橋本病のぼく そして特発性過眠症の僕

橋本病の僕のブログです。ついでに僕は特発性過眠症だそうです。

橋本病は治るのか?

2018年05月17日 | ひとりごと
このブログを覗きに来られた方はみなさんご存知かと思いますが・・・

治りません。

一生涯、治りません。

でも、チラーヂンでコントロールできるではないかと言うご意見、およびお医者様に関して・・・

嘘です

絶対コントロールできません。

だって、考えればわかるじゃないですか(って、この辺りから戦闘モードに突入)。

健康な人は、脳下垂体から甲状腺ホルモンのバランスのチェックを常時監視し、おお〜いちょっと足りないからFT4作ってね〜とかTSHがらみで情報が甲状腺に伝わるわけですよ。

でもって、その情報を得た甲状腺は、はい分かりました〜って感じで、FT4を増産するのです。

その増産されたFT4が体内を巡って、肝臓君のところでFT3に変身(このあたりの知識、すでに微妙、もうどうでもいいとしか思っていないので、ちょっと違うような気もします)。

そして、そのFT3が体内を巡り基礎新陳代謝を「その時に」必要な状態へと導くわけですよ。

ここが肝心です。

健康な方たちは、日常生活において、FT4の不足を「自動的」に補っているのです。

橋本病患者(最近は、慢性的甲状腺機能低下症患者・・・長いぞ)、は足りなくなったFT4を「自動的」には増やせないんです。

たとえ半減期が7日半だろうが、体の合わせてFT3に自動的になるとか言われようが(第一、FT3になるべきFT4が足りないわけだし)、足りないものは足りないんです。

いつも、一定の量しか体内に供給されていないんです。

し・か・も(完璧に喧嘩腰)、1日飲み忘れたくらいでは大丈夫とかほざく・・・ではなく、仰られているあなた(誰のこと?)、

7日半、180時間で、例えば、1日100mgのチラーヂンを供給しなかればならない人が、1日飲み忘れた場合、

合計で750mg必要なところを650で生活しろって言うのですよ。

これ、理論上おかしくないですか?

大丈夫なわけないじゃないか!!

絶対量の87%で生活しろって、その分クオリティー落ちるの明白じゃないですか。

てな訳で、絶対コントロールできません。

では、絶望的かと言う問いに対しては

生きていけます

まったりと、他の人とは異なる時間軸で生活することをまず自分が理解し、納得し、実践できれば。

そして、それを周囲の方達に理解していただく努力をし、周囲の人が実際に理解してくれれば

生きていけます。

しかも、この場合は、とても幸福な人生を歩めます。

だって、無理しなくていいんですから。

語弊がありました。

もっと正確にお伝えします。

病気にあった生活を送っていければ、それは苦痛ではなく、むしろ穏やかで、ゆったりとした人生を歩むことができます。

これは保証します。

でも、

そうでなかった場合、

倒れるのは、結局は病人である私たちです。

周囲の無理解とか色々な言葉を探すこともできますが、たとえ、そのような言葉を探せても

倒れているのは、私たち病人です。

自分の人生を自らの手から滑り落としてしまうのも、私たち病人です。

そのあたりを理解しながら生活をすること、

これこそが、この病気の難しさかと思います。

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