半世紀

少年A：「おはようございま～ッす」

銀爺：おお、「おはよう」何のスポーツやってんの？

少年A：サッカーです。和歌山の田辺から昨日来ました。

銀爺：そうですか・・・田辺って知ってるよ。鯨の取れるところに近い？

少年A：あれはタイチですから、もっと南です。

銀爺：サッカーってうんと走るんでしょ？一試合でどのくらいの距離を走るの？

少年A:プロだと１２ｋｍくらいって言いますが、僕たちはそんなには・・・・

銀爺：君たち年は幾つなの？

少年達：高１と高２です。

銀爺：ってことは、１５歳～１６歳ってことだね？

少年達：ハイっ！そうです。

銀爺：オイラとは５０違うのかぁ～。でも、オイラだって君たちと同じ年頃の時代も

あったんだぜ。

少年達：ニ～ンマリ！

銀爺：ま、しっかりやって下さい！！

少年達：ハァ～イ。

と言って別れた。

タダそれだけのことなんだけど・・・

こういう少年達ともっと話をしたかったな。

：

：

家へ帰ってパソコンの前に座ろうと

ふと、左手を見たら

こんな奴らが待ち受けてるぢゃないの

厭だよなぁ～

左からサラテクト、強烈水虫薬（槿皮チンキ）、インドメタシン入り痛み止め塗り薬、中強水虫薬（ブテナロックV）、フマキラー：押すだけベープ

５０年・・・半世紀

ガックシくるぜ。

暑さがコタエルゼ。