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ワインというのは、ちょっと乱暴に書いてしまうと
葡萄を潰して絞って発酵さて瓶に詰めた物です。
そして実は、葡萄を買ってきて潰してジュースになった状態を置いとくだけで
自然界の酵母の働きで発酵が始まりワインらしきものが簡単に出来てしまうんです。
ですから、葡萄農家であれば大量の葡萄を確保していますので、、、、
ましてや、カベルネ・ソーヴィニヨンを栽培するエル・グリーン ファームであれば、
桶を買ってきて、誰か探して踏みつけてもらい(俺の足じゃ〜何なんで・・)
納屋に置いておけばそれらしい物がが出来ちゃうでしょうか。
ただし、それはあくまでもそれらしい物であって、
呼ぶとすればワインって呼んでいいんでしょうが、
人様に振る舞うのはかなり難しいでしょうね。
やはり美味しいワインを造るには
ワイン造りの技術と、ワインに対する造詣が必要だと思います。
そのうちのワインに対する造詣がなかなか難しいクリアし難い課題です。
美味しいとはなんぞやから始まって、ワインの香りや色、、、、、
まあそこまでは仮に何とかなっても、
木苺のような、、、、
カシスの香り、、、、
なんて私にはピクリとも感じられません。
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そこで餅は餅屋
ワイン造りはワイナリーということで、
私たちは葡萄栽培に集中して醸造は委託して造って貰うことにしました。
更に委託醸造することになった理由がもう一つあって
実はこちらの方が大きな理由です。
酒類製造免許
皆さんご存知かと思いますが、
先程簡単にワインらしき物がつくれると書きましたが、
ワインらしき物はお酒なので免許を持ってないと造ってはいけません。
酒税法違反で捕まってしまいます。
この免許はワインに関して言えば、キッチリと準備して正式に届出を出せば
いただけるようです。
ただし前提条件として1年間に6,000リットル(ワイン大瓶で8,000本)造らなければならないのです。
う〜ん、うちの葡萄をフル動員しても3,000リットル分、半分です。
葡萄を3,000リットル分買ってくるか、葡萄生産量を倍増するそこまでしてワインを造るか?ですよね。
私たちはワイナリーを立ち上げたいのではなく、
オリジナルワインを造りたかっただけでしたから即却下です。
しかし酒類販売免許には特区という制度があり、どぶろく特区・ワイン特区などがそれに該当します。
特区は結構多くの市町村が取得しているようで、おとなり長野県では17市町村がワイン特区です。でも新潟県はゼロ。。。。。。
この特区になると、6,000リットルの条件が2,000リットルに緩和されるので、
かなりハードルが低くなりエル・グリーン ファームの収穫量で賄えかなり現実的になってきます。
ただ私たちには最初に書いた理由もあるので、今のところこれ以上特区について調べもしていないし、もちろん南魚沼市への働き掛けもしていません。
そんな理由で、やま庭のワインは伊那ワイン工房さんに委託醸造してもらっています。
by みそ
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