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タソガレブログ

読んだ本のこと。観た映画のこと。マイブームはころころ変わります。

映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」感想

2018-02-06 16:37:37 | アニメの感想
twishort より転載
2017/08/29



世間ではいろいろ言われていますが、私はけっこう好きなタイプの作品でした。見た後に色々考察したなる映画でもありましたので、感想や思ったことを色々書いてみました。けっこう長いです。

※ネタバレ注意

シャフトが、思春期の少年少女の心の機微に寄り添ったストーリーを、映像だけで表現したというのがこの作品のすごいところだと思います! モノローグや説明ほぼなく、映像やキャラクターの芝居で構成されていました。
シャフトらしい演出を散りばめながらも、抑え気味で、センセーショナルな映像よりも、登場人物たちの心情に寄り添った世界観に重きを置いているように思いました。
(でも動く螺旋階段のある校舎とか、プールは笑っちゃうくらいシャフトでしたね。
回転するものがたくさん登場してたり。1回見ただけなので見逃しているメタファーがたくさんあるのかも)

ポスターでも映像でも強調されているのが、身長差。女子のほうが背が高く、男子が背が低い。一般的に、女子のほうが精神的にも大人な年齢。絶妙な年齢設定だなって思います。

本作のヒロイン、なずなは家庭の事情もあり、同級生よりも大人びた感覚を持っている少女です。家出じゃなく「駆け落ち」と言ったり「女の子はどこだって生きていける」と言ったり、わかったような物言いをする反面、本当に自立できるほどではなく、大人になりきれない幼さも持ち合わせている。そんな少女に、まだまだ幼い男子 典道が振り回される。最高です。

私はもともとSFジュブナイルが好物なんです。本格SFと違って、SFジュブナイルは事件の引き金が気持ちの問題なことも多くてガバガバだったりしますが、そこが良いとこでして。
『打ち上げ花火~』は「不思議なガラス玉を投げる」ことによって時間を遡り「こうだったら良かった」な世界へ行くことができます。小規模なタイムリープから分岐が起こり、パラレルワールドへ。パラレルワールドは打ち上げ花火の爆発の仕方が異なります。

「もしも玉」は3回発動し、最後に打ち上げられたときは砕け散ってしまいます。最後のはタイムリープにはカウントされないと思います。
砕け散った欠片には映像が映し出され、二人が東京へ行ったり、もっと違う世界(パラレルワールド)があったかもしれないことを示唆していました。

この映画で一番モヤっとしたのは、ラスト。
2学期が始まって出席を取る先生の呼びかけに応じない典道。
これってどう解釈しましたか?

もしも玉が砕けたことによって、望んだ世界へ飛ぶ力はなくなり、二人は現実に戻りました。2学期、なずなは転校しますが、典道は普通に学校へ行くはず。でもそこに典道の姿はありません。

ネットで感想を読むと、サボりだとか、なずなに会いに行ったんではないか、という意見が多く、ちょっと拍子抜けしました。
エンドロールの米津さんの美しい音楽を聴きながら、私が考えていたのは、典道は最後の世界に取り残されたのでは?もしくは、別のパラレルワールドへ飛んでしまったのでは?ということだったのですが・・・考えすぎだったかな。

なずなの最後のセリフは「次に会えるのはどんな世界かな。楽しみだね」でした。まるで次があるかのような。

色んな解釈が出来そうで、バッドエンドでもハッピーエンドでもない曖昧な終わり方でした。考える余地を残しているところが面白いと私は思います。


●そのほか思ったこと

キャラデザがガハラさんに似すぎているのは、もったいなかった。客層を限定してしまったかも。

あと細かいことですが、真っ白なワンピースに着替えて「16歳に見える?」は、うーん。大人に見られたいなら白はないかな?製作者が美少女に白ワンピを着せたかったんだなぁ~と思ってしまったw

典道くんやお友達のキャラデザや動きは、すごく可愛かったです。アニメならではのギャグ顔やオーバーリアクションがあって楽しめました。シャフトが描く「男の子」って今まであまりなかった気がするので、今後の作品でも見てみたいです。

メイン二人の声優はそんなに気になりませんでした。むしろ年相応で良かった。脇が豪華すぎ(笑)

『時をかける少女』の逆視点的な要素があると感じたました。「主人公はどっちの男子が好きなの?どっちを選ぶの?」かが途中まで問題になってるのが似ているかな。そういえば『花とアリス』も、ある意味「もしも」の世界なんですよね。SFはまったく関係ないけど(ただの嘘)。

深夜アニメ好きでなく、ラブコメ映画が好きって人ではなく、映画文化を好んでいる層に届いたらいいなーと思う映画です、内容的には。宣伝力…(~_~;)

以上です。後半ぐだってしまいました。お読み下さりありがとうございました!

 さよ

灰羽連盟 2

2011-11-11 01:33:50 | アニメの感想
6 夏の終わり 雨 喪失

クウの巣立ちの話。
ラッカに冬服をくれたり、部屋探しのアドバイスをしてくれたりする。
「心のなかにコップがあるの。そこに小さな雫が落ちてくるの。それでね、今日あたしのコップがいっぱいになったような、そんな気がしたんだ。ラッカもわたしに雫をくれたんだよ」このクウのセリフが好きです。
スッキリとした表情のクウと対照的にラッカは不安になります。
嵐の午後、カラスたちが西の森で騒いで、空に光が伸びていく。
みんなで心配して西の森に向かいますが、クウは旅立ったあとでした。

今までと雰囲気ががらっと変わり、不穏な展開。
最後のレキのつぶやきも不安になる。
最後までみれば「巣立ち」が悪いことでなく、むしろ祝福だと分かるのですが
レキも落ち込んでいるし、なぜ急にいなくなってしまったのか、どこへいったのかも分からない。心がざわざわする。

7 傷跡 病 冬の到来

クウがいなくなってからひと月。ひきこもるラッカ。
他のオールドホームのメンバーたちみたいにクウが行ってしまったことを受け入れられず、クウの部屋を毎日掃除したり、廃工場のヒョコの何気ない一言にも動揺してしまう。
羽に黒いものが生え出し、それを必死に隠そうとするラッカの姿が痛い。
すぐに気づいたレキが薬を塗ってくれるが、黒い羽の灰羽は「罪付き」というのだということ、自分も「罪付き」であることを告白される。
それがまたショック。
楽園のような街にも、生まれつきしあわせなものとそうでないものがいるのだと悟るラッカ。

