アニメ「夏目友人帳」第5話『約束の樹』の感想です。
一部ネタばれを含みますので、これからご覧になるご予定の方はご注意下さいませ。
今回は、レイコさんと二人の妖怪との過去の出来事が夏目に関わってきます。
レイコに名前を書かれた友人帳のページを森の木の枝に結び付けられてしまった上、「50年後に返す」とレイコに言われた妖(あやかし)『霧葉』が夏目の元を訪れます。
これがメインのお話。
もう一つは妖『ヒノエ』とレイコの出会いをヒノエが回想するお話。
そう言えば、原作を読んだ時には、ヒノエは男性だと私は思っていました。
第一部のアニメを見て「え? ヒノエって女性だったんだ…」と言ったら、ちょっと家族に馬鹿にされました。
今回見ているとやはりヒノエは女性でした。
そんな妖怪と夏目との関わりに夏目を取り巻く人々が絡んできます。
夏目はまだ塔子さんや友人たちに距離を置いていますね。
そんな夏目に戸惑う塔子さんと田沼たちの表情が切ないです。
さて、レイコさんと妖怪の関係って何だったのだろう、と今回のお話を見て改めて疑問に思いました。
寂しさを紛らわせるために構ったり、ものすごく慕われていたり、時にはボコボコにしたり、今回のケースのように優しい心配りがあったり…と不思議です。
レイコさんがなぜ友人帳を作ったのか……それはもっと物語の先に明かされることなのでしょう。
その時が楽しみです。
気になった事。
確か、今までは名前を返した後の友人帳のページは丸めてあったと思うのですが、今回は消滅していました。何故?
私の勘違いですか??
ラストシーン、森の向こうに海の青が広がる光景は美しかったです。
次回は第6話『少女の陣』。少女「多軌(たき)」登場です。
*画像はベッツィーです。