岡部明美さんとの出会いは、今年3月
アドラー心理学を取り入れた産業医として日常的に健康指導をされている上谷実礼さんとのコラボトークをお聞きしたのが始まりです
講演の際、参加者の「困りごと」をセッション(適当な言葉をしりません)され、「こんなことあるんだ!」びっくりしたのが第一印象でした。
どんなことに「びっくり」したのかというと
参加者の一人が「父が亡くなり相続が発生したのだが、兄弟仲が悪くて、その手続きがスムーズに進まず困っている」というものでした。
明美さんはその場で、相手の話を聞き、これを解決するにはどうしたらいいか?ご自分でストーリーを組み立てます
彼女は見通しを持ってから、
主訴の人、兄弟、両親・祖父母など明美さんが必要と思った人を、主訴の人に会場から選ばせます(似た感じの人を)
選ぶ・登場するって言ったって、参加者の皆さんはほとんど知らない関係の人です。だからその人の悩みを知るはずない人ばかり
なのに・なのに、登場した人たちは演技をするわけでもなく(演技は望まれていない)淡々と自分の感じたことをいうのです。
例えば、苦しかいとか悔しかいとか、さっぱり訳わからんとか、あんたとは口も利きたくないとか
それなのに、どんどんストーリーは進み辿り着いていく
最後には兄弟(出演者)が抱き合って「和解」へと繋がる。
え?え?
なに?なに?
この不思議な世界 この展開
岡部明美ワールド 怪しすぎる!深すぎる!
主訴の方のわだかまりがスルスルほどけて「どうすればよいのか」「なにに縛られていたのか」が理解されていく
自分の苦しんでいた感情が、一転して自分を勇気づける後押しをしてくれることに
見事なまでに人の気持ちを「幸せになるよう」導いている!
こういう登場人物を使って、感情を立体化するのを「コンストレーション」と呼び、今回安曇野での3日間4人の主訴を1人づつ、感情と事実を解き明かしていきました。
岡部明美さんは
宝石を買えだの・仏舎利を買えだの・水を買え・・・などと一言もない。
むしろそういうスピリチャル(本当は偽スピリチャル)の否定をしている・・・だから
第六感とかその人だけ特有の「神通力」とか私に感じさせない
アドラー心理学が世間に広がる前に、
彼女が自分の病を冷徹に眺め、病を克服する為に取り組み、独自の理論と実践を叩きあげた
いわば「岡部明美イズム」を、見せてくださっていると言い換えてもいいのだと思う
アドラー心理学を学んだ私にとって、彼女との考え方は対立するものではない
むしろアドラー心理学より、日本の歴史・風土に育った「苦しみ」や「感じ方」を
明日の自分の幸せに向かって行動し、自分を知る点で容赦ない強さを持っているように感じている。
「岡部明美イズム」に出会えたのは、必然だった気がしています
次に岡部さんにお会いできるのは11月の「湯河原」WS(ワークショップ)
テーマは、『岡部明美さんとアドラー心理学講師の小倉広さんとのコラボワークショップ=ボス型マネからの脱却・ミッション経営の切り札」』
小倉広さんは「アドラー心理学」について著作を上梓されている。
また経営にも、アドラー心理学を基礎にして多くの経営者の方たちに影響を与え、独自な展開をされている
湯河原の3dy’sでは、夫がなにか感じる機会ににもなれば嬉しい
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