この頃、外科的治療でしばらく入院した。
多くの友人達から、病院食はまずい!と、散々脅されていたのだが、
いざ入院して食事が出てきたら、僕は、美味しくてたまらなかった。
朝昼晩、食事が待ちきれず、時間が近づくと用もないのに廊下でウロウロした。
看護師さんに見透かされ、何度かからかわれた覚えがある。
本当に美味しかったのだ。
おかずの種類も豊富だし、手作り感満載で、調理場の活気が目に浮かぶような料理だった。
その病院が特別だったのか、
僕の舌が、人と違ったのか、
いや、
今、思ったのだが、
もしかしたらこの頃、
僕の体は、このような食事に、激しく飢えていたのかも知れない。
(2018/03/21記)
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