がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

セシウム以外も除去できる設備開発・・・今年の秋

2012年01月27日 | 原発
原発で発生する高濃度汚染水から、ほぼすべての種類の放射性物質を除去できる設備を

今年秋までに設置すると東電が発表した。

その中で東電は「現在の処理設備では主にセシウムしか除去できないが、新たな設備が稼働すれば、

骨に蓄積する危険性が指摘されているストロンチウムなども除去できるようになる」としている。

現在、基礎試験で除去できることが確認され、2月から設計を、3月から工事が始まる。


マスコミは大きく取り上げないが、事実の隠蔽がここでも発覚した。

国が除染をすれば戻れます!と言っているが、それは対象放射性物質がセシウムのみであったのだ。

プルトニウムは、質量が大きく重いため広範囲への飛散の可能性は低いが、ストロンチウムは

セシウムと一緒に広範囲へ拡散している。

ストロンチウムはチェルノブイリ原発事故処理でも、大きな障害となっていて、未だにその除去方法が

確立されていないやっかいな放射性物質なのだ。

政府は、セシウムによる汚染地図は公表しているが、それ以外の核種については公表していない。


今回の開発で、汚染水に対する放射性物質の除去がある程度できるようになった事は、

大きな前進だ。

我々が飲む水の水源地でも、今後設置される事になるだろうが・・・


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2 コメント

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お邪魔します。 (gangangansoku)
2012-01-27 09:44:24
ストロンチウム怖いですよね・・プルトニウムは重い割には、アメリカ西海岸でも観測されたようなので、では日本ではどれくらい飛んだのか・・とっても気になります。
お水に入っているものが除去できれば、体内被曝をそこで防げるので直ちに設置して欲しいものですね。
本当にそうですね。 (管理人)
2012-01-27 18:22:41
gangangansokuさんコメントありがとうございます。
仰るとおりで、いいとは言えませんが、外部被ばくは、一時的なものなので放射線源に近づかなければいいのです。
しかし、内部被ばくは、体内に取り込んでしまうと体外に排出されるまで、24時間被ばくし続けます。
また、セシウム・ストロンチウムは全てが排出されずに1%は体積してしまうので、それが積み重なるのが非常に怖いです。
飲料水に影響が出るまでには、まだ少し時間がかかると思いますが、事前に放射性物質除去装置が設置されるように頑張りたいと思います。

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