
今年の連休は日本人にとって色々考える良い時間になったのではないだろうか。
自分達の行く末、来し方を胸にして、大きな地震や津波とその後の複雑な状況変化を
冷静に眺めることが出来たのではないか?
これまで信じてきたものが、大音響とともに崩れ去った人も多いだろう。
それは、震災に遭ったか否かに拘わらずである。
科学や学問、あるいは政治・・・企業のモラル
あるいは「安全」といわれるものが、如何に不安な要素に満ちていたことか。
日々の生活に埋没して、その不安なものに乗っかった「暮らし」というものが
如何に笑えないものであったことか・・・
それに比べると、自然の営みは、如何に安定なものであろうか・・・
今は、ひょっとして、みな仏教的な「悟り」を求めるべき時代なのかもしれないとさえ
思ってしまう。
カメラに収まる自然の営みを見ていると、なんだかそんなことすら考える。
連休が終って、静かな公園へ出掛けて見た。
北門近くの「はなみずき」・・・白い花が美しい
公園の南の外れでは、アイリスが今見ごろ。
なんとも凛として、よろしいな。
しばらく散策して、万歩計を確かめたりして。
奄美では、もう入梅だとか・・・
自然というものは、何事も無かったかのように季節に従って移ろい行くだけ。
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家に帰って狭い庭を見渡すと
モミジの若葉が夕方の光線に透けている。
右下に見えるピンクのぼやけたものは
紫蘭という花らしい。
もう枯れたと思ってた芋の葉も出始めて、嬉しい。
何の葉か知りませんが
産毛が生えてるぞ!!
サントリーのウイスキーを仕込んだ樽材で作った植木鉢も
いつのまにか腐ったけれど
名も知らぬ草が花をつけていた。
自然とは、事ほど左様に逞しい!!
人間だって、自然の一部だ。
まけてられっか!!
なんだなぁ、とビックリ。
5月の花 それぞれに 素敵な趣で楽しく拝見
させて頂きました。
ありがとう ございました。
コメントをありがとうございます。
南がついても流石の信州ですからね!
山の深さも四国とは1000mくらいは違いますものね。
「信州」とか、「季節料理」、「騙されたと思って」なんて言葉に弱いんだなぁ。
お手!と言われて思わず手を出す犬に似ております。