がんばれ福島原発!

福島第二原発の建設から福島第一原発のメンテナンスをしていた経験から、現在苦境にある福島第一原発の現況を分析し、応援します

2号機 放射性物質の漏れは「格納容器上部と配管フランジ部」

2012年03月22日 | 原発

福島原発の事故で東電は、昨年3月15日に原発周辺の放射線量が急上昇したのは、

2号機の原子炉を覆う格納容器の本体と上ぶたの接続部分や配管のつなぎ目から、

大量の放射性物質が漏れたことが原因だった可能性が高いと発表した。


昨年3月15日午前6時10分、敷地内で「大きな衝撃音」が発生。

ほぼ同時に2号機の格納容器下部にある圧力抑制室の圧力が大気圧を下回るゼロキロパスカルになり、

午前9時には原発正門での放射線量が毎時約12ミリシーベルトまで急上昇した。


東電の宮田浩一・原子力安全グループマネジャーは、15日午前7時の時点で、

格納容器の圧力が設計上の限度に迫る730キロパスカルあったのに、同11時には

大気圧に近い150キロパスカルにまで急低下したと指摘。

「この段階で大量の放射性物質の放出があったと推定している」と説明した。

原発からの放射性物質の放出は、この日が最も多く、風向きや雨の影響で福島県飯舘村などに

落ちて土壌を汚染した。


今回の発表内容は、地味だが今まで隠されていた真実が公表されたと解釈できる。

放射性物質が漏れた部位を、格納容器の本体と上ぶたの接続部分や配管のつなぎ目としたことだ。

格納容器のふたから漏れたのは、事故当時に指摘した通りで、圧力容器ベントにより、

格納容器内圧が上昇して上ぶたが押し上げられる形で漏れ出したのだが・・・

”配管のつなぎ目”については、地震による影響があった事を裏付ける一つの事実だ。

原子炉周りの配管は、殆どが圧力容器に接続されており、通常運転圧力(約70気圧)には

十分耐えられるはずなのだが・・・

今回の発表では、その配管のフランジ部から漏れたとされた。

とすると、地震によって配管が大きく揺れたことにより、配管フランジ部に緩みが生じて

低い圧力でも、漏れてしまった可能性が高くなった。


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1 コメント

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Unknown (コタツお父さん)
2012-03-23 14:14:31
結局原発事故の原因も何も表明されないうちに
馬鹿げたストレステストで全国の原発再稼動に向けて 稼動しようとしてる
震度や津波想定をPCで行っても何の意味があるんでしょう
想定を甘くすればいくらでも対応能力が上がります
後政治判断で認可 枝豆や(枝野)野田総理が
どんな知識を持って判断するのか?
腹立たしい 政治家はいくら札束貰って
再稼動に踏み切ってるのか
利権目的にしか考えてない政治家達に任せていいものか とっても疑問だ
政治家原発関連推進派(札束受け取ってる奴ら)将来事故が起こってしまったら徹底的に
責任を取ってもらうことが大事でしょう
今回の事故で誰が責任取りましたか?
誰も取ってないまるで天災だというような人事のような顔して そんなやつらがのさばって
又同じことの繰り返しをしてる
札束が欲しい為に 国民のことが二の次になってるとしか思えない 非国民だ国会から引き摺り下ろそう次の選挙で
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