志賀高原 たかまがはら温泉 白樺林の温泉露天風呂の宿

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8月3日

2014年08月03日 08時31分25秒 | Weblog
天気 快晴 気温16度

今朝は放射冷却で気温が下がりましたが早くも群馬側から湿った空気と雲が流れてきています。
昨日、高天ヶ原は日中曇りになりましたが岩菅山は冷たい雨が降ったそうです。
関東平野を渡って来た湿った空気が最初にぶつかるのが横手や岩菅になりますので
南風の場合、雲が掛かり雨になる事もあります。

ネタが無いので蕎麦の話が続きますが、変わった蕎麦と言いますと飯山に富倉と言う地籍が有ります。
蕎麦のつなぎに小麦粉では無く、オヤマボクチと言うヤマゴボウの葉の裏の綿毛を使ってます。
富倉とはよく言ったもので、飯山市の山奥の豪雪地帯の村です。絶対、富で倉は建ちません。
きっと盆や正月でも昔は小麦粉が手に入らず、毎日蕎麦がきじゃ嫌だ!!麺にして食べたいと
周りに生えている草をいろいろ試したのでしょうね。オヤマボクチの葉の綿毛がつなぎになりました。
麺に腰があると言うより、胃の中で麺がボキボキ折れる感じがする位、腰があります。
普通の蕎麦屋さんでは、値段が高すぎてオヤマボクチは使えないそうです。
オヤマボクチの葉から手作業で裏の綿毛を集めるのですから人件費はべらぼうに掛かります。
自家用なら人件費はカウントされませんので。

隣の新潟県の十日町に行きますと、ヘギ蕎麦が有ります。
つなぎは、昔、障子張りに使っていた海藻のフノリを使います。
ノリでそば粉を固めていますので、韓国の冷麺くらいシコシコ弾力があります。
1軒だけですが、ワサビでなく和カラシが付いてきます。昔は、この辺りでは
ワサビは手に入らなかったと書いてありました。
ヘギ蕎麦に和カラシは合います。蕎麦イコールワサビの常識はくつがえります。

因みに私、お街と言いますか花の都東京に行きますと毎昼、更科、藪系のお店で
ザルソバを頂いております。毎晩呑んだくれて胃腸が弱っている訳もありますが
東京で食べる上品な蕎麦は美味しゅうございます。は、ナイショです。





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