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【Sabayon】LaVie ZにSabayonをインストール

2013年04月11日 00時07分38秒 | Linux

さて、LaVie Z である。

今は Gentoo にしてしまったが、購入当初は Sabayon Linuxをインストールした。理由は単純で、LaVie Z を購入した2月の時点では UEFI の Secure Boot に対応していたのは Sabayon くらいだったからだ。

まずは LaVie Z のスペックから。店頭モデルではなく通販専用の LaVie G タイプZ である。型番は PC-GL19612AV。商品が届いたころには次のモデルが出ていたというタイミングの悪さはあったが、ほとんど性能的に違わなかったので気にしないことにした。

仕様を適当に列記すると、CPUは Core i7 3517U (1.9GHz、ターボブーストで3.0GHz、2コア、4スレッド、3次キャッシュ4MB)、チップセットは UM77、RAMは4GB、SSD は 256GB、ディスプレイは13.3インチ、1600x900の横長、ビデオチップは Ultrabook 標準の インテルHDグラフィックス4000、bluetooth内蔵、IEEE802.11a/b/g/n対応 wireless LAN (Intel Corporation Centrino Advanced-N 6235)、サウンドチップは ALC269、USB3.0×1、USB2.0×1、HDMIポート×1、SDXC対応SDカードスロット(フルサイズのSD)、ヘッドホンジャック。そしてプリインストール OS は Windows 8。こんな感じ。

そして何より 875g という軽さ、8時間持つという電池(公称値)。 ポイントは、そこそこの CPU、RAM、SSD、横長高解像度13インチディスプレイ、そして軽さである。 マイナスポイントは、有線LANポートなし、RGB出力なし、バッテリー交換は修理扱いといったところ。

まず最初にするのは Windows 8 で起動し、リカバリーDVDを作ること。これには外付け DVD ドライブが必要。 ちなみに、LaVie Z はUSBの電源供給が弱いのか、blu-ray も焼けるタイプの外付けドライブを繋げたら電力不足で動作せず。2本目のUSBケーブルを繋ぎ、電源を2系統で供給してようやく動く感じだった。普通の DVD ドライブを使うのが吉ということかと思う。

リカバリーDVDを作ったら、リカバリー領域から再インストールする。パーティションを切って再インストールし、Linux 用に空き領域を作っておく。

そして Sabayon のインストール。ここでは Sabayon_Linux_11_amd64_G.iso をダウンロードしてきて DVD に焼いて使った。

このDVDは、先にも書いたように Secure boot にも対応しているのが売りである。 DVDを繋いでブートすると、最初はテキストのなんだかややこしそうな画面になる。

Secure Boot で Linux (Sabayon の kernel)をブートできるように key を enroll する。 そして reboot。 すると無事 grub2 が起動する。grub2 の command prompt で

ls 

とするとパーティションが見える。どうやら live dvd は (cd0) にありそうなので、

set root=(cd0)

とする。続いてディレクトリの中を覗いてみる。

ls /

すると grub のconfigureファイルが二箇所で見つかる。つは /boot/grub の中。もう一つは /grub の中。ブートに使えるのは後者である(ファイル名を見ればわかるが)。そこで、この configure ファイルを使うように指定する。

configfile /grub/grub-uefi-isohybrid.cfg

とすると、grub2 のメニュー画面が登場する。ここまで来れば簡単。grub2 のメニューから Gnome を選んで起動すれば Sabayon Linux (Gnome版)が起動する。 起動してしまえばインストールは簡単。メニューからインストールを選べばほぼ自動である。 次回はインストール後の設定を書き残しておこう。


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