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おもい出し日記

六本木で勉強 191205

最新シミュレーションで解く「全館空調」最前線と題して、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授 前 真之 氏より、いろいろ教えていただきました。



内容は…
・全館空調は本当に浪エネなのか?
・全館空調と個別空調による温熱環境の違い
・全館空調が及ぼす暮らす人への影響
・最新シミュレーションによる解析結果(つくば里山住宅博モデルハウス)



OMソーラー㈱が主催です。
最新のOMXは太陽熱による暖房だけでなく、ヒートポンプを利用した冷暖房や排熱を利用した給湯、熱交換換気がある全館空調設備です。

省エネ率は55%と優れモノです。
仙台の場合、AC+エコキュート年間消費電力5,703kWhが2,597kWhしかかからない、理想の全館空調です。

後は価格ですね…。
大手住宅会社で建てられる予算をもっている方であれば、地元工務店+OMXの全館空調を選択した方が望ましいでしょう。



我々は出来るだけエネルギーのかからない家をつくらなければなりません。

誰もが手の届く自然素材と省エネを旗に掲げている弊社の考えは…。
お金を掛けない方法として、南側に大開口部と吹き抜けを設けることです。

それだけでも冬期、無料の太陽エネルギーを多く取り込むことが出来ます。



先日見学した建築家が設計した家は外観、室内空間は素敵でしたが…。

吹抜けはあったのですが開口部がなくリビングは暗いという体験をしてきました。
2階の部屋もほしいところに開口部がなく…。

結果、暗くて寒いのは…。




お金を掛ければ全館空調も可能ですが…。

その前に、断熱と気密をしっかり確保することが基本的は考えです。
それを確保したうえで、予算に余裕があれば全館空調です。
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