子宮体ガン治療体験記

生理不順をきっかけに、ガンを告げられ、手術しました。このブログは患者側からの子宮体ガン治療体験記です。

術後3日目

2010-07-10 18:55:00 | 入院
術後3日目の午前中回診時の処置

●傷口のテープを剥がす

●ドレン管をぬく
 (簡単にはずれないようにと糸でとめてあったので、抜糸あり。)

●背中の管をぬく

自分の部屋のベッドの上での処置で、あっという間に終わった。
ちょっとすっきり。
が、からだにはまだ、点滴と排尿管はつけられたまま。

あいかわらず、おなかには突っ張り感があった。



が、しかし、、、
背中の管を抜いてから、しばらくして、なんか、おなかまわりに痛みが戻ってきた。
おそらく背中からの痛み止めがなくなったためだろう。

それにしても、どんよりとした痛み。

そのうち、なんか歩く気力もなくなってくるようなじわじわとした痛み。
激しい痛みではなかったが、看護師さんに相談した。
すると、痛み止めを点滴から処方しましょうということになった。

点滴からの痛み止めは、しばらくして効き始め、
ようやく、痛みが落ち着いてきた。

結局、この追加の痛み止め、夜寝るときにもお世話になった。



この日は、からだ拭きに加えて、看護士さんによる洗髪もあり。
美容院のシャンプーとは違い、仰向けではなく、
いすにすわって、前かがみの状態での洗髪だった。
おなかをまげることに、少々不安はあったが、洗髪は気持ちよかった。



昼から、流動食が開始となる。
ようやく口にする食べ物。
噛みごたえはないが、ちょっとうれしい。
なにも食べていない時は、やたらに口の中がべたついていたが、
流動食とはいえ、食事がはじまると、その不快感も徐々に解消されていった。

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夕食時、アクシデント発生!!
点滴がうまく落ちなくなったのだ。

昨夜あたりから、調子は悪かった。
漏れているかも、という疑いはあったが、点滴自体あと2日ということで、
なんとかこのままで続行しようというのが、その日の当直の看護師さんとの共通意見だった。

針の差し替え、、、痛すぎる(看護師さんも同情してくれた)

でも、この時すでに、点滴をしている方の手の指がすこし腫れていた。
左右を比べてみると、左の方がぽっちゃりしている。
ただ、点滴漏れって、管をさしているすぐ近くでこぶのようにふくれてくるものだと思っていたので、
報告はしていなかった。
それで昨日は、管はそのままにして、接続部分を取り換える応急処置でなんとかしのいだのだ。

が、今日になって、あと1日という時になって、とうとう点滴が落ちなくなってしまった。
とりあえず、ナースコールをした。
看護師さんは、点滴関係をひととおりみて、ちょっと迷ってたみたいだけど、
漏れているから取り換えましょう、ときっぱり言った。

あとすこしだったのに。。。。

とりあえず、もれている方の管を抜いてもらい、針後を指で抑えて止血した。
看護師さんは、ちょっと待っててね、というとその場から離れた。
止血しながら待っていたが、止血の仕方がまずかったらしく、
血液が勢いよくピューっとでてきてしまった。
げっ、、、、

あわてて、力込めて止血した。。。 焦った~~~

しばらくすると、看護師さんが、担当医ではないのだが、ドクターを連れて、戻ってきた。
点滴専用のドクターなんだ!!
(そんなことないのかもしれないけど)

このドクター、とって~~~も、手慣れた手つきで、血管をさがし、
見事1発で、点滴準備完了!
おおぉぉ~~、かっこいい!!

さらに、止血の仕方も教えてくれた。
力込めて抑えりゃいいってもんじゃない。
針後だけを、親指で、抑えてれば十分。
へんに、指2本で抑えようとすると、指と指の間に針後があるってこともある。
と。

そっか、、止血って、ガーゼを抑えることって思ってたからな、
針後を意識することが大事なんだ。。。
この年になって、はじめて知った。。。


一件落着。。。


その後、同室の人と話をしていると、
結構みんな、点滴では、痛い目にあってるらしい。。。