Windows XP の再インストールの準備

再インストールといってもリカバリーDVDからのリカバリーである。これはかなり融通が効かないので、折角 MBR にインストールしてある grub を消しさってしまう。というわけで、CDブートで起動するgrubを作成しておき、それを使って後から Linux を起動して、grub を再インストールすることにする。

というわけで、grub のブータブルCDをITmediaのこのページを見て大体そのまま実行する。

modprobe loop
dd if=/dev/zero of=/tmp/cdboot bs=1k count=2880
losetup /dev/loop1 /tmp/cdboot
cd /boot/grub/
dd if=stage1 of=/dev/loop1 bs=512 count=1
dd if=stage2 of=/dev/loop1 bs=512 seek=1
losetup -d /dev/loop1

そしてできあがった /tmp/cdboot というファイルを CD-RW に焼いておく。もちろん、ブート可能な状態でやく。今日は k3b を使って焼いてみた。

で、そのCDを使ってリブートしてみると、なんとかうまく grub が起動する。起動メニューとかはないけど、せっせと

root (hd0,2)
kernel-2.6.13-gentoo-r3 root=/dev/hda7

などと設定後、boot コマンドを実行すれば無事起動した。キーボードがUSキーボードとして設定されるため、一部のキー配置が少しおかしいけれど、USキーボードを思い出しながら打ち込めばなんとかなる。

というわけで、Windows XP のリカバリーの準備が整ったのであった。