まぼろしレストラン

今ではもう心の中でしか食べられない思い出の食べ物に関して綴ります。……のつもりが、イロイロな日記の置き場に。

【慰めの報酬】2回目・その1

2009年02月02日 17時13分48秒 | 007・慰めの報酬
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2月1日はファーストデイで1本1000円で映画が見られるということで、ジョージ・クルーニーの【かけひきは、恋のはじまり】と2本ハシゴで【慰めの報酬】の2回目に行ってきました。

えーと、公開から2週間以上経ったし、映画の日で格安で見られる日も過ぎたし、そろそろ私もお口のチャックを全開して良いでしょうか。

とゆー訳で、大々的にネタバレますので、たたみます。
えー、まず、オープニングです。

詳しいところは画像にリンク貼ったYou Tubeで見ていただくとして。

アシュトン・マーチン、ボンド仕様は頑丈なのね。
開始たった3分で、敵のアルファ・ロメオ2台とイタリア警察の車と通行中のトラックとか、イロイロ壊れた上に、たくさん人間も死傷してるのに、ボンドもボンドカーも無事。
しかも、シエナの街について、開けてビックリ、後部トランクに縛られたミスター・ホワイトさんが転がってます。

Σ(゜ロ゜;え? ホワイトさん、カジノのラストで撃たれて死んだんじゃ?

……予告編で尋問されてるホワイトを見てるくせに、こう思ってしまうあたり私のおバカさんっぷりが知れます(笑)。

「出ろ」とゆって、トランクを開けるボンドさん。そのあと、タイトルロール。
Quantum of Solace (2008) Main Title Cinematic HD

1回目のときは、「なんか地味な音楽ね。オマケに、往年のボンド映画よろしく、ハダカのお姉さんクネクネダンス復活か~(-_-;)」と萎えましたが、You Tubeで散々見たおかげか、これはこれでいいな、と。

シエナの伝統祭りハリオの場面。会場の裏では、ボンドがホワイト氏を尋問中。

ホワイト「我々の仲間はどこにでも出向いている。……そうだろう?」とかゆったら、MI6のエージェント(敵側)が、発砲。ホワイト氏、椅子から転げ落ち、Mも床に伏せ、ボンドは逃げるヤツを追っかけて行き……。


屋根の上をヤマカシ走り。


走ってるバスにもジャンプ。

公式トレイラーで足場から落ちて最後にロープにぶら下がってバンと撃つシーンがありますが、あれで相手を殺しちゃうのです。
Mから「どうして殺すの。生かしてたら何か聞き出せたかもしれないのに」と叱られるボンド。でも相変わらず、叱られてもしれっとしてます(笑)。

今回、本当に、片っ端から、殴る蹴るーの、最後は撃ち殺しーの、ついでに車も街もぶち壊しーのなターミネーター・ボンドでございました。前回のカジノは海で泳いだり、ヴェスパーを追って水の中に潜ったりと、水のシーンが多かったんですが、今回は、なんかっちゅーと爆発して、めらめらと炎があがってました。


MI6の裏切り者の持ってた紙幣から、関係あると思われる男を追って、ハイチかどっか(2回も見たのにうろ覚え)のホテルの325号(こんな数字だけ覚えてどうする、自分)に泊まってる男の部屋にピッキングで侵入。ナイフバトルの末、素手で相手を殺してしまうボンドさん。乱闘中に切られた腕を、シャツを引き裂いた紐で縛って止血。ワードローブから殺した男のジャケットを引っつかんで羽織り、フロントで「何か伝言は?」と問うボンドに「お預かり物があります」と、ジュラルミンケースを渡すフロント嬢。

ピッキングのときに大写しになるオメガ(笑)。このときのボンドさん、下は白いジーンズで上が濃紺のポロシャツなんです。カジノロワイヤルの、オーシャンクラブのホテルでディミトリアス相手にポーカーしたときのと似た服装ですが、この人は、こんなさりげない服でもカッチョいいのです。萌え(//▽//)
んが、このときの敵方が同じような濃紺のシャツで、違いといえば相手のズボンが黒っぽかったことだけで、もみ合ってる最中、どっちがボンドくんだか、見てる私にはわからなくなりました。やっぱ、ここは相手のシャツの色は、全く違う色にして欲しかったなあ、と。

ここで全く私的な萌えツボなんですが、【真夜中の男】という海外ロマンス文庫で「素手で人を殺せる方法は45も身につけている」という文章があって、「ああ、やはり、イギリス海軍中佐でもあるボンドさんも、米海軍SEAL部隊の中佐と同じような技術をもってらっしゃるに違いない」と思いました。しかし、またもや貴重な情報源を殺してしまったボンドさん、あとからまたMに叱られます。


ホテルを出たところで、「乗って」とゆって、カミーユさん登場。ボンドさん「?」となりながらも、とりあえず乗ります。適当に話を合わせながら、カミーユのバッグからIDカードを抜き出したり……。(廃業しても泥棒とスリで食べていけます)
カミーユ「知り合い?」(後ろから着けてきてるバイクをバックミラーで見て)
ボンド「知り合いはいない」
……で、フォードとバイクのカーチェイス。

カンチガイからすったもんだの末、カミーユから車の外に放り出されて、追っかけてきたバイクをぶん投げるシーンに萌え。
前回のカジノもそうでしたが、ケータイも鍵も、果てはバイクまで放り投げるボンドさん。


……のくせに、このあと、カミーユがドミニク・グリーンから「取引のオマケだ。飽きたら捨てていいぞ」と、将軍の船に引き渡されるのを見るや、「Σ( ̄□ ̄;)!!」とかゆー顔で、バイクでボートの3弾跳び、挙句、漁船を奪って船上バトルです。(しかし、あのボロ漁船のほうが、最新鋭ボートより頑丈とは、さすがボンド仕様。つか、ボンドさんが乗ると、何でも秘密兵器に変身なのね)



自分を撃ち殺そうとした女でも、女は女。女性は守らねばなりません、なボンドさんに痺れます。
やんちゃな乱暴者のくせに、こんなところで英国紳士の血が騒ぐのか(笑)。
車に女性を乗せるときは常にドアを開け閉めしてエスコート&立ち上がるときには手を貸す、寒そうだったらジャケットを貸すのは当たり前の英国紳士っぷり。その落差にたまらん萌えます。
そういえば、前回のカジノも列車のシーンで、座席から立ち上がってヴェスパーを見送る所作に萌えたんでした。
ダニエル・ボンドは、本当に、仕種とか佇まいが美しいのです。
やっぱ、この落差が、世界中のお姉様方を虜にしてるツボなんでしょうねえ。
ああ、もう、たまらんわー。

……なんか、冒頭の30分も行かないうちに、スゴイ量になってしまいました。
とりあえず、一旦アップします。

つづきはまた、ぼちぼちと。



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