玄関.Jpの高田です。
私は気が小さいので、失敗をしたくない。
食事に行く時も、おおよそ同じ店を幾つかローテーション。
そして、おおよそその店では、このメニューとだいたいワンパターン。
他のものを頼むことなどまずない。
特に季節限定メニューなどには興味なし。
このように、保守的で非常にプリミティブな思想の持ち主である。
なので、趣味だと言い切っている読書も相当吟味の上で購入することが多い。
お気に入りの作家ならば、即購入もあり得るがその他の本は、
熟慮の上、立ち読みで10ページくらいは読破したうえでの考慮となる。
そんな中、極親しい友人から一冊の本を進められた。
星野源「蘇る変態」
かなりバカな本である。
こんなことまで、おじさんの本音を書きこむなよ!と言いたくなる。
そして、ストイックに自分を追い込まなくては良い仕事ができない男の性を、
とても素敵なウィットにとんだ文書に変換している。
かなり追い込まれた時の苦しみもだえる男の叫びを、
軽いジョークで笑い飛ばしている様に見せている姿がまたせつない。
追い込まれ過ぎた彼は、後半では倒れてしまう。
しかし、その闘病記の苦しみの中に、本当はきつく、辛く、
泣くしかない状況なのにもかかわらず、粋な男を演じている。
とても、多くの事を感じた本でした。
プリミティブな私に新たな刺激を与えてくれる本を、
さらっと紹介してくれる友人がいるのはありがたい。
そして、星野源とも相当仲良しの友人になれる事だけは間違いない。
リフォーム業界の大物(ハウスメーカー・建材メーカー・新聞社)からの推薦状!
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