落穂拾い

Gleanings in my life

SIREN DP200の使用感

2006年10月13日 14時33分03秒 | small talk
なんだかんだでSIREN DP200を購入後、10日ほどが経過した。
ほぼ毎日使ってみての感想をまとめてみる。

最初に試しで使ってみたときに気にならなかったけれども、実際に使用し続けていると気になってきた点がある。

まず、電池の持ち。
かなり悪い印象がある。フル充電後でもogg形式を5時間程再生すると空になる。すっと消え入るように再生が止まってしまう感じで、何のウォーニングも出ない(電池表示は減って行くけど)。空になり、フル充電を4、5回繰り返しているが、改善してくる気配もない。どうやら5時間しか電池が持たないのが実状のようだ。

次に充電速度。
これだけ電池が持たないので、二日に一度、あるいは毎日充電が必要になる。これが結構かかる。空からフルにするには5時間くらいかかるだろうか?UBSによる充電しかできないので、5時間はパソコンを起動しておかなければならない。寝てる間に充電ができれば、5時間かかっても大して気にはならないが、通常寝ている間はパソコンの電源を切っているため、寝ている間に充電ができない。というわけで、充電するのも一苦労という感じだ。

最後に、resume機能だ。
通常、移動中に音楽を聞くために利用しているので、目的地に到着すると電源を落とす。
で、次に電源を入れると、前回どの曲を再生していたのかはきちんと記憶してあり、そこから再生することは可能である。

しかし、電源を入れただけでは再生が始まらない。自分で再生ボタンをクリックする必要がある。ところが、再生ボタンはすぐにはクリックできない。というのも、起動する度に「SIREN」のロゴアニメを見させられるためだ。このロゴアニメが結構長く、5秒以上かかるような感じだ。で、ロゴアニメが終わってからしか再生ボタンを受け付けないので、じっとこのロゴアニメを見ることになる。

しかもである。
電源を切ると、音量はかならず初期化されるのである。そう、音量についてはメモリされないため、resume後、自分で音量を好みのレベルに再設定する必要があるということだ。

というわけで、実際に resume プレイをしようとすると、

  1. 電源を入れてロゴを見る(5秒)
  2. 音量を調整する(10秒?)
  3. 再生ボタンをクリック(1秒)

みたいな手順(と時間)が必要になる。正直言って、なげ~って感じだ。今まで使ってきたポータブルオーディオ機器(テープとMDだけだが)では、ボタン一つで前回終了した位置からちゃんと再生してくれたものだ。本体を見る必要もなかった。それが当たり前だと思う。せめて音量くらいは前回の値を憶えておいて欲しい。

この仕様は「Made in Korea」だからなのか?今迄私が使ってきた機器が日本製であったからか?

とりあえず、電池の持ちについてはファームを更新すると改善する可能性があるようだ。
まずはファーム更新をやってみようかな。
でも、設計思想とか、「金型ちゃんと作ったんか?」と思う本体のデキとかを見ると、限界を感じないではいられない商品だ…。

ま、1万円程の商品だから仕方ないのかね。

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