伊丹市立伊丹郷町館~江戸時代の町家へようこそ~

兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20 市立伊丹ミュージアム
旧岡田家住宅・酒蔵、旧石橋家住宅 公開中

年末年始

2017年12月26日 | 日記

今年も残り少なくなりました。みなさまにとってどんな年だったでしょうか。

バタバタと色んなことがあった酉年でした。

伊丹郷町館では、春の「新古宮展」、バロックコンサート、「夜のことば」公演、鳴く虫と郷町、俳句カフェ、「灯り」-part2-など今年も趣向を凝らし主催事業を企画、開催いたしました。

楽しんでいただけたでしょうか。

 

この一年間、多くの方にご来館いただき、ありがとうございました。 来る戌年も、みなさまに楽しんでいただけるイベントを企画していきたいと思います。

よろしくお願いいたします。 みなさま、良い年をお迎えください。

 

年末年始、伊丹郷町館は12月29日(金)~1月3日(水)まで、休館いたします。

新年は、1月4日(木)10時より、開館いたします。

 

<1月の郷町館>

平成30年1月13日(土)より、日本文化を育んだ自然 企画展「日本酒の自然誌」 where culture meets nature を開催します。

自然の恵みに育まれた日本文化のひとつである日本酒づくりを、博物館の標本を活用して展示・解説します。

日本酒をとりまく自然がテーマです。日本酒に彩りを添えるシンボリックな虫、いきものや鉱物の名称を冠した酒の瓶ラベルを多数用意しています。

日本酒の歴史ばかりでなく、街の成り立ちなど、新しい発見があるかもしれません。ちょっとブラタモリ気分で、ブラ郷町!

4つのジャンルに分かれております。

・日本酒づくりを支える生物進化 ―イネの系統と自然誌

・日本酒づくりを支える水循環  ―地下水の自然誌

・日本酒づくりを支える微生物  ―発酵のしくみ

・日本酒を彩る多様な生きもの  ―日本酒ラベルにみる生物多様性

お酒にまつわる様々な自然について楽しめるセミナーも開催されます。

 

―日本文化を育んだ自然 企画展 日本酒の自然誌 Where culture meets nature―

日 時:2018年1月13日(土)~28日(日) 10:00~18:00 (入館は、17:30まで)

場 所:旧岡田家住宅、酒蔵、旧石橋家住宅1階・2階

 

詳しくは、下記ホームページを参照してください。

兵庫県立人と自然の博物館ホームページ

http://www.hitohaku.jp/information/event/legacy-itami2017.html

 

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~~~伊丹市立伊丹郷町館~~~
  旧岡田家住宅・酒蔵<重要文化財>
  旧石橋家住宅<県指定文化財>
  兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-28
  電話 072-772-5959
  10時~18時開館(入館17時半まで)
  月曜休館(月曜が祝日の場合翌日)
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まち灯り

2017年12月20日 | 日記

今年の冬は、一段と寒さが厳しいですね。そのおかげで、夜空の星や月はとても輝いて見えるのはいいですね。

 

クリスマスが近くづいてくると、街のイルミネーションが、寒さを和ませてくれます。

12月20日(水)~25日(月)まで、夕暮れから午後9時ごろまで 、“酒蔵通り”に行灯が灯されます。

それぞれのお店の個性あふれる行灯が通りを埋め尽くします。大溝には、恐竜たちに襲われたまちをサンタが助ける物語などを行灯で演出されるそうです。

毎年、人々を楽しませる工夫をしてくださり、嬉しいですね。ぜひ、出かけてみてください。

 

<伊丹郷町クラフトショップ>

2018年1月31日(水)まで、新春・戌フェアを開催しております。

新年を迎えるにあたり、お箸、干支の犬のオブジェ、かわいい鏡餅、お皿、酒器など取り揃えております。

ぜひ、お立ち寄りください。

 

<伊丹市立工芸センター>

12月24日(日)まで、伊丹国際クラフト展「ジュエリー」を開催しております。

国内外の作家の個性あふれるコンテンポラリージュエリーが、数多く展示されております。

 

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  旧岡田家住宅・酒蔵<重要文化財>
  旧石橋家住宅<県指定文化財>
  兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-28
  電話 072-772-5959
  10時~18時開館(入館17時半まで)
  月曜休館(月曜が祝日の場合翌日)
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旧暦―師走

2017年12月02日 | 日記

とうとう12月、師走となりました。人の動きもどこか忙しなくなってきていますね。街に流れる音楽もなぜか気を急かせませんか。

忘年会、クリスマス、お正月など近しい人たちと過ごす機会が多くなりますね。

  

        (文化の郷、日本庭園にて撮影)

寒い日の夜空を見上げると、星や月がくっきりときれいに見えます。

今回は、ちょっと月の満ち欠けで一ヶ月を数えていた旧暦(天保暦)で季節を感じてみるのは、いかがでしょう。

お盆や七夕祭りのように、今でも、旧暦で行事を行う風習が残っている地域があります。

現在は、明治5年(1872年)改暦された太陽暦(グレゴリオ暦)です。それまでの暦を旧暦、太陽暦を新暦と呼んでいます。

旧暦は、月の満ち欠けで一か月を数えていました。新月を月の始まりとして、15日が満月、次の新月が来ると次の月の1日としました。

新月から新月は平均して29.5日間で、1年が354日になります。太陽暦の1年より短いため、ひと月分のずれが生じた時に、閏月を設けているのです。

新暦は地球が太陽の周りを回る周期を基準にしており、一回りするのに365.24…かかります。

旧暦には、各月で呼び名がありました。呼び名の由来を知ると、より季節を感じることができますよ。

1月/睦月(むつき)・・・・・ お正月に親族が集まり仲睦まじくする月

2月/如月(きさらぎ)・・・・ 寒さから、衣を重ね着する月 

3月/弥生(やよい)・・・・・ 暖かくなり草木が生い茂る月

4月/卯月(うづき)・・・・・ 卯の花が咲く月

5月/皐月(さつき)・・・・・ 苗を植える月

6月/水無月(みなづき)・・・ 田んぼに水をひく月

7月/文月(ふみづき)・・・・ 七夕に歌や文を書く月

8月/葉月(はづき)・・・・・ 木々の葉が落ちる月

9月/長月(ながつき)・・・・ 夜がだんだん長くなる月

10月/神無月(かんなづき)・・出雲大社に神様が集まるので、他の地域では神様がいない月

11月/霜月(しもつき)・・・・寒くなって霜が降りる月

12月/師走(しわす)・・・・・忙しくて師匠も走り回る月

 

いかがですか。いにしえの人々は、自然を敬い、感謝し心豊かに日々の’暮らし’を営んでいたのですね。

来年は、旧暦入りのカレンダーを掛けてみるのもいいですね。12月せかせかしますが、たまにはお月様を見上げてみてください。

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  月曜休館(月曜が祝日の場合翌日)
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