メシアン、オリヴィエ(1908-1992)/Turangalila Symphonie: Previn / Lso +quatuor Pour La Fin Du Temps: Loriod Etc
1977年のプレヴィン・ロンドン響・ベロフによるトゥーランガリーラ交響曲の録音です。これ以降何枚かこの曲の録音は出ていますが、これを超えているものはあるでしょうか。ベロフの存在が大きい。メシアンを弾かせてこのころのベロフに対抗できる人は今ではエマールくらいなのでしょうが、メシアンの音楽への順応度というか、センスが違うという気がします。
オーケストラの響きが派手です。きらきらしてます。強力な金管群が支えています。打楽器やオンド・マルトノもど派手です。
録音もこの当時のものとしては、すばらしいものだと思います。
こういう名演を今は1300円でCD2枚で世の終わりのための四重奏のおまけまでついて手に入れることができます。良い世の中になったものです。