公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

新年

2014-01-04 | 現在の教室運営
あけましておめでとうございます。
「今年独立」の腹案をお持ちの方々にも、今年も公文で頑張る方々にも、それからすでに独自の道を歩んでおられる皆様にも、良い年になりますように。

とはいうものの、私の方は波乱の年明けになりそうです。

といっても大したことではなく、
年末に他塾の冬特に参加した中二の生徒が、新年からそちらへ行くことにしたという連絡があり
めったにないことなので、がっくりきたってことと
私が可愛がっていた子が高校中退しているということを知ったということぐらいなのですが。

中二の子の方は、毎月のテストでクラス編成がおこなわれるような進学塾へ行きたいということで
そこそこできる子に育っているので、やむなし。
とはいえ、そういう話が出ること自体、
「そこそこ」で、本当にできるようにはなっていなかったんだなぁという反省があって。
中学での学年ベスト10には 入っているのですけれどね。

高校中退の子は、県内のトップ校に学校推薦で入った生徒で
どんなトラブルがあったことやら。
近くのスーパーで家族での買い物をしているのに会って
あまりにやつれた顔をしているのに驚いて「どうしたの?」と聞いたら
「ココロの病で。学校もやめました」というので
「四日に、教室へおいで。話を聞くから」
今日、来てくれるといいのですが。
いくらかでも手助けできることがあれば、と思います。
小学校低学年の頃からの生徒なので、実際の出来事はともかく
根っこにある問題は見当がつくのですが、そういう思いにとらわれず
とにかくどんなことがあったのか、無心に聞いてみようと思っています。

関わり合いになった子すべてに、
うちの教室を卒業してからの事まで 気にしていたら持たない、
とは思うのですけれども、
どれほどつらい思いが重なってトップ校中退にまで追い込まれてしまったのだろうと思うと
涙が出てきてしまいます。

そういえば、この前教室へ来て愚痴を垂れていた現在学校の先生をやっているあの子は
どうしているかしら、ちゃんと勉強しているかしら・・・・・・
先生稼業は、自分自身が勉強を続けて自分育ての努力をしないと・・・・・・って
グチグチ言っておいたのですけれど。

大みそかに母が来て、三日の朝帰っていきました。
実家で妹と二人暮らしをしているのですが
正月ぐらいはお母さんのお守りから解放されたいという妹の希望もあり
母に「邪魔にされた」という感覚でなく
姉娘のところで歓迎されたという想いで過ごしてほしいということもあって
初詣に出かけたり、温泉に連れて行ったりとサービスに努めたので、くたびれました。
大満足の笑顔で帰って行ったので、やれやれ。

さて、今日から3日間冬特の残りをやって、4日目の7日からは通常教室です。

皆さまもお元気にお仕事を続けられますように。









コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 29日まで教室で | トップ | ねずみの墜落死 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

現在の教室運営」カテゴリの最新記事