更にダークな回。でもこのへんの痛い話も好きだ。

8 鳥

クウの部屋から思い出になるものを分けてもらう。ラッカはベッドとかえるの置物。
ラッカは灰羽がどうして突然生まれるのか、消えてしまうのか、ずっと疑問に思っている。ラッカはこのとき自分の不幸ばかり考えているけど、きっとレキもずっと同じことを考えてきたんだと思う。「きっと意味はあるよ」と罪付きの先輩は言う。
ヒカリが作ってくれた羽袋は羽を隠したいラッカにはちょうどよかったですね。便利!
ふつうの人が灰羽に対して縁起物のように考えているのを知って、いたたまれなくなる。古着屋のお兄さんいい人なんだけどね。お客の女の子がきゃぴきゃぴしていてラッカの気持ちを逆なでしてしまいました(´・ω・`)
カラスが呼んでいたような気がして、西の森の井戸へ行く。
井戸のそこには骨になったカラス。
「繭の夢」に出てきたカラスかもしれない、灰羽になる前に大切だった誰かかもしれない、とラッカは思います。

一番重要な回かもしれない。
井戸の底で骨になったカラスに会ったことでラッカの気持ちが変わっていくのが分かる。
ラッカの前世が分かるわけでもなんでもないけど、きっとこうだったんだろうなーって思う回です。

おそらく、灰羽は不幸な死に方をした子供たちで、壁の街は彼らが癒される場所、賽の河原のような所なのだと思います。「繭の夢」は死ぬ直前の記憶。「罪付き」は自殺した子供かな。レキは間違いなくそうなんですが、自殺と限定するとラッカのほうが説明が付かない。でも多分自分から生きるのをやめてしまった罪なんだと、私は思います。
そして、話師やトーガが灰羽を同士というからには彼らも灰羽だったんじゃないかなー。10話あたりで話師が「祝福を得られない灰羽はふつうに老いて死ぬ。人と関わらず静かな生活を送る」と言ってたので…。それにトーガはまさしく「咎」だと思います。

ところで8話の作画が夏目友人帳っぽいーと思ってたら絵コンテが大森さんでした。助監督自ら絵コンテ切るとはー!重要回っぽいな!


つづく。

灰羽連盟

2011-11-10 03:07:26 | アニメの感想
灰羽連盟
灰羽連盟 Blu-ray BOX 〈期間限定生産〉
2002年
原作・シリーズ構成・キャラクター原案:安倍吉俊

今年の夏ぐらいに初めて見て、それからもう何回も何回も見ています。
間違いなく今年一番繰り返し見たアニメ。
こんな素敵な作品があるなんて知らなかったなぁ。
もっと早く出会えていたらよかった、と思う反面、今だからこんなに大好きになったのかもしれない と思う。
何度かレビューを書こうとしつつも、思うことがありすぎて投稿しないままになっていたのですが、もう11月だしそろそろ何か書きます。
全体を通して書くと煩雑になりそうなので各話ごとにしてみます。


1 繭 空を落ちる夢 オールドホーム
黒い鳥と一緒に落ちていく夢。後半になって何度もラッカが繰り返し考える「繭の夢」で物語が始まる。
繭を見つけたレキが、いったん戻ってきてタバコの煙を消すところ好きです。
ラッカの羽が生えてくるシーンはこの作品で唯一グロいのですが、痛みを伴って生えてくる羽というのは逆に神秘的な気がします。出産みたいな?ちょっと違うか。
ラッカの羽を丁寧に洗うレキ。最後まで見て改めてここ見ると、レキが新生児を大事にする気持ちが伝わってくる。
羽とは反対に、光輪のほうはギャグw

2 街と壁 トーガ 灰羽連盟
みんなの「繭の夢」の由来が興味深い。
ショータの「ショートケーキ」は意味深だなぁと思います。向こうの世界で死ぬ前に食べたのかな。
レキ以外の灰羽たちと街に繰り出すラッカ。
古着屋さんのお兄さん、いいですよね。優しい。しかしヘッドホンやオーディオ機器はあるのに、この街に車はないんですよね。スクーターはあるけど。ふしぎ。
トーガと話師、壁、灰羽、世界観がほんのり分かってくる。

3 寺院 話師 パンケーキ
ヒカリと一緒に灰羽連盟に行くラッカ。羽に鈴をつけて返事の代わりにするっていうの、なんかかわいいですw 光輪係になった理由をにごすヒカリw
話師のことを悪くいうのってレキだけなんですよね。「年寄り」とか。
ニンジン嫌いの子どもたちとのやりとりがかわいい。
クウと一緒にヒカリのパン屋さんまで行くラッカ。ラッカは一番クウが話しやすいっぽい。カラスに対する気持ちも近いよね。

4 ゴミの日 時計塔 壁を越える鳥
今回はカナの働いてる時計屋で職場体験するラッカ。
カナは男の子みたいな性格で、騒がしいしガサツだし、カラスに厳しい。ちょっと呆れるラッカww でもこういう友達がいたら楽しそう。
「どうして働くのかな」という質問に「半人前扱いだから、借りを作らないように働く」と答えるのがカナらしい。
いつも元気付けようとしてくれるのはカナだなー自転車に二人乗りするところが行きも帰りも好きです。
時計屋の親方さんツンデレww

5 図書館 廃工場 世界のはじまり
次はネムの働く図書館で職場体験するラッカ。
この話はとくに好き。
「外」から来た本で「灰羽」がなんなのか調べようとしたり、「世界のはじまり」について考えたりする。
ネムがレキの過去をちょこっと話してくれる。
ラッカの「駆け落ちかっこいー」においおいって思った。
スミカとネムの関係もいい。文句言いながらも尊敬し合っているかんじ。
ネムにいわれて踵の高い靴からスニーカーに変えたとこも好き。
ネムが思い出を夢に見ながら、しあわせそうな顔でうたたねしてるのもいい。
そして合作の「世界のはじまり」は本当にいいよね。

クウがカフェのおじさんや猫にあいさつをしている。
考えてみれば3話でクウが帽子を買ったのは、すでに光輪が点滅していたからなんですね。
「外」があるのか、「壁」はなぜあるのか、「灰羽」ってなんなのか…
最後まで説明してはくれないんですけど、なんとなく分かってくる。



今日はここまで。
続く。



R.O.D -THE TV-

2011-10-19 22:39:29 | アニメの感想
R.O.D -THE TV- vol.1 [DVD]
R.O.D -THE TV- vol.1 [DVD]

3週間くらいで全部見ました!
なかなか面白かった。
もう一度1話を見直して今これを書いているんですが、1話の出来が異常にいいんだよね。映画並み。30分のTVアニメだとは思えないクオリティである。
なので2話以降は、ちょっと肩透かしをくらいますねw
作画もぶれるし、アクション少なめで、日常の描写が多いです。

