Emacs-22以来標準で含まれるようになった org-mode は、Emacs上のメモ帳、アウトラインプロセッサなどとして、極めて有用なモードである。とっつきにくいが、使い慣れてくるとこれなしでは仕事効率が下がるのではないかと思えてくるのは、まさに Emacs そのものといった感じだ。
org-mode は、簡単に構造化したメモが作成できるだけではなく、html や latex にも簡単に変換、出力できるのが魅力である。BHL も似たような機能があったが、BHL より全てに置いて高機能であるといっても間違いないだろう。
で、latex への export であるが、デフォルトで出力できる documentclass は、article、report、beamer である。beamer に自動で変換できるというのは、とてつもなく凄いようんは気がするし、十分に実用的である。
が、日本人としては jarticle に対応していないのが寂しいところだ。
というわけで、ここでは jarticle での出力方法をメモしておく。
まず、~/.emacs.el で、
を定義しておく。これで documentclass として jarticle を適切に選択できるようになる。
実際に jarticle で出力するには、確 org ファイルに
を追記しておけばよい。実用上は、
ここまで設定してあれば、一発で適切な jarticle 文書が作成できるはずだ。
org-mode は、簡単に構造化したメモが作成できるだけではなく、html や latex にも簡単に変換、出力できるのが魅力である。BHL も似たような機能があったが、BHL より全てに置いて高機能であるといっても間違いないだろう。
で、latex への export であるが、デフォルトで出力できる documentclass は、article、report、beamer である。beamer に自動で変換できるというのは、とてつもなく凄いようんは気がするし、十分に実用的である。
が、日本人としては jarticle に対応していないのが寂しいところだ。
というわけで、ここでは jarticle での出力方法をメモしておく。
まず、~/.emacs.el で、
(setq org-export-first-hook (lambda () (setq org-export-latex-classes (append '(("jarticle" "\\documentclass[a4j]{jarticle} \\usepackage{graphicx} \\usepackage{longtable} \\usepackage{float} \\usepackage{wrapfig} \\usepackage{soul} \\usepackage{amssymb} \\usepackage{hyperref}" ("\\section{%s}" . "\\section*{%s}") ("\\subsection{%s}" . "\\subsection*{%s}") ("\\subsubsection{%s}" . "\\subsubsection*{%s}") ("\\paragraph{%s}" . "\\paragraph*{%s}") ("\\subparagraph{%s}" . "\\subparagraph*{%s}"))) org-export-latex-classes))))
を定義しておく。これで documentclass として jarticle を適切に選択できるようになる。
実際に jarticle で出力するには、確 org ファイルに
#+LaTeX_CLASS: jarticle
を追記しておけばよい。実用上は、
#+DATE: \todayも追加しておいた方がよいだろう。デフォルトでは日付がまともに表示されないから。
ここまで設定してあれば、一発で適切な jarticle 文書が作成できるはずだ。
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