落穂拾い

Gleanings in my life

sylpheed-2.0インストールへの長い道のり(part-I)

2005年07月29日 10時43分14秒 | Linux
sylpheedのバージョン2がリリースされた。
普段自分では使ってないのだけど、rootのメールを管理するのに使っていたりする。というわけでアップデートしてみることにした。ちなみに今まで使っていたのは sylpheed 1.0 という古いバージョンだ。

sylpheed 2.0 の特徴はツールキットが gtk+ の 2.4 以降に変更になったという点だ。従来は1.2だった。というわけで、gtk+2.4 以降が入っていない環境ではそこからインストールしなくちゃならない。

今日インストールする環境は(元)TurboLinux 8だったもので、gtk+1.2までしか入ってないのだ。そこでgtk+のページに行って、


  1. glib-2.6.5.tar.gz
  2. pango-1.8.2.tar.gz
  3. gtk+-2.6.5.tar.bz2


の三つのファイルをもらってきた。基本的にこの順でインストールすればいいらしい。そこでまずは glib のインストールから始める。

tar zxvf glib-2.6.5.tar.gz
cd glib-2.6.5
./configure
make

すると、こんなエラーが出る。

gconvert.c:47:2: #error GNU libiconv not in use but included iconv.h is from libiconv

iconv関係がややこしいらしい。そこで ./configure --help を実行して iconv 関係の設定を調べてみると、

--with-libiconv=[no/gnu/native]

というオプションがあることに気がついた(調べてから configure を実行しろよなぁ‥)
というわけで、

./configure --with-libiconv=gnu
make

としてみる。なんかうまく行ったみたいだ。というわけでインストール。

su
make install-strip

とりあえず glib まではインストールできたみたいな予感です。

続いて pango をインストールしてみよう。

tar xvzf pango-1.8.2.tar.gz
cd pango-1.8.2
./configure
make

としてみる。うまくいっているような予感がするので、

su
make install-strip

としてインストールしてみる。うまくインストールできたみたいな予感です。

続いて大御所であるところの gtk+ のインストールです。こいつはでかいのが原因なのか圧縮形式も他とは違っていますね。

tar xvjf gtk+-2.6.5.tar.bz2
cd gtk+-2.6.5
./configure

としてみます。すると

configure: error: Xft Pango backend is required for x11 target

というエラーが出ました。う~ん、今 pango 入れたばっかりなのになぁ。pango がマズかったっぽいぞ。pangoの configure をしたときに backend として X しか表示されなかったのが駄目だったようだ。

というわけで一旦退却~

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