私はOVAも小説も読んでから、THE TV に行ったので、読子やナンシーがいきなりでてきても大丈夫だったのですが、知らない人には不親切なつくりじゃないかなーと思います。
最終回まで見て思ったのは、三姉妹の物語としては解決してるけど
読子の物語はまだまだ終わってないなーということ。
読子が大英図書館で暴走した理由も、ドニーが関係していることにちらっとふれられただけで、なにも説明してくれてません。
最終回で、犬(もしやジェントルメン?)と一緒にいなくなったジョーカーさんも気になります。ウェンディは苦労が耐えないなぁ。OVAのウェンディを知る人には、彼女の激変っぷりは辛いです。大変な人を好きになってしまったんですね…

三姉妹。
三姉妹かわいいです。息巻くときのアニタとねねねの息がぴったりなのがウケルw
ミシェールさんが神保町で大はしゃぎする様子が、まるで読子でした。古本屋さんで読子祭りが始まるの、笑っちゃいましたww
マギーは容姿とは反対に一番乙女ですよね。マギー一番かわいいっす。ぼそぼそしゃべるちょっと猫背の彼女がかわいい。たまに頬を染める。嫁にこいやー!
アニタとひさちゃんの友情もよかった。前半に、日常をゆっくり描いたからこそ、後半の新たに構築された世界の酷さがぐぐっと伝わってくるってものです。
三姉妹にしても、出会いが嘘の記憶でも一緒にいた時間はほんもの。
3人がねねねの家で再会するシーンは思わずほろっとしてしまいました。
ミシェールの「三姉妹会議ー!」「三姉妹~ファイト~!」が好きです。

ねねね。
ねねねぇかっこよすぎです。紙使いでも透過能力者でもないのに、いちばんかっこいいのは、ねねね。作家としてのプライドを持って、大英図書館とも読仙社とも対峙する姿かっこいい。説教もかっこいい。
出版社のパーティーでのスピーチもかっこよかった。書くことが世界と向き合う方法だから。
高校生ねねねのほうがぴちぴちしてて可愛いですけど、23歳にして頂点と挫折を味わったねねねには30代くらいの貫禄がありますね。一番感情移入しやすいキャラかもしれない。

読子。
ねねねにも内緒で、国立図書館に4年も住んでたのにはさすが読子だなって呆れてしまいましたよwwwしかも「ちがいますう~」とか言うし!読子しかいないっつの!www
三姉妹の紙アクションも大好きなんですけど、やっぱり読子の紙技は熱くなりました。元エージェントなだけある!
読子の声がぴったりなんですよね。三浦理恵子さん。アイドル時代はぜんぜん知りませんでしたが、最近たまーにドラマとかにもいるかな。もっと可愛らしい役をやってもいい声だと思うんだけど。
ぱnつが見えたときは驚いたwww

ねねねと読子がお互いを先生って呼ぶのが好きすぎます。

ジュニアくん、ナンシーさん。
OVAを見てるとナンシーさん誰だよって思っちゃいますwww
この二人は親子になれるのかなぁ。幸せになってほしいです。
ジュニアくんはアニタといい感じになるのかと思ったら、それどころじゃなかったっていう。三姉妹やお母さんに囲まれて生活して、もっと感情豊かになって欲しいです。
ナンシーさんのラバースーツ再び!は熱かった!

ドレイクさん。
影の功労者!
ドレイクさんがいないとこの一行はそっこう死んでますねwww
ドレイクさんじつはけっこう若いのかな?

小説やOVAを見てないと分からない部分が多かったり、作画だったり、賛否両論あるのはわかるけど、全体を通してみると好きな作品だなぁ。
いろんな百合が楽しめますし (*´Д`*)

とりあえず倉田は小説を完成させれ!w



OVAの感想ですがよかったので。ペタリ。腐っても百合 R.O.D -READ OR DIE-

輪るピングドラム 1~10話

2011-09-17 21:51:39 | アニメの感想
最近アニメが面白すぎて読書できてない><

「輪るピングドラム」
ウテナの監督の最新作。おそらく2クールなので真ん中近くまで来たってかんじです。
9話が、すごかったです!
エレベーター、図書館の奥の扉、地下の中央図書館、凝った演出だな!
何回も見直してますが、見る度におおっ?と思うところがあり
謎が深まっていきます。気になる。

謎考察スレはかなりあります。こことか。他にもいっぱい。

・地下鉄
やはり皆さんが言っているように、地下鉄サリン事件は大いにかかわってくるんでしょうか?実名を出すことはないだろうけど、似たようなことが劇中で起こっている…とか。
返却日やOPの95(年?)、何度も出てくる地下鉄。
あれだけ地下鉄がでてるのに丸の内線しか出てないというのも気になるね。
10話のアイキャッチで、並列する路線が14番目の駅で交差していることがわかりましたが、ということは千代田線なんだよね。千代田線もサリン事件の被害があった路線。

・こどもブロイラー


ビデオテープじゃないです。
子供がゴミ箱にポイされてます…こわっ…
そういう施設があるという設定なのかもしれないけど、
子育てを放棄する親も多い昨今の風刺だとするとなお恐ろしい。
その子供の中からひまりが選ばれ「運命の花嫁」になったというのは、どういうことなのか…
ひまりだけ孤児院出身なのかなー?

それにしても花嫁といえばアンシーですね。
ウテナも植物関係の名前が多かったけど、ピングドラムも苗字や名前にくさかんむり、きへんが付く名前のキャラが多いな。

10話で「せいぞんせんりゃくーーー!」て言ってた夏芽マリオ君
水族館にもいた(?)んですね。1話では子供連れの家族がいるはずの場所に、
ひまり目線だとペンギン帽子をかぶった男の子がいる。この差はなんなのこわい。

マリオは「早くつりすぶさないと」少女の弟にあたるのかな。
ペンギン帽子に操られてる妹・弟がいる兄・姉がお互いにピングドラムを探しているというのにも意味あるんだろうなー。
そもそもピングドラムがなにか全然わかりませんけどw

・ピンクの髪の新キャラ
眞悧というらしい。名前と顔と声が一致しないですね。そこが強烈ですぐおぼえちゃったけど。
すでにOPにいた人です。
暁生さんと御影草時を足して2で割ったみたいなキャラだなって思った。もっと奥へ…もっと深いところへ…とか黒薔薇編www

・陽毬の過去
トリプルHなんかエロい名前だと思うww
子供の頃の回想シーンはまるでおじゃ○じょかと思った。
「あんなことがなかったら」「そんな心栄えのいい女の子があんなことになってしまったのだろうね」
という眞悧…そこが一番気になるよ。
最後に学校へ行った日というのも気になる。
その後病気になって入院したからなのか…登校拒否?
それとも両親の失踪が原因?

