パラグライダーにブレーキやアクセルがついているってことご存じない方、いらっしゃると思います。
風任せで飛んでいる、のんきそうな乗り物にそんなものが付いているのか?と。
実はついているんです。これが取り付け前のアクセルです
どこについてるのかって?ここです。取り付けたところ
パラグライダーって空高く飛んでいる時はフワフワしたのについ目が奪われるけれど、パラの下に人間がぶら下がっている所があり、それは袋のようになっていて、椅子にもなります。椅子の下側にくっついているのがアクセル。
私は今まで、アクセルを使って(意識的に)練習した経験はありません。使ったのは校長から無線の指示を受けた時だけです。
使用した時は、向かい風が強くてパラが進むに進めず、着地する目標地点まで高度が保てず不時着するかもしれない。そうならない為校長から「アクセルを踏んで」との無線指示があった時でした。
その後、約1年後の今もアクセル踏むほどの向かい風の経験がありません。
そんなことなので、自分で判断してアクセルを使うことがきません。
この程度の理解で、校長から「ビッグ・イヤーする時はアクセル10センチくらい伸ばしてね」と指示を受けてみたものの???と思いつつテイクオフしました。課題はこなせました。
後で「ビッグイヤーの時にアクセル踏むのは何故?」と校長に尋ねたのですが「やっぱり、自分で考えてみる」と宿題にした。」こういう経過です。
飛んだよ~↓
ビッグイヤーしたよ~↓
アクセルを踏む場合の答えは2つありますが今分かっているのは1つ。
写真でわかるようにビッグイヤーは翼の両端を内側に曲げます。ビッグイヤーをすると風の取り入れ口を曲げるので、取り入れ口が少なくなります。
取り入れ口が少なくなる意味とは?
パラが上を向いてしまうことになりやすい⇒つまりパラが落下しやすくなる。
落ちちゃ困る。
だから風の取り入れ口のラインにつながっているアクセルを踏む(アクセルを伸ばす)。これで、パラの口が上を向かないようにする。
それとアクセルを踏むことで、風の状況が悪い場所から早く逃れるという「動き」も同時にしていることにもなる。が、どういう状況でアクセルを使うかはフライヤーの実力に通じる
そんな目的があると知り、ハァ~~~すげぇなパラグライダーは(なんと理論的なことよ) 感嘆
だから魅了されていくんでしょう。
あっはっはっは。本当に面白い
アナタとこの楽しさ・ワクワクを共有したいよ~~ん