タソガレブログ

読んだ本のこと。観た映画のこと。マイブームはころころ変わります。

蒼穹のファフナー

2011-03-14 01:20:51 | アニメの感想
蒼穹のファフナー Arcadian project 01 [DVD]

蒼穹のファフナー」見終えました。
フェストゥム対人間の関係が結局どこに落ち着いたのかかよく分からないのでちょっともやっとしたけど…でも出てくる大人がいい人が多くて良かった。

ラストは、地球を救うとか宇宙人を倒すとか分かりやすい目的じゃなく、総士を救う作戦だったので、この世界の決着はまだついてないわけで。乙姫ちゃんが「受け入れる」といったり、総士が「再び自分の存在をつくる」と言ったり、微かな希望はあるんだけど。

冲方さんの作品(小説)は他にも、この更に先の世界はどうなってるんだろうと思わせるものがあったので。まぁそれに通じるかなぁと思います。
それよりも、初期にあれほど鬱展開だった作品をここまでにしたのは、レビューで言い尽されてるけど彼の力なんですよね。うむ、冲方氏あってのファフナーですね~

中盤以降は戦いのシーンと、子どもたちのふつうの日常がメリハリよく構成されていてよかったなーと思う。
それを見守る竜宮島の大人たちが私は好きです。最近のアニメでこんないい大人が多いのはなかなか無いと思う。
真矢がいう「思い出を作って欲しかったんだよ」というのが印象に残ってる。
カノンが翔子の母親に心を開いていく様子がとてもかわいいです。
本物の親子でなくとも親子の絆がしっかりとあるのはいいなぁと。

松本まりかの声が最初は違和感あったけど徐々に馴染んできました。

あとはですね、このアニメのヒロインは総士だったんだなーと
24話あたりで気付きましたが、気付くの遅かったですねwww
映画のほうも見てみたい作品です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