苹果ちゃんの母親に「高倉です」って紹介したときに「まさかね」
と言っていたのも気になるし、高倉家には何が起こったんだろうか。

生存戦略ってたくさん子作りすることなのか、それとも100まで生きることなのか、強い子になることなのか、全然ちがうものなのかな-とか考えてた。

お母さんが倒れてきた鏡から陽毬を守るシーンがあるけど
台風の回想シーンで冠葉も父親から飛んできた鏡からかばってもらってるんだよね。
共通点です。

ピングドラムは誰かが犠牲になる。というシーンがよく出てくる気がする。
ウテナもそうだったけど。
かえるくん東京を救うもかえるくんが犠牲になる話だね。
これがテーマなのかな。

とか、9話について考えているうちに10話が来てしまった。
10話、前半は作画がかわいすぎてびっくりしました。あと冠葉かわいい。やっぱり陽毬にホンキなのかなぁ。
後半はシマシマの階段をどんどん下りていくシーンが見ものでしたね。シャフト臭。
苹果ちゃんが「ディスティニー」って言わないのでびっくりw

ペンギンは持ち主の心を表してのかな。チュチュみたいに。

続きがむちゃくちゃ気になります。

ここの記事もおすすめ

Steins;Gate

2011-09-16 00:47:35 | アニメの感想
シュタインズゲート、先日最終回でしたね。
むちゃくちゃ面白かったです。毎回続きが気になってしょうがなかった。

確か、6話ぐらいから毎週きちんと見るようになった。
Dメールの原理をクリスが解明してDメール送りまくるまではいまいち何が面白いのかわからなかったのですが
(会話が面白いアニメだと認識してましたw)タイムトラベルものって気づいてからこれは面白い!って思った。ロト6可笑しかったww
今見ると1~5話もやっぱり面白いんですけどね。当時は伏線だとは考えてなかった。それにオカリンの発言が厨二病過ぎてついていけないww
後にこの厨二病発言がかっこよく見えて惚れそうになるとかそんなまさかだったww
とくに1話は伏線オンパレードで、22話後に見直して、オカリンいったいどうやってクリス助けるんやー?!って興奮していました。てか、1話ですでにオカリンの叫び声がちゃんと入ってるし、クリスが15分くらい前に見てたましたよね?っていうシーンもある。最終回のためにこの謎のシーンが用意されていたのか…(o`ェ´o)

Steins;Gate/シュタインズ・ゲート 攻略・考察Wiki 年表

昨日これずーっと見てました。
よく考えてあるよなぁ。すごいですね。
フェイリスパパが死なずに秋葉原が電気街のままの世界線が出てきたときが
私はかなりびっくりしたんですが、世界線自体は開始時とそれほど変わらないんですねー。

ジョン・タイターが実在(?)の人物だというのも知らなくて、最近調べてトリハダ。
シュタゲの世界は彼の一連の書き込みにかなり忠実なんですね。というか、この書き込みがなかったらシュタゲは生まれてなさそう。
エル・プサイ・コングルゥも例のコピペが元みたいだし…
ネット掲示板あってこそのシュタゲ。

最終回、血糊やスタンガンは想定範囲内だったけど、まさか血糊が凝固しているとは…
体をはってクリスを守るオカリンまじイケメンでしたo(;△;)o 有言実行!
宮野真守の演技すごい。
「がんばれよ。これから始まるのは人生で一番長く、一番大切な3週間だ」ここが好きすぎる。
33歳のオカリンも同じようなことを言ってたけど、オカリンはこの3週間でかっこよくなった!

クリスとまゆしぃはやっぱりクリス派が多いんでしょうか?
まゆしぃは天使ですね…なんかせつなかった。

シュタインズゲートの世界のその先で、クリスとおかりんは幸せに暮らしているのかなぁ。

ほんとに2クール楽しませていただきました。
面白かった!!


あの花

2011-06-30 19:12:44 | アニメの感想
あの日見た花の名前を僕たちはまだしらない。


今期見てたアニメがいくつか終わっちゃいました(´・ω・`)さびしいのう。
感想書きます。

あの花。1話を見た時点で今期一番期待していた作品です。
先週最終回でしたが、最終回は賛否両論でしたね。私も複雑な気持ちです。
…たぶん1話が最高でしたね? 2.3話以降はゆきあつが面白すぎて目が離せず
後半へ行くと人間関係がドロドロしてきて、最終回は泣かずにはおれないエンディングだった。
泣かせるためのラストというのがどうも腑に落ちない。
もちろん泣いたんですけどね!!
めんまの手紙のところとか。
めんまの願い事はちょっとじーんとしちゃった。

しかし暴露大会は視聴者ちょっとおいてけぼりだったw
つるこの告白はともかく、ぽっぽのトラウマはだいぶ引っ張ってたけどそんなたいしたことなかったし。そういえばぽっぽだけ恋愛ごたごたに参加してないですね。
「もういーかーい」や「みいつけた」はちょっとくさかった。
シリアスになりそうでなりきらない雰囲気(シリアスな話してるときに鼻血がでたりとか)がちょうどよくて好きだったんだけどなぁ。

声優さんの演技はとても良かったと思うけど、キャラクター全員が大泣きしたり
わめいたりするシーンは、感情移入もできなくてちょっとポカンとしてしまった。
ゆきあつのせいで笑いそうになってしまうのはもうしょうがないのか


説明がつかないこともけっこうあって。
めんまが成長した姿で現れたのはなぜか、とか。めんまのお願いを叶えるためには、じんたんのお母さんが死んだ直後とかでよかったんじゃないかな。
なぜわざわざ高校生。スタッフが恋愛絡めた青春ものを書きたかったからだろうな…と思う。そういう製作者側の意図が見えてしまうのがなんかやだ。

後半なんでめんまは見えたり見えなかったりしたのか。気になってしまう。多分気にしたら負けなんだろけど…
べつにめんまの願いは叶ったのだから、全員に「見える」必要もなかったような気がします。
めんまは「みんなとお話したいからちゃんと成仏しますよ」と言ってたわけだし。見えたら生まれ変わらなくてもよくなっちゃうじゃないの?
まさに泣かせるための演出でしかなくて、ううーん~なんか違うなぁって思った。
もっとさらっと終われなかったのかな。
そもそもじんたんはあれでめんまを振り切ることができたんだろうか。たぶんぜんぜん出来てないや。
ゆきあつはどうかな。ゆきあつは全然つるこの気持ちに気付いてなかったみたいで
おまえはほんと自分のことしか見えてねえよーと笑ってしまった。
でもつるこにも優しくしてましたね、まーよかった。でもうまくいくかな…

そんなわけで、この物語でもっとも救われたのは本間家なのですよ。

超平和バスターズの面々は、そんなに変わってない。
つるこはちょっとは自分に正直になった・・・かなぁ


あ、ダメだしばっかりしてしまったようですが、期待していたからです。
とらドラも大好きだったので。それゆえの厳しいコメントなんです。
良作の域にはいったと思います。
めんまがかわいくてかわいくて大好きでした。ほっぺたぷにってしたいです(*'-'*)

