【悲報】清水富美加さん、月給5万円だった
幸福の科学、清水富美加は「心身に傷」会見全文

清水富美加の書籍を手に、清水の出家について語る幸福の科学の里村英一専務理事兼広報担当(右)。左は佐藤悠人弁護士(撮影・森本隆)
突然、青天のへきれきのように出家を希望したとみれる点がございましたので、出家には大きな伏線があったことをご報告させていただきます。
私ども、芸能界にしばしばみられる奴隷契約、就労環境があったことが大きな点だと思っております。
当初は歩合制であったものの、事務所は何もしてくれなかった。次第に稼ぐようになったら、事務所から「月給5万円」と、月給制を持ち出された。
お父さまから事務所に、厳しいのではないかとお話ししたところ、仕事を干されたというのがありました。
その中で清水さんは、仮面ライダーシリーズのオーディションに自分で申し込み役を射止めましたが、 睡眠時間3時間で1カ月31日働いても、月給5万円、ボーナスは支給されなかったという環境で、仕事をやっておりました。
嫌な仕事の典型は、水着のDVDであった。性的対象にされるのが嫌で事前に拒否していたにもかかわらず、「もう決まっている」と、 無理に入れられてしまった。仕事を断ると干されるという恐怖の中で仕事をしていたと言っていました。しばしば周囲に死にたいと、 多いときには週1回、漏らすようになりました。
マネジャーにも言うと「あまり言うと死んじゃうんじゃないかと思うので、もう言わないでほしい。死ぬという言い方はずるい」と言われました。
自分の奥底に気持ちをため込むようになったそうです。事務所側は、彼女の危機的状況に対して、真摯に対応してこなかったという状況であります。
昨年秋に、今年公開になる暗い映画の撮影が続き、祈願を受けると言うことで何とかやってきました。
その中で「女優 清水富美加の可能性 守護霊インタビュー」をきっかけに、長年おさえていた思いが吹き出した。
これをきっかけに天命を確信して、出家を決意するに至ったのでございます。弁護士に依頼し、迷惑をかけないよう今の仕事をどう整理していくのかという段階になったけれど、事務所に相談すると「せめて決まっている仕事はやってもらわなきゃならない」という、
聞く耳を持たない強硬姿勢に出られました。それを見た清水さんは心身に大きな傷を受け、専門医の治療を受け、 ドクターストップで仕事を休むという結論になりました。病名などは個人情報につき控えさせていただきます。
SOSを役者さんがあげても、事務所側は仕事だからやるしかないと言うばかり。突然スケジュールの穴をあけたのではなく、整理したいのに、 事務所がやれという一点張りだったために、このような事態になっています。 診察した医師からは「生命の危険があります」と診断が出ています。
働き続けて死を選んだ電通の社員の事例を思い出さずにはいられません。宗教上の緊急救済の必要があると考え、
出家を認めるに至ったのであります。事務所側はその経緯を全く理解しようとしていない。
「業界のルールに従わないとこの世界では生きていけない。どんなおかしなルールでも、事務所を辞めたら本名を自由に使えないとか、
ルールから逃げられなくて、毎日がギリギリの状態でした」と本人が申しております。
本人によると、そうした思いをしているのは自分だけではないと。若い役者たちは同じように死にたいと申していると。
業界のあしき部分があるならば正していただきたいと、清水さん個人を越えて、芸能界が浄化されることを願っています。