きまぐれ日記「あばよ昨日、よろしく未来」

西武ライオンズと鹿児島をメインに更新していきたいと思います。

岸プロ初勝利、西武2連勝☆☆

2007年04月06日 23時38分13秒 | 西武ライオンズ(2007)
西武 5 ー 2 オリックス
西   武 0 0 0 0 0 0 5 0 0 5
オリックス 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2

* (勝)岸2試合1勝
* (S)小野寺7試合3S
* (敗)川越3試合1勝1敗

* [本塁打]
* (西)G.G.佐藤3号2ラン(7回、川越)
* (オ)ラロッカ5号ソロ(4回、岸)

岸がプロ初勝利
 西武の新人岸がプロ初勝利を挙げた。九回二死から2点目を失い完投こそ逃したが、変化球の切れが良く安定した内容だった。打線は0-1の七回、G・G・佐藤の逆転2ランなど6安打で5点を奪った。オリックスは投打に精彩なし。
完投に値する力投の岸
 九回二死までたどり着きながら無四球も完投もならなかった。残ったのはパ・リーグ新人一番乗りのプロ初勝利。

 西武の岸は「最後は力んでしまった。完投したかったが…」と悔しさをのぞかせつつも「やっぱりうれしいです」。初登板の前回、好投しながらも逃していた初勝利。不格好でもその味は格別だった。

 2度目の登板で「緊張が逆にほとんどないのが不安だった」と言う。「五回まで制球がばらついて、よく抑えられた」。さらに終盤は指の皮がむけて毎回、荒木投手コーチから状態を確認されるほどだった。

 そんな中でも対応できる力を見せつけた。変化球、直球ともよく腕が振れ、繊細な制球力を欠いても八回まで1本塁打のみに抑えた。140球とスタミナ面も問題なかった。しかも前回のダルビッシュ、この夜は川越と相手エースと真っ向から渡り合った。

 今季初の連勝をもたらされた伊東監督は「生きのいい投球。完投に値する」と言い、新人王最右翼といわれる右腕の本領発揮に目を細めた。