企画 「今期終了アニメ(3月終了作品)の評価をしてみないかい?12」

2011-06-08 02:27:37 | アニメの感想
今回も企画に参加させていただきます。
☆重要なお知らせ 企画 「今期終了アニメ(3月終了作品)の評価をしてみないかい?12」を開催! 多くの方の参加をお待ちしております まどか☆マギカ、IS、レベルE、君に届け等


放浪息子

ストーリー 4
第1話がいきなり中学生からだったので戸惑ったのですが、最終的にみると
必要な選択だったのでしょうね。
登場人物たちの心情を丁寧に描き出すストーリーはすてき。
毎回はらはらして続きが気になった。青春て痛いんですね。

キャラクター性 2
にとりんの声優は少しずつ良くなってたと思う。
しかし1話の泣き演技は棒過ぎて萎えた…この作品は第一印象はかなり
悪かったんですが、回を追うごとに良くなってきた、というかんじ。
最初からこうだったらもっとよかったです。
すごく好きになれるキャラというのがいなかった。あ、でも土居くんはちょっと気になってる。
高槻さんは後半あの扱いでいいのか。OPやED見るともう一人の主人公扱いなのにww

画 5
原作の水彩画がそのままアニメになったような彩色好きです。
デジタルでリアルに描くという最近の動きに逆行したような絵でしたが、でもアニメは絵なんだからこれでいいんだよ。

演出 2
キャラクターが多かったので始めは覚えるのが大変だったり、急に原作の途中から始まったり。ちょっと親切じゃないかな。

音楽 4
OP、ED非常に良かったです。どちらも作品の世界観に合ってた。
BGMも、このふわふわとした絵でぐさりとくる作品の空気に合ってました。


総合的な評価 4
周りに誰も見てる人いなかった。オススメしたんだけど…誰か見てくれないかな。
じわじわくるいい青春ドラマですよ。

計 21



みつどもえ 増量中!

ストーリー 3
1話1話のストーリーはいつも通り面白かったです。ただ第1話がガチレン回なのは
いかがなものかwwww
8話で終わったのってやっぱり打ち切りなの?けっこう面白かったけどなぁ

キャラクター性 5
みつご以外も先生とか杉崎とか宮なんとかさんとか面白かった。
私はひとはとやべっち好きなんです。
ひとはは1期では心中のセリフが多かったのですが、2期になって
口で言ってるセリフが増えてみんなと仲良くなれてよかったなーって
おねえさんは思ったよ。やべっちのおかげだと思うよ。

画 3
こどものぷにっと感がいいと思う。
お父さんだけ作画が劇画タッチで面白いw

演出 2
1クールなかったのでしょうがないとはいえちょっと詰め込み過ぎた?

音楽 3
OPがむっちゃ好きです!

総合的な評価 3
なんとなく見てみた初心者には難しいですね。お下品だしw
見るなら1期からね。

計 19



魔法少女まどか★マギカ

ストーリー 4
この作品の方向性が示された3話以降が面白かったです。
10話はほんとに鳥肌でした(なんとなく分かっていたとはいえ)
この流れでいったいハッピーエンドなんて無理だよ。わかんないよ。
と思っていたみんなを救った最終回。
…べた褒めしておいて評価は「4」なんですけど、なぜかというと
こういったパターンの作品が他にもあるからです。ただしこんな可愛らしいキャラクターで
こういう残酷なストーリーにしたという目の付けどころは素直にすごいと思う。

キャラクター性 3
一番強烈なのはなんといってもQBでしょう。
そしてほむほむ。斎藤千和の演技は神でした!!

画 4
戦闘シーンが他と違う作画だったのも面白かったです。
恐い絵本を読んでいるような感覚でした。

演出 4
ストーリーとキャラデザのミスマッチさは斬新でした。
10話以降の盛り上がりも素晴らしかったです。
11話と12話の間に1週間あって、焦らしてくれても良かったなと思うぐらい。

音楽 5
梶浦由記の曲はほんと恐いですね…合いすぎてて悪寒がしました。
OPは最初あまり好きではなかったのですが10話を見てほんとに好きになりました。

総合的な評価 3
最後まで見れば満足度は高いです!けど簡単におすすめは出来ないかなと思います。
うっかり挫折したら印象がかなりわるい作品ってことになってしまいそうw
アニメはエンターテイメント=楽しいものであってほしい。
でもこの作品には見入られました。

計 23



STAR DRIVER 輝きのタクト

ストーリー 4
2クール見続けられる勢いがある作品だったと思います。
アクの強い新キャラクターがどんどこ登場して、次々事件が起こり
アホな回とシリアスな回がバランスよく廻ってきて飽きませんでした!
このへんは脚本の榎戸さんの手腕でしょうか。

キャラクター性 5
全部のキャラが魅力的でした!声優も全部合ってたし。
ウテナと違って主人公が最後まで無敵にぶれませんでしたね。

画 5
戦闘シーンの作画が熱かったですね。まぁ、無敵でしたけどw
タクトの変身シーン好きでした!

演出 5
綺羅星☆やアプリボワゼが流行りましたね!(自分の周囲で)

音楽 2
巫女の歌、とくにサカナちゃんのが好きでした。
OPEDは後期のほうが好きです。

総合的な評価 3
大好きだったんですけれども。
リアルタイムで一緒に盛り上がって見たからこその面白さだったような気がするのです。
もう一度始めから見直そうという気にはなりそうにないかなー。
最終話も、王道セオリーに最終回らしくカッコよかったのだが、
いろんな設定やフラグを放り投げて終わってしまったのはちょっと頂けなかった。
もっと何も考えずに観ればよかったのかなとも思いますが、あれだけ
意味深なSF設定や哲学的な意味があるんじゃないかと邪推させるセリフがあると
アレコレ考えられずにはおれなかったんですよね。
それをスタドラクラスタのみなさんと語り合うのも楽しかったのです。
でも、終了してから(一人で)一気に見てみなよ!とオススメするのは気が引けます。
うーむ。評価するというのは難しいですね。

計 24


今回も数作品しか見ていないので、ベストキャラクター賞等は省かせて頂きますが、
1つだけ投票してもいいなら、ベスト声優賞(女性)は斎藤千和さんでお願いします!

