V6 10th Anniversary Tour musicmind 東京公演最終日。
この日のチケットを私は持っていませんでした。FCで申し込んだチケット抽選にはずれ、友人の多大な協力を得て電話をかけてもらった番組先行発売、その後の一般発売でも取れませんでした。日曜日でしかもV6の聖地での記念コンサート最終日となれば、そりゃー競争率は激しいでしょう。
仕方ない…と諦めて18時30分発の飛行機で帰るよう、予約もしてあったのでした。
ところが、12月6日深夜。信じられないことにそんなプラチナチケットを譲っていただけることになりました。嬉しいのはもちろんですが、驚きすぎて同時にどどどーしようっ!!とパニック状態。無意味に夜中に部屋をウロウロ、雑誌の片づけなんか始めちゃったりして、かなり挙動不審…

突然のプラス1泊。文句も言わず「折角だから楽しんでおいで」と送り出してくれたダーリン、留守中はまかして!と一切を引き受けてくれたPさん、感謝しています。ありがとう!
周囲の理解と協力なしには「夢中になること」って成り立たない、と実感しています。
チケットを譲ってくださった方の隣で、ありがたくコンサートを拝見。なにせ初対面の方とご一緒なので今日ばかりは叫ぶのも自粛と思っていたら!!
なんと席が、1階最後列。すなわち2階花道の真下!!メインステージも近いし、あまりの良い席に「ありがとうございます!」を連発するしかできなかった私。
メインステージもセンターステージもアリーナ花道も、すべてがバッチリ見える。
そして、なんといっても2階花道に来たときは近い近い近いってばー!!
とはいえ、2階花道の主たる目的は2階席へのサービスだから「ああ、すぐそばを歩いてる~

」って感じなのだけど、それでも嬉しい。うわーうわーと興奮していたら、「愛のmelody」で、突然ぴょこっとやや右よりのところから剛くんが下を覗いてくれるじゃありませんか! しかも真下じゃなくてこっち方面へ顔を傾けて見てくれてるしっ!!
ええーっ!見てる?見てくれてる??ぎゃーっ!
叫ぶの自粛と言っておきながら、そのひとときに軽く10回は「剛くん!」と叫んだと思います…
あれは確かに私に手を振ってくれたんだー

うちわ覚えててくれたんだー


と、思い込んでも許されるかなぁ~ってくらいの至近距離、再び。
5回の公演中2回もそんな思いができるなんて、怖いくらいの幸運。やっぱり神を信じたくなりました。かびさま…
ダブルアンコール「UTAO-UTAO」でコンサート終了。
でも今日は続きがありました。入場時にチラシが配られ、コンサート終了後にファンからV6へのサプライズ記念プレゼント

決行!!
「ありがとうのうた」をV6が再びステージに出てきてくれるまで大合唱。出てきてくれたら、会場に流れる「ありがとうのうた」にあわせてペンライトでメッセージを作り出します。
V6/10TH/オメデトウ/アリガトウ
V6/ダイスキ!/サイコウ!
V6/コレカラモ/ズット/イッショ
自分が点灯すべき時の指示を見逃してはならん!と言う使命感とステージ上の6人のリアクションに意識を奪われ、ちゃんと文字が浮かび上がっていたのかどうかは見られなかったのですが、暗闇にゆれる1万個のペンライトの光は、ただそれだけでもうっとこみ上げてくるくらい綺麗だから、文字が成功していたらそれはそれはもう……

「ありがとうのうた」が終わったら、声を合わせて全員でメッセージ。
「V6 10周年おめでとう! 10年、20年、ずっと一緒に楽しもう!」
最後の「もう!」で隠してあった風船を飛ばします! 客電のついた明るい会場に一斉に放たれた風船がスタンドとアリーナに舞うのは、ペンライトの光とはまた違った感動的な光景でした。
「一緒に楽しもう!」はV6の(&ファンもかな?)合い言葉みたいなもので、坂本くんがいつも言っているの。その言葉を客席から言われて、モニターに映った坂本くん、かなりウルウルしていました。ああ、坂本くん喜んでくれたんだなーと思っていたら、次に映し出された健くんもかなり潤んだ瞳。つられて私も鼻がツーンとなりました。だめ押しはやっぱり剛くん。コメントを求められて「えっ?オレ?」と素っ頓狂な声を出しつつも、大きな黒目がいつも以上にキラキラとしていて、それを見たらダメだった…。うーっと涙がでてしまったのでした。
初対面の方の隣だったので、そこでグッとこらえましたが、気の置けない友達が一緒だったら号泣しちゃってたでしょう~。涙もろいんだよぉ、私~
その後「俺達からお返し!」ともう1曲「TAKE ME HIGHER」を歌ってくれてコンサートは終了。
でも、規制退場のアナウンスが始まっているにも関わらず、メンバーコールは止まず、4thアンコール。挨拶に登場してくれたのでした。「オレ達は~V6!!」
コンサートの締め恒例、健くんのFLYING KISS

でホントに終了。会場からわき起こる拍手。最後に拍手が起きたコンサートなんてはじめて。すごいね!すごいね!!
各所で論議されてる「どこまでがサプライズでどこからが想定内」なんてどーでもいいじゃない。6人が喜んでくれたのは事実なんだから。V6が喜んでくれたらファンだって嬉しいじゃない。
「喜んでくれたね!よかったね!」って満足することも大事だよね。単純に私は感動しました。この人たちのファンでよかったなーって
来年からアスベスト対策の改修工事で、代々木体育館はしばらく閉鎖。
来年の夏、もしコンサートがあるとしても聖地ではないのはちょっと淋しいかも。
とはいえ、健康には換えられないしね。って今回どんだけ私アスベスト吸ったんだろ?
早く安全な建物に生まれ変わってね。またココで愛をさけびたいから。