がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

停電の原因をもっともらしい理由をつけて・・・真の原因をひた隠す東電

2013年03月25日 | 原発
先週、福島原発事故収束のための冷却系統の停電事故が発生した。

事故から30時間で電源を復旧させて、各号機の冷却が再開されたが・・・

その原因がねずみがショートさせたという、なんともお粗末な発表だった。


この根本的な原因は、ねずみでは無い(ねずみという理由も取ってつけたような話だが・・・)

事故から2年を経過したにも関わらず、メタクラ(配電盤?)がトラックの上に置かれていた事。

そして、電源2重化がされていなかった事。

メタクラの下流は2重化されていたようだが、メタクラ自体は全てがシングル構成だった。

通常は、メタクラの上流にパワーセンタという親が存在し、これも2重化されているために

ショート如きで、電源停止は起きるはずもない。


マスコミもグルになって、根本的な原因追求姿勢は無く「原因はネズミ」としているのだ。

使用済み燃料プールが65度にまで上昇するのに4日間しかないのに、その冷却を担うシステムが

トラックの上に置かれた配電盤から電源供給がされていることを問題視せず、なるべくお金を掛けないように

急場しのぎの対応で済ませようとする東電!

視察に行って来ましたと言って、胸を張っているが、見る目など持っていない議員連中!

こんなズサンなシステムでの対応を良しとする原子力規制庁!


根本的な問題である「なぁなぁ」の関係を続け、この後廃炉までの何十年も何も無く過ぎるはずも無い!

何も判らないだろうと国民をバカにし続ける”原子力村”の連中は許しがたい!

東京湾の汚染も着々と進行する中、計画的な移住を考える必要性を感じる。


モチベーション持続の為にご協力お願いします・・ポチっと・・・役にたってますか?
   ↓↓↓↓↓↓↓↓ココ押シテネ!
事件・事故ニュース ブログランキングへ
にほんブログ村 ニュースブログ 国内ニュースへにほんブログ村

1、3、4号機の燃料プール冷却システム停止・・・放射性物質飛散量が増加する

2013年03月20日 | 原発
18日午後7時頃停電が発生し、1、3、4号機の燃料貯蔵プール代替冷却システムなどが停止した。

19日午前1時時点で復旧のめどが立っていない。原子炉への注水に問題は生じておらず、大気中の放射線量に異常はない。

と東電から発表があった。


この停電はおかしい・・・

ケーブルに異常があったとしても、当然2重化されており大元の仮設の変圧器等のトラブル以外考えられないのだが

東電は、原因が特定出来ておらず復旧のめどもたっていないとしている。

そして、「3・4日はプールの温度が上昇し続けても大丈夫です」とまで会見で話した。

逆に言うと復旧まで3・4日はかかるということなのだろう。

また、周辺のモニタリングポストでは変化が見られないとしているが、今後復旧が遅れてプール温度が

上がっていけば、当然放射性物質の飛散量が確実に増加する。


停電から丸1日で電源の復旧がなされているが、その原因がはっきりしないという。

原因が判らずに復旧とは・・・新たなケーブル引き回しにより無理やり復旧させたのだろう。

ということは、電源の2重化などなされていないだろうし、工事自体が突貫工事で行われたことによる

弊害は、今後の作業工程の長さを考えると・・・とても不安定な状態であることは間違いない。


それにしても原因不明とは・・・根本的な大きなトラブルが存在するのではないだろうか?




モチベーション持続の為にご協力お願いします・・ポチっと・・・役にたってますか?
   ↓↓↓↓↓↓↓↓ココ押シテネ!
事件・事故ニュース ブログランキングへ
にほんブログ村 ニュースブログ 国内ニュースへにほんブログ村

新安全基準は、再稼動前提で纏められようとしている・・・事故原因不明のまま

2013年03月18日 | 原発
政権交代が行われ、原発を協力に推進してきた自民党が政権を奪還した。

安部首相は、「原発の安全性を確認できたものから再稼動を!」と声高らかに国会で明言している。

「原発の安全性」とは何だろう・・・

基本的に事故を起こした1~3号機は、燃料が水から顔を出した時間が違うために、それぞれ違う

現象が起きている。(残念ながら、メルトダウンという事象は同じなのだが・・・)

さて、新安全基準を現段階で考えるとして、福島の原発事故の反省が生かされるのか?