投票集計いつもありがとうございます。

TBが反応してないかと思って何度も送ってしまいました…失礼しました…

放浪息子

2011-04-05 01:18:19 | アニメの感想
今期は最初いろいろ見たのに、最後まで見続けたのが少なかったですほんと。

放浪息子はいい作品だったなぁ。
1話の主人公の声の演技がひど過ぎたり、原作の途中からだったりでどうしよかと思ったけど
「青い花」も好きだったので一応継続しました。
期待薄だったけど、今は見てよかったなぁと思います。
志村作品は、脇役が脇役でなくなってくるのがデフォなのかな。
あんなちゃんとか。にとりんのお姉ちゃんカップルとかね。
キャラクターの言動がリアルだからこそだと思います。

10話は地震の影響もあって本来11話だったものと再編集して縮めたもの
だったみたいですが、時間が一気にとんだこと以外はそんなに違和感なく
見れました。にとりんはちょっと髪長いほうが好きだなw

前半はビューティーデンジャラス千葉さんに振り回されてた。
とくに4話はびっくりしたね。面と向かって「男として高槻さんがすきなの?それとも、女としてすきなの?」って。これ聞いた時言うなぁ千葉さん!!って思ったわけですw
千葉さんはにとりんに彼女ができたと知って、ひきこもってアンニュイになっている7話も可愛かったよw

4・5話あたりの高槻くんはまさににとりんの王子さまだった!
しかし高槻くんと千葉さんがにとりんをとりあってるように見えて
最後は年上お姉さんにすべて持って行かれたんで、なんか高槻さんって
にとりんにとってなんだったんだろう?って思っちゃいました。
多分だけど…、高槻さんは男の子になりたいって言ってるけど
10代女子によくある性への葛藤みたいなもので、高校生ぐらいになれば
なんで悩んでたんだろうって思うような悩みなんじゃないかな。
私もそういう時期があった。
そして、最終回見て思ったけど、「ワンピース自分には似合わないよ」
って言いながらも自分が「女の子」であることはもう否定してないように感じました。
にとりんがありのままを受け入れるよりもずっと早く。
彼女はぶれない感じがしますね。うん。

急にあんなちゃんと付き合うことになった7話も驚きだったけど
セーラー服着て学校に行っちゃう9話もびっくりで
あんなちゃんから振られるあたりもおおおこういう展開なのかー
予想外っって思いました。展開が読めん作品ですな。

土居くん、私好きだなww
思ったことすぐ言っちゃうだけでいい子だと思う。
よっちんいいよよっちん(*´∇`*)

あと、さささんとかちーちゃんももいいよね。さささんかわえぇ
まこちゃん君はかわいいよ!

放浪息子は絵柄も好きでした。
最近のアニメはキャラはデフォルメしてるのに背景はやけにリアルでちぐはぐなのも多いけど、
このアニメは水彩のような淡い色で目に優しくて、まさに「絵」って感じなのが好きだった。
アニメは絵なんだから、私は筆のタッチとかにじみとかがあっても全然いいと思う派です。放浪~はもちろん着色もCGですが、それでこの雰囲気がでてたのは素敵だな。

ちょっと成長したにとりんはもとがいいだけにイケメン少年でしたね。
きっと高校生とかなったらもてるんだわ~~
そして思ったのが、かわいいってナチュラルに言える男子は得 ってこと。
いや、ほんとにとりん得な性格だよ。だからあんなちゃんもめろめろなんだよw
プラネタリウムでお願いしようとして「ぼくは…」って言ったあとに
続く言葉は「ぼくはこのままでいい」的なことかなぁ。
気持ちが放浪してた息子さんは、落ち着けるところを見つけたのか…な?

最終回はきれいにまとまっててよかった!
みんなかわいい。ほんとかわいかった。


蒼穹のファフナー

2011-03-14 01:20:51 | アニメの感想
蒼穹のファフナー Arcadian project 01 [DVD]

蒼穹のファフナー」見終えました。
フェストゥム対人間の関係が結局どこに落ち着いたのかかよく分からないのでちょっともやっとしたけど…でも出てくる大人がいい人が多くて良かった。

ラストは、地球を救うとか宇宙人を倒すとか分かりやすい目的じゃなく、総士を救う作戦だったので、この世界の決着はまだついてないわけで。乙姫ちゃんが「受け入れる」といったり、総士が「再び自分の存在をつくる」と言ったり、微かな希望はあるんだけど。

冲方さんの作品(小説)は他にも、この更に先の世界はどうなってるんだろうと思わせるものがあったので。まぁそれに通じるかなぁと思います。
それよりも、初期にあれほど鬱展開だった作品をここまでにしたのは、レビューで言い尽されてるけど彼の力なんですよね。うむ、冲方氏あってのファフナーですね~

中盤以降は戦いのシーンと、子どもたちのふつうの日常がメリハリよく構成されていてよかったなーと思う。
それを見守る竜宮島の大人たちが私は好きです。最近のアニメでこんないい大人が多いのはなかなか無いと思う。
真矢がいう「思い出を作って欲しかったんだよ」というのが印象に残ってる。
カノンが翔子の母親に心を開いていく様子がとてもかわいいです。
本物の親子でなくとも親子の絆がしっかりとあるのはいいなぁと。

松本まりかの声が最初は違和感あったけど徐々に馴染んできました。

あとはですね、このアニメのヒロインは総士だったんだなーと
24話あたりで気付きましたが、気付くの遅かったですねwww
映画のほうも見てみたい作品です。

「涼宮ハルヒの消失」

2011-02-02 23:52:27 | アニメの感想
涼宮ハルヒの消失 限定版 (Amazon.co.jp限定スチールブック付き/完全生産限定版)  [Blu-ray]
見た!
すごく面白かった!
これは映画館で見た人はよかったろう。
すごく上映時間長いけど。

七夕が伏線になってたとは驚き。

エラーが感情とは…なんか長門の押しつぶされそうな感情が
切々と伝わってくるようでした。

消失長門は確かに、ちょうかわいい。
だがハルヒいない日常というのはさみしい。
私もキョンと同じ気持ちでした。
後半の一人語りよかったなぁ。

小説で読んでる人はあの大人しい普通の女の子みたいな長門たまらんだろうなー。
でも、こっちの長門の「ありがとう」もすごくいいだろ。

芋虫ハルヒかわいいwww

また見たい。


ここの感想いい。http://d.hatena.ne.jp/su1/20100207/p3

企画 「今期終了アニメ(12月終了作品)の評価をしてみないかい?11」

2011-01-16 02:10:11 | アニメの感想
今期はいろいろ見ていたのでまた参加してみようかと思います。よろしくお願いします。
(参加したりしなかったり気まぐれすみません)

☆重要なお知らせ 企画 「今期終了アニメ(12月終了作品)の評価をしてみないかい?11」を開催!
多くの方の参加をお待ちしております 俺妹、イカ娘、屍鬼等



俺の妹がこんなに可愛いわけがない

ストーリー 2
筋はあってないような感じだったんでw
あと8話と、11話以降が気にくわない。妹のデレ方が不自然。

キャラクター性 4
私、妹さんがどうしても好きになれなかったのですが、なぜ見続けたのかというと
黒猫さんと地味子ちゃんが超かわいかったからです!!!6話神!!!

