また会おうね

ひとり言でいい

再びの旧徳山村 (H18年5月17日)

2006-05-19 19:52:51 | Weblog

1ヶ月前は、残雪が山肌に凍りつき、
枯れ色だけの風が、白く濁った揖斐
川の流れの上を渡っていました。
「徳山しずまないでくれ」小学校の黒
板の文字が、動くもののいない谷間
に叫んでいるようでした。一本だけほ
ころび始めた桜の花に会いました。(また来るからな)ついそう言って帰
りました。
多勢の仲間と再び訪れた旧徳山村は、萌えいづる若葉の季節でした。山
々は輝くような浅緑に厚く覆われて雄大でした。私たちは二度と立つことは
ないであろう、巨大ダムの湖底となる所に降り立ちました。壊さずにダム底
に残ることになった小学校のあの黒板は、ダム近くに建つ徳山記念館に移
されるでしょうか。揖斐川は昔日のごとく流れ、人の歩いた道が捨てられた
畑の中に残っています。


  

  

  

  

  

  

  

  


遠州 浜松まつり

2006-05-06 23:03:16 | Weblog



遠州灘の風を受けて、悠然と舞っていた170町の大凧は
やがて、ラッパ、笛、太鼓、激練りとともに、
勇壮な切り合いに突入してゆきます。



陽が落ちると,市街に移った若衆、町衆の激しい練りが繰り広げられ
100余町の、きらびやかな彫刻の豪華な御殿屋台が引き回されます。
1年の思いをこめて、ちょうちんと、ラッパ、笛「オイショ、オイショ」の
激練りは、あちらこちらで、いつまでも続きます。

昔??・・・小さな浜松っ子連は、ロープのちんちん電車のような
輪の中に集められて,若衆連につれられて凧揚げの会場に
行きました。はっぴ の腹掛けの丼(ポケット)に、母が 上新粉を
こねて作った柏餅を1個いれてくれました。
その柏餅が 大きくて(自分がまだ小さかった・・・)重くて、
おなかの前で揺れるので、
会場に着く前に捨ててしまいました。おなかがすいてしまって、
もらった、醤油めしのおにぎりと、たくわんの
おいしかったのと、母に申し訳ないことをしたと、
今でも・・・思っています。