきは、恋のはじまり】の2本をハシゴで見てきました。
で、帰宅してネットでAmazonを検索しておったら、3月25日に日本版のDVDが出るというではないですか。

ワーイ・ワーイ\(^_\)(/_^)/ワーイ・ワーイ

しかも、日本版DVDパッケージは私が「ドイツ版希望」と2008年11月11日の日記で書いたおかげか、神に祈りが通じたのか、ドイツ版のパッケージとほぼ同じ(ジョージさんとレニーさんの位置が上下逆なだけ)でございますよ。


ドイツ版        英国版       米国版
ドイツ版英国版米国版
実は正月前にドイツから輸入したはいいが、コメディのマシンガントークで英語字幕がザラザラザラっと流れて読めなかったので中断してたんですが、本日、日本語字幕付きの映画を見てきたので、英語字幕でこれからもっかいドイツ版DVDを見ようかと(笑)。

えーと、帰宅してすぐに「DVDでもっかい見ようか」と思うことでもおわかりでしょうが、

メ ッ チ ャ よ か っ た っ す よ (^o^)

英語版で途中まで見た段階で「ツボです」と書いてましたが、今回最後まで通しで見て、やっぱり「たまらんツボ」でした。
つか、「私はジョージ・クルーニーと好きなものが同じなんだ」と(笑)。

2008年11月25日の日記で、
いや、しかし、ここまで見ただけでも、なんつーかもう、ジョージ・クルーニー監督の趣味丸出し、ちゅー感じ。
つか、「ああ、そんなにアノ時代とか、アノ頃の映画が好きなんだね~(*^_^*)」と、ココロが和みます。


……と書いてますが、舞台設定・時代設定・衣装・音楽・小道具など、どれをとっても監督であるジョージ・クルーニーの趣味丸出しです。
以前【グッドナイト&グッドラック】をDVDで見たとき(このレビューはまたいつかちゃんと書きます)にも、サラ・ボーンの名曲が随所に出てくるのでシビレましたが、今回もジャズでした。
やっぱ、実の叔母さんがローズマリー・クルーニーだから、ジャズ好きなのかしら。そんなに好きなら、ジョージさんには、いっそ、あの時代のジャズメンたちの映画を作ってほしいざんす。世間様はどうだかわからないけれど、私は絶対にはまります(笑)。
実は私、ローズマリー・クルーニーがベニー・グッドマンの曲にフィーチャーした『Good-Bye』が大好きで、ペレス・ブラード楽団と一緒に録った『メロンの心』とか『キエンセラ』、『マック・ザ・ナイフ』とか、大好きなんでございますよ、子どもの頃から。
もういっそ、叔母さんの話とか、撮ってくれればいいのに、ジョージさん(笑)。

閑話休題。
しかし、何故にこの映画、各検索サイトのレビューで評価が低いのかがわからない。
つか、今日はレイトショーで見たんですが、映画の日にもかかわらず、観客は私ともう1人、50がらみのおじさんだけでしたのよ。上映開始時間ギリギリにこのおじさんがやってこなかったら、観客は私たった1人の貸し切り状態で、それはそれでおもしろい、ブログのネタになるよと思ったですが(苦笑)。
ほんとーに、こういう映画ってお客が入らないのね。なんでなの。わからない。
私はこういう昔のハリウッド映画のような、ライトで美しい映画がもっと見たいザンスよ。
これとか【グッドナイト&グッドラック】とか、【ディボース・ショウ】とか、【オー・ブラザー!】とかのほうが、【さらば、ベルリン】とか【フィクサー】とかよりも、私は好きでございます。

特に、今回はラブシーンがよかった。
「踊らないか?」
とゆって、モグリ酒場で『The Man I Love』が流れる中、ジョージさんがレニーさんと踊るんですが、そこがとってもよろしいんざんす。
(この曲、最初、ビリー・ホリデイの『Lover Man』かと思ったんですが、途中で曲調が変わるのです。歌詞も違うし。この映画のオリジナルなのかしら)
いや~、もう、この場面、【アウト・オブ・サイト】のバーのシーンを彷彿とさせられました。
ダニエル・クレイグは自分的に「キスシーンをやらせたら世界一」の俳優ですが、ジョージさんは「キスに至るまでのなんとも切ない感じをやらせたら世界一」の俳優さんでございます。
あくまで、自分的に、ですが。




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