画 5
安定してきれいだったと思います。

演出 3
可もなく不可もなくという感じかな。
OPがちょいちょい変わるのすごい。

音楽 3
EDが毎度毎度違うのすごい。

総合的な評価 2
後半の失速が…
実の妹萌えの作品てどんなものなのだろうかという好奇心で見ていたのですが
俺の妹がこんなにかわいいわけがない!とはお世辞にも思えない自分でした。
だいぶ辛口www

   計 19


荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ

ストーリー 4
もはや安心の荒川クオリティですね。毎回面白かったです。

キャラクター性 5
全員濃いので。声優も豪華でしかも合ってますよね。
あとマリアさんに敬意っを表しまして。
アマゾネスがあまり好きじゃなかったのですがだんだん好きになってきました。

画 5
さすがのシャフト。いつもきれいだった。
あと、後半のEDの絵がとても好みだった。石橋加奈子さんの絵いいなぁ。

演出 4
うーん。とくに奇抜なものはなかったのですが、全体的にしっかり面白かったので。

音楽 4
なぞの高井OP吹いたwwww
BGMも合っていたと思います。

総合的な評価 4
毎回ゆるく笑わせて頂きました。3期もあるといいな!

   計 26


侵略!イカ娘

ストーリー 4
全体を通してのストーリーはないですね。まぁ毎回面白い。オチはないことも多いw

キャラクター性 5
イカ娘が可愛すぎるでゲソ!!
ゆうきゃんはどこにいてもイケメンですね。

画 5
安定していました。触手の動きなどなかなかじゃなイカ!

演出 4
これもとくに気になるでもなし、悪くもなしでゲソ。

音楽 4
OPED共に好きです!
BGMはちょっと懐かしいシンプルな音源でした。

総合的な評価 5
これが満点でいいのかわかりませんがwでも一番安心して見れるし面白いしかわいいし。
ぼけーっと見るのにいいので大好きです。
イカちゃんかわいいよイカちゃん!

   計 27


それでも町は廻っている

ストーリー 4
30分に2話。だいたい毎回ニヤリとさせていただきました。短編は面白いな。
後半になるにつれ非日常ネタが多くなったのでちょっと戸惑いました。でも面白いw

キャラクター性 5
ほとりの声が好きじゃなかったのですが慣れました。今はこれでいいと思います。
真田くんと森秋先生が好き。
メイド長に櫻井を起用した奇跡w

画 5
無駄によく動いてましたね~
アクションでもないのでOPノリノリだし、話ながらも髪やら腰やら動く動くw
ほとりの表情がころころ変わるのも好き。

演出 4
シャフトだからだと思うけど、変わったアングルが多いですよね。
「ぽこ」は必要だったのだろうか…うーん。

音楽 3
いや…たまになんでここでこのBGM?って思うことがあったので…w

総合的な評価 4
ちょっと不思議なノリなので誰が見ても面白いというわけではなさそうだけど
面白かった。後半のSFのようなファンタジーのようなノリが意見が分かれるかも?

   計 25


海月姫 ~くらげひめ~

ストーリー 3
出だしは非常に期待できる雰囲気だったのですが、中盤からとくに話が展開しない回が
続いたのがネック。原作のどこまでで1クールにするかという兼ね合いで、そういう
脚本になったのかな? TVアニメだけ見てた私には、この作品がどこにいこうとしている
のかが分かりにくい終わり方でした。

キャラクター性 3
面白いキャラクターが多いのだけど、なんか弱いんだよな。
感情移入しきれないというか。

画 4
安定してました。

演出 4
クララがかわいいでつ。
コメディ部分とラブ&シリアスな部分の切り替えがはっきりしてていい。

音楽 5
OPED共にバンドサウンド。内容もあってて良かった。
BGMは吉森さん。掛け値なしにこの人はいい。

総合的な評価 3
原作を読んでみないと分からないのかも。

   計 22

神様家族

2010-12-09 09:54:56 | アニメの感想
神様家族 Vol.1 [DVD]神様家族 Vol.1 [DVD]
桑島由一

神様家族 Vol.2 [DVD] 神様家族 Vol.3 [DVD] 神様家族 Vol.4 [DVD] 神様家族 Vol.5 [DVD]

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ちょっと前に見終えたので思い出し記です。

神様の息子に生まれた佐間太郎と、そのお守り役の天子ちゃん
二人が主人公。

作画はちょっと微妙ですが、コミカルで楽しい良作アニメでした。
前半と後半の雰囲気が全然違うのは仕様なのかw
前半はわりとふつうにラブコメ。
後半は天使と悪魔の戦いというファンタジーです。
佐間太郎がかわいいです。中の人だいさく!
天子ちゃんが「天使」といいつついたって普通の女の子なのがかわいいです。
きゅんきゅんしたら頭からぼんって煙(?)が出るのがかわいいな。

佐間太郎が神様の息子じゃなくて普通の人間だったらという
パラレルワールドっぽい話が面白かった。
家族が仲良しで面白くて好き。
あと、アイちゃん。どんどん大きくなっていくのがおもしろかった!
幼あいちゃんの声は金朋先生ですw

まさかの久美子さんが舞い戻ってきてからが超展開でしたねw
久美子のお母さん好きです。あの狂気がたまらんね。マリ姉いいわ!

全体的に最高の出来とは言い難いけれど、いいアニメだと思います。


今期アニメ~♪

2010-11-25 00:21:57 | アニメの感想
今期けっこうたくさんみております。1クールは折り返し過ぎたしちょっと感想などまとめとこうかと。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

8話まで視聴。
えっと。妹嫌いです。
お兄さん優しすぎる。もっと大事にするからうちにおいで!!!
あとお父さんもいいね(・∀・)
妹は大嫌いですが、その他の女の子みなかわいい。
黒猫は花澤香菜ちゃんボイスで毒舌たまりません。
6話は地味子かわいすぎてもう5,6回見ました。
正直地味子ルートでいいお。
EDころころ変わってすごいね。


荒川アンダーザブリッジ×2

もはや安心の荒川クオリティです。
まぁたまにおもしろくない回もあるけどですね。おおむね面白いです(^ω^)
EDの絵が途中から変わって、やっとこさEDを真面目に見れるようになりました。
EDのニノかわいい!(もちろんいつもかわいいw
P子がふつうにかわいいなーって思っています。服もかわいいよね。
身体測定があった回がお気に入りです。
ゆうきゃん仕事しすぎw


