タソガレブログ

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灰羽連盟

2011-11-10 03:07:26 | アニメの感想
灰羽連盟
灰羽連盟 Blu-ray BOX 〈期間限定生産〉
2002年
原作・シリーズ構成・キャラクター原案:安倍吉俊

今年の夏ぐらいに初めて見て、それからもう何回も何回も見ています。
間違いなく今年一番繰り返し見たアニメ。
こんな素敵な作品があるなんて知らなかったなぁ。
もっと早く出会えていたらよかった、と思う反面、今だからこんなに大好きになったのかもしれない と思う。
何度かレビューを書こうとしつつも、思うことがありすぎて投稿しないままになっていたのですが、もう11月だしそろそろ何か書きます。
全体を通して書くと煩雑になりそうなので各話ごとにしてみます。


1 繭 空を落ちる夢 オールドホーム
黒い鳥と一緒に落ちていく夢。後半になって何度もラッカが繰り返し考える「繭の夢」で物語が始まる。
繭を見つけたレキが、いったん戻ってきてタバコの煙を消すところ好きです。
ラッカの羽が生えてくるシーンはこの作品で唯一グロいのですが、痛みを伴って生えてくる羽というのは逆に神秘的な気がします。出産みたいな?ちょっと違うか。
ラッカの羽を丁寧に洗うレキ。最後まで見て改めてここ見ると、レキが新生児を大事にする気持ちが伝わってくる。
羽とは反対に、光輪のほうはギャグw

2 街と壁 トーガ 灰羽連盟
みんなの「繭の夢」の由来が興味深い。
ショータの「ショートケーキ」は意味深だなぁと思います。向こうの世界で死ぬ前に食べたのかな。
レキ以外の灰羽たちと街に繰り出すラッカ。
古着屋さんのお兄さん、いいですよね。優しい。しかしヘッドホンやオーディオ機器はあるのに、この街に車はないんですよね。スクーターはあるけど。ふしぎ。
トーガと話師、壁、灰羽、世界観がほんのり分かってくる。

3 寺院 話師 パンケーキ
ヒカリと一緒に灰羽連盟に行くラッカ。羽に鈴をつけて返事の代わりにするっていうの、なんかかわいいですw 光輪係になった理由をにごすヒカリw
話師のことを悪くいうのってレキだけなんですよね。「年寄り」とか。
ニンジン嫌いの子どもたちとのやりとりがかわいい。
クウと一緒にヒカリのパン屋さんまで行くラッカ。ラッカは一番クウが話しやすいっぽい。カラスに対する気持ちも近いよね。

4 ゴミの日 時計塔 壁を越える鳥
今回はカナの働いてる時計屋で職場体験するラッカ。
カナは男の子みたいな性格で、騒がしいしガサツだし、カラスに厳しい。ちょっと呆れるラッカww でもこういう友達がいたら楽しそう。
「どうして働くのかな」という質問に「半人前扱いだから、借りを作らないように働く」と答えるのがカナらしい。
いつも元気付けようとしてくれるのはカナだなー自転車に二人乗りするところが行きも帰りも好きです。
時計屋の親方さんツンデレww

5 図書館 廃工場 世界のはじまり
次はネムの働く図書館で職場体験するラッカ。
この話はとくに好き。
「外」から来た本で「灰羽」がなんなのか調べようとしたり、「世界のはじまり」について考えたりする。
ネムがレキの過去をちょこっと話してくれる。
ラッカの「駆け落ちかっこいー」においおいって思った。
スミカとネムの関係もいい。文句言いながらも尊敬し合っているかんじ。
ネムにいわれて踵の高い靴からスニーカーに変えたとこも好き。
ネムが思い出を夢に見ながら、しあわせそうな顔でうたたねしてるのもいい。
そして合作の「世界のはじまり」は本当にいいよね。

クウがカフェのおじさんや猫にあいさつをしている。
考えてみれば3話でクウが帽子を買ったのは、すでに光輪が点滅していたからなんですね。
「外」があるのか、「壁」はなぜあるのか、「灰羽」ってなんなのか…
最後まで説明してはくれないんですけど、なんとなく分かってくる。



今日はここまで。
続く。



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