がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

除染工程が発表・・・また巧妙な騙しのテクニックで

2012年01月28日 | 原発
政府から除染工程が発表になった。

発表内容を読むと、何だか除染が終わったら直ぐに住めそうな気になる。


その内容は、年間被曝(ひばく)線量に応じて3分類した上で、住民の早期帰還につなげるため、

最も低い20ミリ・シーベルト以下の地域の除染を最優先で進める。

20~50ミリ・シーベルトの地域は2014年3月までに居住できる20ミリ・シーベルト以下

への除染を目指すが、最も高い50ミリ・シーベルト超の地域では具体的計画を示さなかった。

警戒区域と計画的避難区域は、国が直轄で除染する「除染特別地域」で、4月1日をメドに

〈1〉生活環境が復旧すれば帰還できるとみられる避難指示解除準備区域(年間被曝線量20ミリ・シーベルト以下)

〈2〉数年後に帰還できるとみられる居住制限区域(同20~50ミリ・シーベルト)

〈3〉帰還まで5年以上かかるとみられる帰還困難区域(同50ミリ・シーベルト超)に再編される。

居住環境の前提が入っていないのだ。

住居およびその周辺の除染が終わったとしよう。

通勤・通学路に森や林があったら、そこは避けて生活するのか?

ペットの散歩は行けるのか?

私たちの生活は、自由に選択できるはずだ。

しかし、放射線源が取り除けない森や林そして池などがある場所は、立ち入り禁止等々の制限付きで

住めます!と宣言するのだろう。


完全に元に戻すことは出来ないという前提で、現状の汚染割合よりは、良化するのだろうが、

本当に意味のあることなのだろうか?

政府の考えを押し付ける形にしか思えてならない。

放射能汚染は、見えないところで着々と広がり、進行している。

そして、2年後には顕著にその影響が出てくるだろう。


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