それでも町は廻っている

最初の数話よりも今のテンションが好きですー!
7話とくに好きだったので2回見た。
真田くんいいです。弟と姉いいです。
ほとりは大幅にドジっ子発揮してる回より、ちょっとずれてるぐらいの
感じが好きー。
先輩も良いですね。あと商店街の3人のおじさん。
先生。お巡りさんも。あ、だいたい全部だったwww
あとこれは言っておかなければ!櫻井さんはすごいよおお!違和感ナッシングです。ばーちゃんかっこいい!
OPとEDはどちらも今期一番好きかも。
OPは真綾の歌もいいけど、よく動くんですよねー。
あ、本編もむだにぬるぬる動いております。エロいよw
EDは脳みそゆるゆるすぎてついて行けん!って思ったのに
いつの間にか口ずさんでいるという…orz
シャフト強しw


海月姫

こいつは今期のダークホースじゃないかしらん?
毎回すごく面白いです。続きが気になるところで終わります。
始まりが少女漫画と思えなかったので、
鯉渕家の兄弟どっちとつきみちゃんくっつくのか気になるー!
という展開にちょっとだけ戸惑っていたりしますけど。
でも弟もお兄さんも素敵なので…川* ̄д ̄*川ポッ
(サイガーと諏訪部さんどっちもステキなのですよ!!!
とはいえ、つきみちゃんはまだまだ恋だの愛だのというものに
まったく縁がなく過ごしてきたので、好かれてるとか付き合うとか
いやまさかそんなわわわわたしががが????みたいな感じwww
花澤香菜ちゃんノリノリ♪
かーわーいーいー♪
尼ーズのメンバーも濃いですね。いつも面白いです。とくにまやや。
声優も地味に豪華なの。
OPとEDはどっちもバンドサウンドです。作品に合ってる!
OPの映像は有名な映画の場面から取ってるんですよね?面白いなー。
監督がバカノとかデュラとか夏目友人帳の人。


STAR DRIVER 輝きのタクト

これは1クール以上という情報です。
まだ何にも説明してくれてないから!終わっちゃ困るから!w
「綺羅星★」とか「銀河美少年」のほうが印象に残る影の薄い番組タイトルwww
脚本シリーズ構成がウテナの人。
なので似ているような、でも違うそんなロボットアニメ。
しかしロボットアニメという枠に入れるとまた違う気がするので…ジャンル分け不能。
タクトとワコとスガタの3人が今後どうなっていくのか!?とか
サイバディってなんなの?とか。
サカナちゃんが島を去り、8話にて第一部終了っぽい。
新キャラも登場しましたし。

お気に入りはプロフェッサーグリーン=みどり先生です。
一番リピートしてるかも。ギャグ回が好きです。え?w

たぶん…これはまた感想書くと思います。
最近毎週日曜日が待ち遠しい!
毎週ついったでつぶやきまくってますんで。#stadora


少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録

2010-09-02 01:40:33 | アニメの感想
少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録【劇場版】 [DVD]
B00005F5V9


劇場版も観たよ!!

劇場版のほうがテーマは分かりやすいね。
演出はさらにさらにぶっ飛んでたけど。
まず何につっこめばいいんだろう。つっこむとこ多すぎるわ。

ウテナカー!
後半のレースは熱かったですね。
思わず「負けるな、ソニックーー!!」って言ってしまいそうになった
アンシーのキャラが冒頭からだいぶ違いますが
レースシーンになってすごいカッコ良くなる。
スリット入ったスカートで、アクセルぐいぐい踏みつけちゃってますから。
このアンシーもけっこう好きだ。
だけど、このアンシーがTVシリーズに出てたら確実に39話持たないよね。
半分ぐらいのとこで自分から「外」に出てっちゃいそうwww
ウテナ様じゃなく「ウテナ!」って呼ぶところ好きだ。

キレイな冬芽。
…やっぱり死人じゃないと王子様にはなれないのかな。
TVシリーズでも、完全な王子様として描かれたのは瑠果だけのような気がする。

「川におぼれた女の子を助けようとして自分が死んでしまう」という
エピソードが2回も出てきたが、枝織と樹璃、ウテナと冬芽の二つの
話は別ですよね? テレビでは樹里の姉を助けようとした男の子
としてもこのエピソードが出てきたし、なにか出典があるのかな。
銀河鉄道の夜ぐらいしかわたしは思いつかないけれど。

チュチュと七実牛となにかよくわからんせいぶつ(けろぽん)
もうつっこみすら入れる気にならんわ。

ミッチー暁生さんの「とうっ!」が好きだった。
しかし上手くはないな。TV暁生の小杉が低音渋ボイスだっただけに。
アンシーに事がばれていたことに気付くシーンはダサイ。
だけど、おそらくそれが狙い。
王子様を職業にしている人に、この堕落した王子を演じさせるというのは
皮肉というか、挑戦というか、面白いと思う。

…そういえばずっと気になってたんだが、TV暁生は何歳設定だったんだ?

薔薇がTV以上にふんだんに使われてましたね。
決闘場の薔薇ぱない。さすがウテナ。
あそこでのダンスシーンきれいだったなぁ。
水面と満天の星、どっちがどっちなのか。美しい世界。

シーツの表現が好きでした。
シーツすげえええええって思った。
冬芽の過去でのキャベツ畑の卵→蛹→蝶の表現とか
冬芽と枝織のシーンのシーツがすごい。
あと、アンシーにすべてがばれてたことがわかって落下する前のカーテン(?)

影絵少女はゴシック風でなくSFチックでもしっくりだね。
ただ、ラストでネームプレートに「天上ウテナ」と「姫宮アンシー」って
あるのはなんなのだろう。あれ意味分からん。

ようつべでN●Kの「ウテナを語る」があったので見ちゃったんですが
榎戸さんが、西園寺との決闘で、ウテナが「箒(=魔女)」
を使うシーンについて
「お姫様」でも「魔女」でもない、少女がどうするのか?を描く。
って言ってたのが印象に残りました。
というか解説されるともうこんなに分かりやすい比喩は無いと思った。

ウテナという作品のジェンダーは、確かに気になるかもしれない。
でもウテナは中性的な物を纏っているだけで女であることは絶対だ。
じゃないと成立しない…よね。

少女革命というのは、分かりやすく言えば少女漫画的なパターンの革命
だろうか、と私は思いました。
宝塚的な世界観であるのに、王子様とお姫様が手を取り合うハッピーエンドを
真っ向否定してるので。

そういえば。
「このまま帰すわけないだろ」「そうだよね」
が、すごい気になったというかそういう展開なの!?って思ったのに
なんだ指輪のことか…ってがっかりしたのは私だけかい。


空前絶後の超展開アニメ作品、受け入れらる人にはとことん面白いと思う!