それは有り得ない! 個々に津波対策、電源の確保、テロ対策等は誰もが考え付くことなのだが、

その付帯設備に対する安全対策が表面化している・・・いや、意図的にそちらに目を向けさせられて

いると言っても過言ではないだろう。


本来の原発を構成するシステム自体を根本的に見直さなければいけない! と言うことを誰も

公言していないのだ。

各系統毎に、福島原発事故を想定したシステム構成を見直していくと、現段階の技術では

事故対策が出来ないことが、直ぐに分かる事なのだが、それを熟知しているはずの

原発メーカは、口をつぐんだままだ。


先日、維新の会の西田という議員が、耳を疑うような発言をしていたが・・・これは余りにも

不勉強すぎるが、原発廃絶を訴える議員達は、少しでも勉強すれば判る事なのだが・・・

余り期待できないことが判りながらも、少々期待してしまう。

例えば「原子炉建屋とタービン建屋の耐震クラスの差を何処でどのように吸収するのか?」

たったこれだけでいいのだが・・・


いずれにせよ、現状は原発事故の原因不明のまま、再稼動させるための新安全基準を作成する

ことは確かだ。


モチベーション持続の為にご協力お願いします・・ポチっと・・・役にたってますか?
   ↓↓↓↓↓↓↓↓ココ押シテネ!
事件・事故ニュース ブログランキングへ
にほんブログ村 ニュースブログ 国内ニュースへにほんブログ村

余りにもレベルの低い国会質問にあきれ果てた・・・維新の西田議員

2013年03月14日 | 原発
余りにも酷い質問! その内容は・・・

「低線量セシウムは人体に無害。医学を無視し、科学を否定する野蛮な『セシウム強制避難』を全面解除すべきだ」

医学だの科学だのと意味不明なことを質問し続けた。

この質問をするなら除染についても質問すればいいのにそれは何も触れず・・・


稚拙過ぎて何も言えねぇ~!


モチベーション持続の為にご協力お願いします・・ポチっと・・・役にたってますか?
   ↓↓↓↓↓↓↓↓ココ押シテネ!
事件・事故ニュース ブログランキングへ
にほんブログ村 ニュースブログ 国内ニュースへにほんブログ村

事故原因の追究は表面だけで終わらせる・・・根本的な原因は墓場まで持っていくのだろう

2013年03月11日 | 原発
最近、続々と事故当時の報道がされるようになっているが、全てが肝心な事を伏せての報道になっている。

1号機の水素爆発前の非常用腹水器の稼動が問題になっているが、この非常用腹水器は古いシステムで

2号機建設時には、別系統に変更されており、これは事故前の安全サイドに立っても問題があるからこそ

変更されている事が、根本的な問題であることを伝えようとはしていない。

そして、2号機については原子炉圧力を逃がすための、主蒸気逃がし安全弁の作動不良については

誰も想定していなかったと言う事だが、バルブメンテナンスの専門家の間では、格納容器の内圧が

上昇すればバルブ作動の為の窒素ガスの圧力が足りずに開かない事は、常識的に話をしていたことだ。

ただ・・・・・・・格納容器の内圧がそれ程上がるようなことは無いだろう!というのが、

これまた常識的に話されていたことだ。


これらの事を取っても事故原因を徹底的に追究する姿勢が見られない。いや、する気が無いのだろう。

東電の社員は、現場を知らない事はもう一般常識だろうが、その社員へのヒアリングをするだけで

原因が判るのか・・・・・そんな事は有り得ない!


ただ、本当に現場を知っているのは、日立・IHI等の実際に機器のメンテナンスをやっていた人間だが

その人たちは、東電に不利な事を言うことはしないのだろう。

結局は、真実は闇の中・・・・・

根本原因は、”安全神話”に寄りかかって、アグラをかいていた東電の責任であることは明らかなのだが




モチベーション持続の為にご協力お願いします・・ポチっと・・・役にたってますか?
   ↓↓↓↓↓↓↓↓ココ押シテネ!
事件・事故ニュース ブログランキングへ
にほんブログ村 ニュースブログ 国内ニュースへにほんブログ村