この数年、どうした訳かレコードってものが見直されてるとかで
パナソニックやSONYなんかも新しいターンテーブルを
開発して販売を始めてますね。
人間、贅沢というかヒネクレというか
CDが出てからLPレコードはあっという間に
この世から姿を消してしまってたのに
最近になって
大手メーカーさえLPレコードをマーケッティングで
蘇らせようとしてる。
ふつうのCDだと20KHz で上限の周波数がカットされてる。
CDが出た頃は人間の耳の可聴周波数帯域は20KHz以下だから
それで十分なんだと言われてました。
確かにオイラみたいな老人が聴きとれる最高の周波数は
15KHz以下でしょうね。
さすれば普通のCDの規格で帯域としては問題ないはず。
でも、商売のテクニックとして
なんたらCDなんてのを売り出して
実は人間の耳は40KHzくらいまで聞こえてるんだ!
なんて言い始めた。
そして広帯域再生が出来るアンプやらオーディオ製品を売って儲けた。
ついで、次の論理として・・・
LPレコードにはそれと同じくらいの帯域の音が録音されてるんだぞ!
な~んて言い出す。
そして、あんまりお金が掛からない範囲の投資をして
レコード・プレーヤを作って売り出す。
もう~何を考えてるんだか判らん状態ではないでしょうか?
そういえば、オイラも今年ターンテーブルが修理から帰って来て
我が家にで~んと居座ってますけどね。
これは古いレコードがあるから
これを聴けないのはツライぢゃないか?!ということで
修理しただけの話。
流行りの理屈でLPレコードを聴こうと思ってのことではありません。
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ところでフィルムのお話でした。
色々と考えてみるに・・・
デジタル写真とフィルムによるアナログ写真の
絶対的な違いがあります。
それはフィルムから印画紙にプリントするという過程です。
もちろん、フィルムに撮った写真をスキャナーで読み取って
プリンターでタイプアウトするのなら
デジタル写真の方がマシでしょう。
でも、フィルムから直接、印画紙に引き伸ばし機を使って
露光させた写真は同じように見えても
全く異質な物質です。
しかも現像液、定着液といった化学薬品と水によって処理された
写真とデジタル写真が同じであろうはずがありません。
とすると・・・
この数年~10年以内に必ずフィルム写真が復活するような気がします。
おそらく
当初はプロフェッショナルな写真家たちが盛んに使うようになるでしょう。
フィルム・メーカも
鬼の首でも取ったように
フィルムが如何に写真家の感性を美しく投影しているか!
な~んてことを麗々しく謳って
アマチュア写真家をだまそうとするでしょう。
だってアマチュアをだまさないことにはBizにならないから。
そして
アマチュア写真家は見事に騙されて・・・
フィルム用一眼レフだとか
ライカM3だとか
Nikon SPだとか
そういったカメラ軍団が亡霊のように蘇ると予測しております。
いまのうちに往年の名機を
名レンズを
手に入れて置くと良い遺産になるでしょう!!
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とは申せ
これは暇なお爺の発想だと言うことをお忘れなきやうに。
また
古いカメラを高いお金でGETして
悪い遺産(レガシー)になっても責任は負いかねます。
最後はなんだか政治家みたいな発言で
内心忸怩(ジクジと読む)たるものがあることは禁じえませんが
なにとぞ、自己責任でお願い致します。
m(_ _)m!!
しかし銀次郎さんは二眼レフをさげてなきゃいかんですよ!
楽しくなければ、やらない方が良い。
人生そんなに長くないから、楽しくないならどんなことでもしない方が良いのです。
だからと言ってオイラが二眼持たなきゃならない理由もないわけです。
二眼レフ首からぶるさげて・・・やっぱ楽しいかな?
音響的なスペックはCDの方がいいのでしょうが、聴感的にはレコードの方が、立体的な音がする感じです。
CDが発売されてから約30年
当時のCDの売りは「ノイズがない」・「選曲が一瞬」でした。
それから、DVDオーディオやSACDが発売されましたが、生き残っているのはCDだけの状態ですね。
レコードが見直されているのは、レコードの音響的な規格が優れていたのだと思います。
そういえば、あなたはオーディオに狂ったことがあったんでしたっけね。
やっぱり、なんでも狂ったか?と思われる程度までやらないと一歩奥までは見えないのかもしれませんねぇ。
本当に不思議なんですけど、物理的な電気特性を理想まで追いつめても、決して人間にとって心地良いもの
には至らないってことが良くありますよね。
これは非線形な領域に属するもので、今の線形な科学や技術では説明がつかないことなのだと思います。
つまり・・・部分の総和が全体にならないと言う非線形性がもたらす不思議さなんでしょう。
人間ってのは非線形な存在ですから、現今の科学技術では定式化出来ないものなんだと考えられます。
それを、主体として売って、糧にしないと趣味者は趣味者なんですよ。
趣味者と業者の境は本当に厳しいと思います。
写真であれ、私の寒蘭であれ、趣味の上に有る上の物は。
私も、寒蘭の世界に足をっこみ今年の花会を見てまだまだと思いました。
一年足らずで、10年、20年とやって来た方には、追い付きません。
まして、半世紀を共にした人とは。
私としては、専門知識も無い人間が寒蘭の世界に飛び込んでゼロから始めたのですから。
私としては、今の現状、結果は満足です。
満足は満足で終りますので、何時もそこで終わらない様に目標を持っていますし、話をしても良い人には、自分の目標を口に出して言っています。
それが、本当に大事ですし、自分の目標に近づけて成功する近道だと考えて居ます。
私から銀次郎さんに言う事は、写真は迷わず撮れです。
自分の感性を信じる事を大事に。
その、瞬間を納めるのがカメラです。
私は、おべんちゃらは言いません。
自分が良いと思うものは良い。
それと人間は、私観で見る動物です。
また、損得考えて言う動物です。
良いか悪いかは解りかねす。
人の心に訴える写真を撮れば良いと思います。
大した写真で無くても良いと思います。
人の心を動かす写真で有れば。
テーマなんて、無くても良いじゃ無いですか。
私は、本当に白黒の写真が好きです。
銀次郎さんも良い写真を撮られて居たじゃないですか?。
迷う事なくお録り下さい。
またまた、偉そうに書きました。
どうも、すいません。
失礼しました。
花 三